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今の仕事を辞めたいんだけど、
なかなかタイミングが掴めなくて言い難い・・・
ずっと悩みながら過ごすのって嫌ですよね。
気付いたら何年も経っていないでしょうか。
好きでもない仕事を続けてもつまらないし、
人生は限られた時間しかないので勿体ないです。
では、なぜ辞めるのが言い難いのかと言うと、
実は心の準備が整っていないからなんです。
これはまだダメとかじゃないですよ。
本能的にブレーキが掛かってしまうんですね。
今回は心のブレーキが掛かる正体を解明し、
その上で乗り越える方法をお伝えします。
それによって自分自身の理解が深まり、
人生のあらゆる場面で自分の感情と向き合って、
心理的な壁を乗り越えることができるでしょう。
前回は、付け焼刃的な一時しのぎの方法ではなく、
脳の機能を活用した根本的な解決についてでした。
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なぜ辞めたいのに言い難い気持ちになるのか
僕は30歳になってから5年ほど、
地元の工業団地にある製造業で働いていました。
その中でも31歳くらいから3年間ほどは、
部署異動によって地獄のような日々を送ってました。
理由は人間関係の孤立化と班長からのパワハラです。
また業務もマシンオペレーターと言って、
職人のような精密機械を操作する業務を担当され、
毎日神経がピリピリして精神的に苦痛でした。
あまりに忙しく月100時間の残業に加え、
休日出勤や夜勤が暗黙の了解の如く通っていて、
有無を言わさず従わされてました。
なので毎日仕事を辞めたいと思ってました。
特に班長からの執拗なパワハラ被害を受けた時は、
翌日からの出勤がかなり億劫でしたね。
いちいち言ってくる一言一言が神経に障り、
怒りが頂点に達して頭が真っ白になることもあり、
そんな日は家に帰るとドッと疲れが溜まりました。
そんな精神的苦痛な日々を味わい続けても、
僕は仕事を辞めることができなかったんですね。
後から冷静に振り返ると理由はこうでした。
潜在意識の現状維持機能に負けていた・・・
ということだったんですね。
あなたが仕事を辞めたいけど言い難いのは、
変わりたくないという本能に邪魔されるからです。
これはどんなに目の前の状況が違っていても、
実は心の中では同じメカニズムが働きます。
この心理的な盲点に気付かなければ、
なかなか思った通りの人生を生きれないんですね。
そもそも脳には潜在意識と顕在意識があって、
- 顕在意識 = 全体の3~10%程度
- 潜在意識 = 全体の90~97%程度
と言われており、
潜在意識の力で押さえ込まれてしまうのです。
なので僕達がいくら意識的に努力しようとしても、
潜在意識を上手く活用していかないことには、
何をやっても思った通りの結果を出せないのです。
辞めたいけど言い難い気持ちになり、
結局何年も引きずって辞められないのは、
こうした脳のメカニズムが働いているからです。
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人生プランを明確に立てることがカギとなる
もし転職先でやるべきことが鮮明に分かり、
そして確実に成功できると確信があるとしたら、
思い切って行動できると思いませんか?
上司に言い難い気持ちなんて関係なく、
堂々と自分の意見を押し通すことができ、
何年も今の職場に留まらないはずです。
仕事を辞められないのはあなたが悪いのではなく、
先程お伝えした脳の機能を知らないからなんです。
なので先のことを明確にする必要があるんですね。
原因を理解しなければ解決できないからです。
それは風邪を引いて病院に行ってみたけど、
胃薬を処方されて症状が改善されないのと一緒です。
原因が分からないことほど困難なものはありません。
それと同じで仕事も辞められないんですね。
ではその上でどうすればいいかなんですが、
それは極めてシンプルなことで、
自分の人生プランを明確にすること
たったこれだけなんです。
これは言わば土台作りようなものです。
人って先の見えないことは極端に怖れるからです。
これも潜在意識の現状維持機能によるもので、
先の見えない不透明なことはストップが掛かるのです。
なぜなら、その先を危険と判断するからです。
例えばYouTube動画を観ていると、
もの凄く高い場所を歩いてる動画とかありませんか?
あれって僕達からすると恐ろしく感じますよね。
爽やかな笑顔でやってて不思議ですよね。
けど本人達からすれば全然平気なんです。
なぜなら高い場所に慣れているからなんです。
当たり前になってるから脳も安全と判断するんです。
なのでこのことから言えることは、
人が何かに恐怖や不安を感じるのは相対的である
ということなんですね。
ということは仕事を辞めたいけど、
言い難くていつまでも会社に留まってしまうのは、
あなたが向かおうとしてる先が曖昧だからです。
だから脳が危険と判断してブレーキを掛けるのです。
勿論、いくら先のことを明確にしたからと言って、
実際に行動に移さなければずっと不安なままです。
ですが、そんなこと言ってしまえば、
「結局は行動かよ!」
と、思ってしまうかもしれません。
けどスポーツする時のことを考えてほしいんです。
技に挑戦する時は必ずイメージをしてるはずです。
そして行動するから当たり前にできるわけです。
例えばスノーボードでジャンプするにしたって、
明確にイメージできるほど自分に自信が持てます。
イメージが曖昧なままだと不安になってしまうんです。
先のイメージを明確にして行動が大切なんですね。
会社で働きながら辞める準備をする2つの段取り
ここまでで仕事を辞められないのは、
潜在意識の現状維持機能に引っ張られるからで、
それには先のことを明確にしていく必要がある・・・
ということをお伝えしてきました。
ここからは僕自身が、
実際に人生を好転させたお話をしていきます。
僕はこのままではずっと苦しいままと思ったので、
ネットで人生を変える為の方法を探してました。
そこで見つけたのは以下の2つでした。
- 自宅でできるネットビジネスで副業をする
- 転職サイトに登録して常に情報を得る環境作り
それぞれにはメリットとデメリットがあり、
実はそれぞれが補い合う関係に気付いたのです。
では、それぞれ説明していきます。
1.自宅でできるネットビジネスで副業をする
これは会社とは別の収入の柱を作ることです。
特にブログで収入を得るビジネスモデルは、
長期的に安定して収入を得ることが可能です。
ただし、桃や栗や柿の木のように、
実がなるまで育つのに時間が掛かります。
一度育ってしまうとずっと実がなり続けるのですが、
それまで最低でも半年は我慢する必要があります。
関連記事:
2.転職サイトに登録して常に情報を得る環境作り
僕の経験としては転職サイトには、
魅力的な案件が多いように感じました。
勿論、職種によるところもあるとは思います。
ただ転職サイトは常に最新の情報が得られるので、
次の仕事をパッと見つけやすい特徴があります。
だけど辞めて次の仕事に就くまでは、
収入の面で不安定になるのが気になるところです。
その期間を乗り越える貯金をするのも大事ですが、
それでも不安は拭えないのは事実です。
関連記事:
僕はこの2つを軸に行動してました。
最終的には独立するという選択を選びましたが、
副業をしながら良い条件の仕事があれば転職する。
これなら独立なんかよりハードルは低いです。
このように考えて1つの会社に頼り切るより、
自分のことは自分で助け起こす意識は大切です。
今後、そうした考えが身を助けるのは確かです。
会社が何とかしてくれるという安易な考えは、
企業も余裕がないのでますます通用しなくなります。
路頭に迷ってから行動したとしても、
生活が困難な辛い状況に陥ってしまいます。
就職難民のドキュメンタリー番組なんかありますが、
これって決して他人事ではないんですね。
不安や恐怖の感情に負けず自然と行動できる自分に
本日のまとめ:
- 辞めらないのは潜在意識の現状維持機能
- 人の不安は相対的で先の未来を明確にすること
- 仕事を辞めるための段取りをすること
ということで今回は、
仕事を辞めたいけど言い難いというテーマで、
その理由は心の準備が整っていないからであり、
潜在意識でブレーキが掛かってしまうから・・・
ということでお伝えさせて頂きました。
解決としては先の未来を明確にすることで、
明確にするには2つの段取りを行うことによって、
言い難い気持ちを取り除いていくわけです。
けど結局上司に辞めることを伝える瞬間って、
不安や恐怖などのいろんな感情は出てきます。
だけど、段取りをすることで感情が出てきても、
不思議と行動に移せる自分になれるんですね。
なぜなら段取りを行っている裏付けがあり、
それが根底からの自信に繋がっているからです。
人って最初から自信が持てることは稀な話で、
行動を積み重ねていくことで自信が生まれるので、
ぜひこのことを意識してほしいと思います。
なので今日の内容は頭の中に入れておき、
時々でもいいので意識して思い出してみて下さい。
その意識だけでもものの見方が変わってきますよ。
本日もお読み頂きありがとうございました。
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