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入社したばかり 辞めたい

 

2010年6月の初夏の季節、

僕はある製造業の会社に派遣社員として入社しました。

だけど、入社して僅か1ヶ月で7キロも痩せるほど、

過酷な労働環境と人間関係のプレッシャーに悩まされました。

 

「入社したばかりだけど、もう辛くて辞めたい・・・」

「けど、ここで辞めたら生活ができなくなってしまう・・・」

 

このような板挟みの状況に苛まれ、

僕に残された選択肢は心にフタをしてしまうことでした。

 

入社したばかりで辞めたいと思うのは、

弱いとか甘いとか世間の一般論だけが正しいのでしょうか。

 

しかし、耐え続けたところで失うことが多い・・・

 

そんな事実だってあるのです。

実際に僕はそんな会社をその後5年間続けてきましたが、

5年後に仕事を辞めて残ったのは苦しかった思い出だけでした。

 

あなたは入社したばかりの会社で、

どのような辛さを背負って今辞めたいと思っているのでしょうか。

今回は、そんなあなたにアドバイスをお伝えできればと思います。

 

前回は、毎回悩まされる連休明けの仕事への嫌な感情に対して、

それを乗り切ろうと頑張っていはいけない理由をお伝えしました。

連休明けに仕事に行きたくないのに耐え続けるべきなのか?

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気が付けば何をやってもダメ

 

冒頭でもお話ししましたが、

僕は入社したばかりの会社で1ヶ月で7キロも痩せました。

 

その理由は社内に異常に厳しい人間がいる噂を聞いてたからです。

その異常に厳しい人間から仕事を教わらないといけなかったのです。

最初に顔を合わせた一発目から嫌ぁなオーラが漂ってました。

 

「よろしくお願いします・・・」

 

と所見なので挨拶すると、

 

「ああ・・・」

 

このたった一言だけでした。

一言というよりは、ただ挨拶に反応しただけです。

また他の社員にキツく当たっていたの目の当たりにして、

余計に逆らっては立場が苦しくなるとプレッシャーがありました。

 

さらに班長から入社して1週間も経っていないのに、

いきなり明日からしばらく夜勤をしてくれと言われたのです。

僕は夜に弱くて起きておくことが苦痛でたまりませんでした。

その上、プレッシャーの強い先輩と一緒だったのです。

 

神経を張り詰めて仕事をし、

そして夏場の夜勤で食欲も完全になくなってしまい、

気が付けば1ヶ月で7キロも痩せてしまいました。

 

「大丈夫?」

「どうしたん?」

 

やっと日勤に戻った時に、

日勤の人間の僕を見る人達が驚いていて気付きました。

というのも完全に感情にフタをしてたので自覚がなかったのです。

しかも防護服を着て分からないはずなのにビックリされました。

露出してる目元だけでもはっきりと分かったんでしょうね。

 

だけど、入社したばかりの会社が嫌で辞めたい時って、

仕事だけじゃなくいろんなことがダメになってませんか?

たとえば家族との関わりが以前よりも暗くなってしまったり、

友人との付き合いも1人だけとか1人もいなくなったとか、

今頑張ってることが手が付けられなくなってしまったりとか。

 

僕もあれだけたくさん遊んだ仲間がいたのに、

友達と呼べるような人間との関わりがなくなってました。

それにストレスから甘い物に依存して無駄遣いしたりと、

 

気が付けば何をやってもダメな状態になってたのです。

 

入社したばかりで辞めたいと聞くと、

状況を知らずに露骨に甘えとか弱いとか言う人がいます。

けど、あなたが耐え難い苦痛に我慢してるなら話は別なのです。

なぜなら、その先にあるものは決して良いことではないからです。

 

 

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自分の中にあるパターンに気付くということ

 

仕事が上手くいかないと、

何をやっても自分ってダメだと思ってしまいませんか?

少なくとも今の自分を認めることが難しいですね。

 

「どうしてこんな状況になったんだろう?」

「どこで間違ってこんなに苦しくなったんだろう?」

 

何が原因なのかさえ分からないし、

どうやって打開すればいいのかも分からないですね。

それに入社したばかりなので辞めると言い辛いというのもあり、

我慢するか辞めるか迷いの渦中に巻き込まれてしまいますね。

まるでこの世にいるのに、地獄にいるかのようです。

 

けど、あなたは頑張れない自分をダメだと思ってませんか?

ここで自分のパターンに気付いてほしいのです。

 

自分をダメだと決めつけると自分は「罪」を犯すことになるので、

そんな自分は「罰」を受けなければいけないとなってしまうのです。

 

日頃から自分のことを否定する癖をお持ちではないでしょうか。

自己否定することが習慣になっている人の特徴的なパターンは、

自分を否定することで上手くいかない状況を引き寄せてしまいますが、

本人はそれを全く自覚できないので状況に振り回されるのです。

 

そして入社したばかりの会社を辞めたいというのは、

無意識に自分に対して罰を与えなければいけない・・・

このようなパターンが潜んでたりするのです。

 

これは無意識レベルで行われるので自覚できないんです。

見出しには自分のパターンに気付くことなんて難しく言いましたが、

 

要は自分のことを過剰に否定しませんか?

 

このことに対して自分を振り返ってみるだけのことです。

自分を否定したまま何とか状況を打開しようとするのは、

サイドブレーキを掛けてるのに車を走らせるようなものです。

 

 

合ってなければ結局はその場から離れてしまう

 

入社したばかりでは、

その会社が自分に本当にあってるいるのか・・・

そんな深いレベルでの判断は難しいかもしれません。

 

僕もそんな能力はないので言えることはありません。

けどこれまでの経験上において言えることはあります。

 

それは自分に合う仕事でなければいずれ離れてしまう・・・

 

これは我慢するか離れるかの2択に分かれます。

入社したばかりのあの頃は辛くて仕方がなかったのに、

辞めたいのを我慢して仕事に必死に耐えてきて、

人間関係だって良くしようと無理してでも頑張ってきたのに、

 

一体何のために自分は生きてるんだろう・・・

 

こんな自分の生き方への空しさと、

そして慣れた環境を手放せない葛藤に悩んでしまいます。

その葛藤を生活のためだとか言い訳をして自己説得をしても、

やっぱり会社のために自分を犠牲にするなんて嫌だ!

 

僕の場合は仕事以外のプライベートの時間を使い、

心理学セミナーやコーチングスクールに通ってスキルを学び、

300人セッションやセミナー講師など失敗は繰り返しましたが、

2014年1月からインターネットビジネスの世界に本格参入し、

独立するという自分の望む生き方へ変えることができました。

 

結局は合ってなければ離れてしまうか、

離れられなければ一生葛藤の中で生きてしまうか。

そのどちらかになるのではないでしょうか。

 

 

辛い今の状況を抜け出すには?

本日のまとめ:

  • 気が付けば何をやってもダメ
  • 自分の中にあるパターンに気付くということ
  • 合ってなければ結局はその場から離れてしまう

 

入社したばかりですぐ辞めてしまう癖がある人は、

環境の変化に敏感で辛くなるというのがありますが、

それでも頑張って続けたとしても、

 

そこが自分と合ってなければ苦労するばかりです。

 

けどそれは入ってみなければ分からないことでもあります。

あなたが今の辛い状況から抜け出すには何をすればいいのか?

 

それは、そうした環境を通して自分を知ることです。

 

自分を知ることで本当は何がしたいかも見えてきます。

辛い環境だって人間はしばらく居れば慣れてくるものです。

また時間だって24時間ずっと会社に居るわけでもありません。

残業が多くてもプライベートの時間は必ずあります。

 

そこで自分の自由に使える時間を使って、

自分のやりたいことを探すための行動をするのです。

 

僕だって毎月100時間の残業をやり、

日勤夜勤の週交替で体調管理も難しかった中でも、

自分の生き方を模索してプライベートで動き続けました。

 

生き方レベル、環境レベルのことを、

パッと簡単に変えたくなる気持ちがあるかもしれません。

だけど長期目線で自分を知っていく意識は大切なことだと思います。

それが辛くて辞めたい仕事から根本的に抜け出す方法です。

 

楽しい未来が訪れることを祈っています。

 

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