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今の会社が辛くて限界・・・
けど生活があるから辞められない・・・
僕もこのジレンマに悩んだことがあります。
いつの間にか苦しい状況になるんですよね。
けど自分の課題を見つけられないままだと、
年齢を重ねていくごとに辛くなってしまいます。
今回は今ある状況の課題は何かを見つめ、
その上でどうすれば解決するかをお伝えします。
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ある時期から辞めるのが怖くなった
僕は20代後半から地元の工業団地で、
電子部品関係の会社に派遣社員で働きました。
仕事が苦痛になったのは30歳を過ぎたあたりで、
その頃は新しく配属された部署に入ってました。
理由は以下の記事で詳細を書いてますが、
班長からの執拗な嫌がらせです。
この会社は派遣社員を見下す社員が多く、
自分がパワハラを受ける立場になるなんて、
社会人でいじめを受けたことがなかったので、
こんなに精神的苦痛だとは思いませんでした。
ただ環境や立場が違うだけで…
またそんな状況だったので、
周りの社員も僕には関わらないように立ち回り、
完全に孤立した状態になっていきました。
僕も僕で前の職場を辞めて、
借金背負って実家に戻ってからのスタートで、
自信を失って他者との関わりを避けてましたが、
そんな自分の精神状態も理由だったと思います。
とは言えこの会社の派遣社員に対する、
迫害というか嫌悪というか明らかに粗末なもので、
表に出さなくても完全に差別をされてました。
このような環境に身を置いて僕が驚いたのは、
ただ置かれた立場が違うってだけのことなのに、
性格や能力と関係なく判断されることでした。
最初の入り方で自分の方向が決まることに、
物凄く虚しさと諦めを感じてました。
またこんなにも辛い思いをさせられることに、
憎しみより気持ちが疲弊して沈む一方でした。
辞めようと転職を試みたが…
こんな苦しい会社には居続けられないし、
当然、将来なんて考えられるはずもありません。
なので僕は転職することが常に頭にありました。
特に班長からの嫌がらせが酷かった日です。
頭が真っ白になるくらい怒りが頂点に達しても、
その後の立場が不利になることを想像してしまい、
怒りをグッと飲み込んで抑えてしまうんですね。
なので家に帰ってすぐさまパソコンを開き、
転職サイトに登録して目ぼしい仕事を見つけて、
その日のうちに面接希望のボタンを押してました。
そして面接を受けて内定も貰うこともできました。
ですが後は辞めることを伝えるだけなのに、
なぜか急に辞めるのが怖くなってしまうんです。
なので結局辞めずにずっと働いてました。
こんなことを3年間の間に、
1度や2度じゃなく幾度も繰り返してました。
登録した転職サイトも結構な数でしたね。
分かってて辞められない理由
この時の僕の精神状態なんですが、
最初は辞めよう!って強い決意で臨むんです。
けどいざ転職の話がリアルになってくると、
- もし人間関係で悩まされたら
- もしついていけなかったら
- もし続けられなくなったら
- もし会社が急に倒産したら
- もし面倒な部署に配属されたら
- もし精神的苦痛に悩まされたら
- もし体力的に続かなかったら
こんな感じで不安ばかりが頭を渦巻き、
進みたいけど前に進めなくなってしまうんです。
この「もし」っていう余計な未来予測によって、
何度も何度も足止めされるのを経験しました。
更にこうした精神状態になってくると、
「何だかんだで働けるよな!」
「確かにしんどいけど良いとこもある!」
「ここで頑張ってもいいんじゃないか?」
こんな感じで自分の中で言い訳が出るというか、
できない自分を正当化するような思考が出てきて、
それによって転職サイトで担当してもらった人に、
いろんな言い訳を考えて転職を断ってました。
けど今のままだとダメだと分かってました。
それなのに勇気を出して一歩踏み込めないんです。
あの頃は本当に仕事や自分に悩んでましたね。
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本当の問題はどこにあるのか
さて、当時のことを振り返ってみて、
僕には一体どのような問題があったのか?
についてこれまで考えてきました。
そこで改めて分かったことが、
自分の感情に振り回されていた
ということだったんです。
人って辛いとか苦しい状況に陥ると、
冷静さを失って一時の感情で行動しがちです。
よく焦って行動すると失敗するって言いますが、
感情って時として自分の首を絞めることもあり、
しっかり自分と向き合う必要があるんですね。
会社が辛くて限界っていう状況。
これは感情が物凄く揺さぶられやすいです。
ネガティブに感じる感情の割合が圧倒的に多く、
それによって判断力も鈍ってしまうんですね。
どうやって乗り越えればいい?
ではこうした状況に陥ってる時に、
どのように考えて行動すればいいのかですが、
まず気持ちの整理をすることが最重要です。
では具体的にどう整理するかと言うと、
辛い時に考えて行動しないこと
これだけです。
まずはこれだけ頭に入れておくだけでも、
感情に流された誤った判断を防げるんですね。
当時の僕の大きな失敗だったのは、
班長に特に強く嫌がらせを受けた時でした。
そのまま家に帰って転職サイトに応募をして、
面接を受けにいこうとしたことでした。
完全にネガティブな感情で判断し、
感情が落ち着いてきた数日が経った頃には、
片方に振り切った針が今度は戻る力学が働き、
それによって転職への意欲が削がれてました。
代わりに今の環境を手放す不安感が襲って、
結局は元の鞘に戻ることを何度もしました。
僕は完全に自分の感情に振り回されてました。
なのでここで強く言いたいのは、
辛い時に考えて行動しないこと
ということなんですね。
大事なことなのでもう一度言いました。
土台があると意外と抜け出せる
これまでは内面的な話をしました。
これはこれで超重要なことでありますが、
一方で具体的な解決策も知りたいですよね。
これに関しては以下の記事に書きました。
3つの方法を紹介してます。
いずれも簡単なことなのでぜひご覧下さい。
仕事が辛くても辞められない人の多くは、
そのほとんどが経済的な理由だったりします。
実際に僕も生活ができなくなる不安によって、
辞めることも転職することもできませんでした。
けどもし辞めても生活に困ることがなかったら?
もし転職に失敗しても生活が困らなかったら?
気軽に辞めれるし転職の不安もなかったんです。
具体的な行動で課題を越える
けど僕達は仕事で精神的苦痛に陥った時、
どのように対策を取っていいか分かりません。
そんなことは誰にも教わってないからですね。
なので行き当たりばったりな行動を取ったり、
問題の本質とはズレたことをしてしまったり、
そのせいで余計に状況の悪化すら招くんです。
ただでさえ辛いのにそれって嫌ですよね。
なのでまずは知識を付けることです。
そして今の自分にできることを少しずつ、
ほんの少しずつでいいので行動していくこと。
わずか数日でことが片付くなんて思いは諦め、
腰を据えてじっくり取り掛かることです。
人生の課題を先延ばしにしない
今ある辛いことや苦しいことって、
そこには人生を大きく変えていけるほどの、
ヒントのようなものが眠っていたりします。
なぜそこでつまずいてしまうのか?
そこに人生の課題があるから
ということはよく言われてることでもあります。
そんな僕も偉そうに記事に書かせて頂いてますが、
僕にも僕なりに今課題を抱えて生きてますし、
乗り越える為に必死に今を生きています。
嫌いな人間や嫌いな仕事なんて、
いくらでも逃げて構わないと思ってます。
けど自分には正面から向き合う
このことだけは忘れてはいけないし、
僕はこの先もずっと大事にしていきます。
その方が自分で自分の道を切り開くことができ、
未来が楽しくなっていくのも間違いないからです。
ということで今回はここまでにします。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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