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どんな状況でもブレない精神力。
人前でも緊張せず堂々と会話が出来る。
精神的に強い人には何があるのでしょう。
どうすればメンタルを鍛えられるのでしょう。
前回の仕事の精神的苦痛と経済的安定~では、
実は経済的安定を求めても本当の安定は得られず、
両方とも安定を得る為の方法についてでした。
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精神的に強い人の特徴
実は肉体的な強さの概念とは全く異なります。
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本当の意味で精神的に強いとは?
間違いなく言えることは、
どんなに精神的に強い人であっても、
最初から強い人はいないということです。
あなたもこんなことを聞いたことはありませんか?
「本当に強い人とは人の痛みが分かる人だ!」
つまり痛みを乗り越えた人が、
本当の意味で強いということなのです。
なので自分が痛みを経験しなければ、
他人の痛みなど理解出来ない訳です。
これが精神的に強い人の特徴です。
肉体的な強さと精神的な強さ
また強さには二通りの意味があって、
それは肉体的に強くなることと、
精神的に強くなることがあります。
どちらが重要かと言えば、
優劣関係なくどちらも大切です。
確かに肉体的な強さは、
鍛錬で誰でもある程度は強くなれますが、
肉体と精神は互いに影響し合っています。
風邪を引けば心も弱りますよね。
一方で心の痛みは一度経験すると、
トラウマになってしまうこともあります。
生き方に大きく影響するものでもあるんですね。
それだけに精神的な強さはデリケートです。
ではどうすればメンタルを鍛えられるのでしょう。
1、精神的強さに必要なメンタルマッスル
身体に筋肉があるように心にも筋肉があります。
心の筋肉を「メンタルマッスル」と言います。
このメンタルマッスルを鍛えるには、
身体の筋肉と同じようにトレーニングをします。
身体の場合は筋肉に負荷を掛けて筋破壊を起こします。
そして栄養のある食事や睡眠で身体が強化されていきます。
メンタルマッスルを鍛えることも全く同じ理屈なのです。
「なんだ、結局自分がやらなければいけないのか・・・」
もしかしたらあなたは、
何かテクニック的なものを期待したかもしれません。
テクニックとは道具と同じように扱う人によって、
得られる効果や効力が異なってきます。
自分と言う土台作りが前提にある
ただ自分という土台を無視してテクニックに走ると、
テクニックに溺れてしまうのはありがちなことです。
また以前よりも状態が悪くなるケースもあります。
まず土台を整える為にメンタルマッスルを鍛えること。
土台が前提の上でテクニックと知っておく必要があります。
これが精神的に強い人の考え方の特徴です。
2、今の自分を受け入れるということ
人は感情の生き物です。
なので他人と比べて一喜一憂することがあります。
それ自体は決して悪いことではないんです。
それに精神的に強くなりたいと思う気持ちも、
誰かや何かと比較するから思えることなんです。
強くなりたいという気持ちも比較があるからです。
このように思うことは健全な考えなんですね。
自分を受け入れられない人とは?
というのも人間と言うのは、
比較することで現実を把握しているからです。
自分に対する認識もセルフイメージも何もかも、
全ては比較して把握することで成り立ちます。
これは脳の機能なのでそういうものです。
けど人と比べると苦しくなるケースもあります。
では何が問題になってくるのでしょうか。
それは他人と比べた時に、
自分の内から湧き出るネガティブな感情です。
例えば他人と比べた時にやる気になる場合、
自分の内からポジティブな感情が出てきます。
それだとモチベーションが上がりますよね。
自分を受け入れる精神的な強さとは?
だけど比べた時に負けた気分になるとか、
不安や焦りの場合はどんどん辛くなります。
これは精神的に強い人でも同じように感じます。
ではそんな時にどうしているかと言うと、
今の自分のありのままを受け入れる
ということを意識してるんですね。
誰かと比べてネガティブな感情になるのは、
実は自分を否定することに繋がります。
なのでネガティブな感情になった時は、
まず自分を受け入れることから始めるのです。
これって何も難しいことではありません。
「そうか、ちょっと嫌な気持ちになってるんだな・・・」
このように今の自分を認めるだけです。
そして感じている感情を素直に感じてみるのです。
人の感情は常に動き続けているので、
味わっていると次第に変化していきます。
この自分の感情を味わうという行動が、
自分を認めるということなのです。
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3、失敗に対する考え方を変える
誰もが失敗はしたくないものですね。
また日本の教育も失敗しないことを教えます。
あなたも学生の頃、黒板に答えを書きに行くのが、
嫌に感じたことはなかったでしょうか。
僕は常に嫌で逃げたこともあります。
何が失敗への恐れを強く感じさせるのか
ただここに非常に重要な落とし穴があって、
それはいつの間にか「失敗 = 悪いこと」、
と刷り込まれてしまっているのです。
だけど実際に現実はどうでしょうか。
例えばスポーツひとつとってみても、
最初から上手くできるはずがありません。
何度も何度も失敗しながら、
反復練習を繰り返して上達していきます。
結局、人が精神的に強くなるには、
- 恥ずかしい
- 怖い
- 不安
などの失敗によって痛みを伴う経験をして、
それを乗り越えて強くなっていくのです。
問題は失敗によって心が萎縮することです。
失敗に対する価値観を変える簡単な方法
それに拍車を掛けているのが、
「失敗 = 悪いこと」の刷り込みです。
だから失敗への恐れで前に進めないのです。
では精神的に強い人はどう考えるかと言うと、
「ま、別にいいや!」
たったこれだけなんです。
あまりの呆気なさに拍子抜けしたかもしれません。
要するにもし失敗することがあっとしても、
深刻に受け止め過ぎないようにしている
ということを意識してるんですね。
好きな人に話し掛けて上手くいかなかったら、
ショックを受けて深刻な気持ちになりますが、
好きでもない人に話し掛けて上手くいかなくても、
傷付くどころか別にどうでもいいですよね?
つまりそのことに対して、
どう受け止めているかに気付くことが大切です。
そして意識的に、
「ま、別にいいや!」
と思うようにすることだけです。
最初は感情に引っ張られていたとしても、
意識的してるうるに自然とそう思えるようになります。
また失敗への怖れで自分に自信が持てない人は、
怖れの原因や解決法を書いてますので参考にしてみて下さい。
4、コンフォートゾーンを抜け出す
コンフォートゾーンとは安全地帯のことです。
だけど本気で精神的に強くなりたいなら、
この安全地帯から出なければいけません。
心地の良い領域から出る必要があるのです。
精神的な鍛錬とは何をすることなのか
やはり苦しいとか辛い経験をすることで、
人は精神的に強くなれるのです。
だからと言って何でも辛い経験をしろ!
と、言いたいわけではないんですね。
むしろそれだとトラウマになり兼ねません。
それに肉体の鍛錬と違って、
精神的な鍛錬はやり方が異なるんです。
では精神的に強い人はどうするかと言うと、
緊急じゃないけど重要なこと
ここと積極的に向き合っていくようにしています。
要するにやった方が良いと分かってはいるんだけど、
腰が重たくてやらないというようなことです。
部屋の片付けとか面倒だったりしますよね。
このように急いでやる必要のないことは、
たとえ重要であっても先送りしやすいのです。
僕達人間は困ったもので、
どうしようもなく先送りする習慣があります。
こうした自分の内面と正面切って向き合うことが、
コンフォートゾーンから抜け出す正しい方法です。
精神的に強くなるのに近道はない
本日のまとめ:
- 精神的強さに必要なメンタルマッスル
- 今の自分を受け入れるということ
- 失敗に対する考え方を変える
- コンフォートゾーンを抜け出す
これまでご紹介したことで、
結局は堂々と向き合っていくしかない・・・
ということがお分かり頂けたでしょうか。
精神的に強くなりたいのであれば、
腰を据えて迎え撃つ気持ちが大切です。
自分自身と向き合わなければ、
強さを手に入ることはまずあり得ません。
だからと言って無理をしてしまえば、
継続出来ないので意味がなくなってしまいます。
やはり精神的に強くなるには積み重ねです。
なので小さなことで構わないので、
ここでお伝えしたことを意識して、
積み重ねることを意識しましょう。
小さなことで構わないので繰り返すことが、
気が付いたらいつの間に大きな山となります。
そしてそんな自分を楽しめるようになるんです。
それが精神的に強い人の特徴だと思います。
また精神的に強さには辛い時の乗り越え方が大切ですが、
そこで精神的にきついときの心の休ませて前向き~では、
身体を鍛えれば休んでいる時に強くなるのと同じように、
心を休ませることの大切さをお伝えしています。
他にもメンタルの鍛え方としては、
無理なく精神を鍛える考え方についてお伝えしますので、
ぜひ、こちらの記事も合わせて読んでみて下さい。
逞しく強くなれることを祈っています。
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