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土曜日の出勤ってだるいですよね。
仕事なんて行きたくないのに駆り出されて、
ストレスが溜まる時間が余計に増えるだけだし、
それに当たり前のように毎週続いていくのが嫌。
けど給料が少ないから土曜日に出勤してでも、
なんとか生活費を稼ぎたい思いもある・・・
正直、複雑な気持ちですよね。
なぜ、こんな状況になってしまうのでしょう。
僕もそんなジレンマに悩まされてきました。
結局お金の為に働かないといけないわけですが、
これには知られざる心理が隠されてるのです。
それにこれって土曜日の休日出勤に限らず、
残業も嫌いな業務も同じことが言えませんか?
お金の為に嫌だけど我慢しないといけない・・・
じゃあ、その心理って一体なんなのでしょう。
そして、どうすれば抜け出せるのでしょう。
今回は、自分の思い通りにならない現実の理由を、
心理学の観点からお伝えしていきたいと思います。
本質的な理由を知ることによって、
意外な盲点に気付くことができるでしょう。
前回は僕が就職して3日で音を上げた時に試した、
プレッシャーの乗り越え方についてお伝えしました。
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やりたくない仕事がやりたい仕事になっていた
好きでもない仕事をやっていれば、
誰だってやりたくないと思うのが普通です。
できればさっさと辞めてしまいたいくらいです。
僕も同じことを思いながら仕事をしてました。
そしてできればやりたいことだけやって、
何不自由なく暮らしていきたいものですよね。
これも誰だって思っていることだと思います。
- やりたくないことはやめたい = 今の仕事
- やりたいことだけをやりたい = 好きなこと
誰だってこんな風に思ってると思います。
けど世の中の多くはやりたくない仕事をして、
やりたいことをやってる人はほんの一握り・・・
おそらく9割5分以上は前者の人達です。
じゃあ、なぜそうなってしまうのか。
なぜ世の中上手くいかないものなのか。
その答えが知りたいと思いませんか?
ではその答えって、
上手くいくほど甘くないからでしょうか。
才能や能力がある人だけの特権でしょうか。
実は問題はそんなところではないんですね。
ホントにこれは気付いていない人が多いですが、
あなたは本当にやりたいことをやるのに、
心のどこかに罪悪感を抱いてませんか?
ということが言いたいのです。
とは言え、そんなこといきなり言われても、
きっとピンとはこないとは思います。
なぜなら無意識レベルで抱いてることだからです。
つまり、世間一般の常識とか周囲の人達の影響で、
いつの間にか価値観を刷り込まれているわけです。
刷り込まれている・・・
なんて言えば聞こえが悪いですが、
僕達の考えることは周囲の影響によって形成され、
そしてそれを当たり前のように思うわけです。
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デメリットに気付いてないから変わらない
自分が本当はどうしたいのか、
それに対して潜在的に罪悪感を抱いていると、
潜在意識の方が強いので引っ張られてしまいます。
つまりこうしたいと頭では思っていても、
現実はやりたいこととは逆の現実になるわけです。
そもそもなぜそんなことが言えるかと言うと、
- 顕在意識 = 脳全体の3~10%程度
- 潜在意識 = 脳全体の90~97%程度
これぐらいの割合で潜在意識が占めてるからです。
顕在意識とは考えて喋って意識できる領域で、
潜在意識とは心臓や体温や思考の習慣もそうです。
なので潜在的に罪悪感を抱いて生きると、
どんなに意志の力で頑張って変えようとしても、
潜在意識の現状維持に引っ張り戻されるのです。
例えば本当は経済的に裕福になりたいとします。
けどお金持ちにはどんなデメリットがあるでしょう。
これって実は僕達は既に考えるんですね。
- 人にたかれるのが嫌
- 訳の分からない勧誘が増えそう
- 手に平返して近づいてくる人間が出てきそう
- お金を貸してくれと頼み込まれそう
- 騙し取られて全額失ったらどうしよう
- 失うどころか大借金を背負ったらどうしよう
- 今までの生活が大きく変わるかもしれない
- 人の性格が変わるのが嫌
- 自分を保っていられるか心配
書いてたらキリがないのでここまでにします。
とにかくありとあらゆるデメリットがあります。
ここに気付けないから変われないわけです。
僕達は頭では変わりたいとは思いますが、
潜在的には変わることへの恐怖を抱いてるのです。
だから現状に引っ張り戻されるわけなんですね。
そんなデメリットを背負って実現するくらいなら、
行きたくない仕事を我慢してやっていた方が、
安全だし安心できるので留まってしまうわけです。
じゃあ変わることなんてできないのか?
と言えばそういうわけでもないんですね。
不満のある現実を変える意外と誰も知らない盲点
潜在意識は現状を維持することが最優先で、
人間は基本的に変わりたくないのが本質です。
現状を維持する方が安心安全だからです。
けど現実の問題として今のままだと、
不満だったり将来が不安だったりするのです。
だからこそ現状を変えたいわけですよね。
そこで大切なのは潜在意識を味方にすること
潜在意識が現状を維持しようとするのは、
先のことが分からないから不安になるのです。
だったら先のことを明確にすればいいのです。
具体的にはどうすればいいかと言うと、
- やりたいことじゃなくやりたくないことを明確にする
- やりたいことが実現した時のデメリットを明確にする
という2つの視点で考えることなんですね。
潜在意識は明確にしていけばいくほど、
抵抗感が弱くなっていくという傾向があります。
なぜなら先のことが分かるからですね。
では、この2つを具体的に説明していきます。
1.やりたいことじゃなくやりたくないことを明確にする
「あなたのやりたいことは何ですか?」
これって学生の頃に悩まなかったでしょうか。
まだ幼い頃だと野球選手とか夢を語ってましたが、
大人になると簡単には答えが出ないものです。
だったら発想を逆にしてみて、
「あなたのやりたくないことは何ですか?」
と聞かれれば、それなりに答えられませんか?
それを紙にでも箇条書きしてみるわけです。
やりたくないことをどんどん書き出していけば、
やりたいことも見えやすくなるのです。
2.やりたいことが実現した時のデメリットを明確にする
僕達は失敗した時の怖れには敏感です。
潜在意識は快楽より痛みを優先するからです。
なので痛みと感じる出来事を避けようとします。
だけど本当の怖れとはそこじゃないんです。
それは成功することへの怖れ
これが最も怖れを抱いているものなんです。
しかも潜在的に抱いてるので自覚し難いです。
それに日々不満ばかりの仕事にどっぷり浸かり、
周囲を見渡しても同じような人達ばかりなので、
目に見えない心の領域に意識が回らないのです。
なので現実はいつまでも不満なままなのです。
けどあなたはこのブログを読んでくれています。
ここで意識するかしないかが分かれ道になります。
やりたいことが実現した時のデメリットが何か、
紙に書き出す作業をすると意識上に一旦あげると、
成功への怖れを必要以上に感じなくなります。
一旦意識にあげることで明確化されていくので、
デメリットが分かれば恐れは薄れるわけです。
どう対処するかと意識が変わるからですね。
そうなると本当のやりたいことへの抵抗も薄れ、
実現しやすくなっていくんですね。
意識上に一旦あげることでその後の影響が出る
本日のまとめ:
- 罪悪感があると行きたくない仕事をやってしまう
- 変わることへの怖れによって変わることができない
- 2つの逆の発想によって明確化していく
今回は仕事に行きたくないのに、
なぜ土曜日に出勤してまで働いてしまうのか?
それを心理的な理由からお伝えしました。
こうした本質的な理由って、
意外と知られていない盲点だったりします。
けど非常に重要なことなんですね。
考え方を変えないと、
どんなに頑張っても変わらないわけです。
本気で成功しようと思ってやるのと、
どうせ上手くいかないと思ってやるのとでは、
どちらが成功するかは言うまでもありません。
僕は今現在、トレードの勉強をしてますが、
最初に紙に書き出すという作業をしました。
投資の世界を全く知りませんでした。
完全に素人から始めて8ヶ月目になりますが、
今では負けないトレードができるようになりました。
やはり一度意識上にあげておくことは大切で、
その後の行動や結果に大きな影響があるんですね。
ぜひ紙に書き出して意識上にあげるということを、
意識して頂ければと思います。
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