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お金の不安で辛い仕事を辞められない人の深層心理

 

職場の人間関係で精神的に辛い思いをしているのに、

会社の社風も業務内容が合わないのに我慢し続けて、

とっくに限界を超えているのにそれでも辞められない・・・

 

なぜなら、生活できくなると困るお金の不安があるから。

 

これは本当に切実は問題ですね。

僕もパワハラを受け続けながら散々悩まされました。

社風も業務内容も苦手な夜勤を無理強いさせられて、

毎月100時間近くの残業や休日出勤をさせれて、

そこまで苦しいのにお金の不安から勇気が出ないのです。

 

「もし、辞めて転職先の職場で上手くいかなかったら・・・」

「もし、辞めて次の仕事を見つけることができなかったら・・・」

「もし、次の職場でもっと辛い思いをさせられたら・・・」

「もし、急に仕事が無くなって続けられなかったら・・・」

 

どんどん先の不安が出てきてしまうんです。

そしてこれら全ての悩みに深く繋がっているのがお金の不安。

お金の問題さえなければ、こんな不安は抱かないものです。

 

しかし、そこで見つめるべき深層心理があります。

今が苦しいのに抜け出せないにはちゃんとした理由があります。

そして抜け出すカギは、それ自体とてもシンプルなことなのです。

 

前回は、なぜ自分だけが仕事で辛い状況になってしまうのか、

世間一般の常識に隠された知られざる真実をお伝えしました。

仕事が楽しくないのはなぜ?辛い日々を送る知られざる真実

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お金の不安にある深層心理とは?

 

あなたに1つ質問します。

あなたはお金がない人のことを1人だけ想像して下さい。

その人のことをどう思いますか?惨めに感じますか?

 

いかがでしょうか、

この質問にはある深層心理が隠されています。

それは他人に抱く思いは、そのまま自分の怖れに繋がっているのです。

 

  • 辞めて転職先の職場で上手くいかなかったらお金に困る
  • 辞めて次の仕事を見つけることができなかったらお金に困る
  • 次の職場でもっと辛い思いをさせられたら生活ができなくなる
  • 急に仕事が無くなって続けられなかったら生活ができなくなる

 

このようにお金の不安で辛い仕事を辞められない人は、

実際にお金のことで悩んでいる人を見ると惨めとか辛そうとか、

特に感情的に感じやすい傾向にあるのです。

 

つまり強く関心のあることです。

 

たとえば好きな異性にフラれたばかりの人なら、

他人が同じようにフラれた時にその痛みに共感しやすいです。

それは自分も同じような痛みを味わったことがあるからです。

だけど好きな異性にフラれたことがなければ無関心です。

話を聞いても特に何も感じることはないでしょう。

 

関心があるからこそ手に入れたらすごく嬉しさを感じる反面、

それを失うことへの怖れも人一倍大きいものなのです。

なので転職して環境を変えるという大きなことになると、

一番に失いたくないものが頭によぎって不安を煽ってくるのです。

 

 

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自分できる今この瞬間に集中すること

 

僕自身、お金の不安が大きくて、

今まで散々精神的な苦しみを味わいつつも、

ずっと我慢し続けるだけの日々を送ってました。

だけど我慢するだけでは現状を変えることはできないのです。

 

腹が立って車の中で嫌いな班長の文句を言っても、

嫌いな上司や同僚に上から目線でものを言わるのを耐えても、

好きでもない仕事を無理して残業、夜勤、休日出勤し続けても、

そしてそんな辛いことから逃げるために転職活動をしても、

 

行きつくところはお金の不安で我慢し続けてしまうのです。

 

あなたも現状から抜け出せないことに苦しく感じてませんか?

お金の不安が故に悔しくてイライラしてきたりしないでしょうか。

だけど感情的になったところで何も変えられるものはない・・・

あなたもそんなことは十分にご承知のことだと思います。

では、一体何をすれば今を変えることができるのか。

 

それは今の自分にできることに集中して、それを積み重ねることです。

 

少しでも良い転職先を見つけたいのなら、

複数の転職サイトに登録したり、ハローワークの求人をチェックしたり、

求人情報誌をチェックしたり、必要な資格があれば情報を集めたり、

そして何度も見てはいろんなものを見比べてみたりすることです。

とにかくできることに集中して積み重ねていくことです。

 

欲しい車があればAの雑誌、Bの雑誌、Cの雑誌、

Aのサイト、Bのサイトなどいろんな角度から調べますね。

そしてもっと知りたければ実際に試乗までしに行きますね。

そうしていくと、どんどんいろんな情報を手に入れていきます。

 

いつの間にか人に驚かれるほど語れるようになれるじゃないですか。

 

「いい仕事がないな・・・」ですぐ諦めないことです。

繰り返し繰り返しで何度もいろんな角度から情報を集めることです。

とにかく行動を積み重ねていくことが重要なのです。

 

あなたはもしかすると、

「そんなことかよ!」と思われたかもしれません。

しかし、この行動にはある重要な心理に繋がっています。

 

 

人生のボーダーラインはいつでも怖いもの

 

僕達は学生の頃、

新しい友達に話し掛けることが最初は怖くありませんでしたか?

相手が何者か分からないので最初は不安に感じたりしましたね。

それは打ち解け合った今と比べれば一目瞭然ではないでしょうか。

今の状態から越えていくときはいつだって不安や恐怖があります。

 

人生のボーダーラインを超える時はいつだって怖いものなのです。

 

それは転職や独立のために今の仕事を辞めるのも同じことです。

お金の不安というのは実は今の自分に留まりたい言い訳に過ぎません。

もちろん、誰にでも同じであなたを責めるわけではありません。

僕自身も何年も越えられない苦しみを味わってきました。

 

だけど今の自分にできることに集中して、

そして今の自分できる小さなことを積み重ねることで、

お金の不安を乗り越えて自分を変えることができました。

 

この小さなことの積み重ねとはアクションを起こし続けることです。

つまり行動の積み重ねがエンジンの調子を上げて行動的にするのです。

車のエンジンも最初の冷えたままでは調子がよくありません。

だけどエンジンが暖まればスムーズに動くことができます。

 

いきなりだと不安や恐怖に飲み込まれやすいのです。

なので普段からほんの小さな行動でいいから積み重ねるのです。

エンジンが掛かり続けているならお金の不安を越えることができます。

 

「やっぱり今はタイミングじゃないかも・・・」

「何だかんだで今の仕事も良いところはあるよな・・・」

「何だかせっかくここまで働いて勿体ないな・・・」

 

このように自分の言い訳に負けてしまうのは、

普段からやりたいことに向けて行動していないからなのです。

 

 

お金の不安は百害はあっても一利もない

本日のまとめ:

  • お金の不安にある深層心理とは?
  • 自分できる今この瞬間に集中すること
  • 人生のボーダーラインはいつでも怖いもの

 

先の不安に対して、

もうひとつだけお伝えしておきます。

 

不安に感じることは何の意味も成しません。

 

なぜなら不安に感じることで解決できるなら意味はありますが、

不安に感じたところで何の解決をした試しがないからです。

なので不安は自分を変える原動力とはならないのです。

 

もちろん不安を感じるなと言って、

それが簡単にできればこんな苦労なんてしませんよね。

なので不安を感じることを否定する必要はありません。

 

「この不安は本当のなりたい自分の気持ちじゃないんだ」

 

ということをまず頭で知っていることが重要です。

つまり不安に感じていいけど頭では分かっていることです。

なぜなら頭で分かっていないと感情に流されてしまうからです。

当時の僕がそれに気付かずに何度も失敗を繰り返してきました。

 

  • 不安は関心があらからこそ怖く感じやすい
  • 不安解消には今の自分にできる小さなことに集中して積み重ねる
  • 不安は感じてもいいけど頭では分かっている

 

このことを大切にして頂ければ、

いざお金の不安が目の前でチラついてきた時に、

しっかりと自分と向き合って前に進めるはずです。

 

自分のやりたいことにしっかり進んでいけることを祈っています。

 

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