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辞めた方がいいのは頭では分かってる。
けど、どうしても仕事を辞めることができない!
仕事の人間関係ってこじれると修復が難しいですね。
毎日こんなに辛い思いをしてるのにどうしてなんだろう・・・
あなたは日々こんなことをずっと考えていないでしょうか。
そもそも会社とは、価値観が違う者同士の集まりだからです。
あなたはこんなこと思ったことはありませんか?
プライベートで出会う人は全然普通なのに、
仕事の人間関係となると、なぜか悪くなってしまう。
その人の別の素顔というか、本性が出たというか、
そして長く居れば居るほど人間関係は悪くなっていく・・・
もう我慢の限界を超えてるのにそれでも辞められない・・・
修復ができるなら、このブログには辿りついていないと思います。
その職場で対処法を講じても焼け石に水なのではないでしょうか。
解決するには人間の心理について理解する必要があるのです。
前回は、自分の居場所じゃないと思いつつ仕事をしてる人へ、
自分に合う居場所を見つけるための考え方をお伝えしました。
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人は知らない相手には攻撃的になりやすい
どうして仕事の人間関係は悪くなりやすいのでしょう。
基本的に誰だって悪い方向へは行きたくはないものですが、
仕事の人間関係においては上手くはいかないものですね。
理由は自分を守るための行動が優先されることです。
たとえばミスすれば自分の責任だと潔く認めるより、
誰かのせいにして上手くやり過ごしたくなるものです。
またミスを連発してしまえば咎められることが怖くなり、
何とか誤魔化して隠してしまいたくもなるものです。
他には部下の扱いに悩んでいる上司は、
威圧的な態度で部下をコントロールしよう考えたりします。
このような自分を守る行動が優先されてしまうのは、
価値観が違うので思いが通じ合わないからです。
ということは相手の真意が分からないので不安なのです。
「どうせ、あいつは俺の言うことは聞かない!」
「また嫌なこと言われて苦しまないといけない・・・」
なんて思うのはお互いの思いが通じ合ってない証拠です。
そしてここからが問題の沼の中に入ってしまうのですが、
一度こじれてしまうと日を追うごとにエスカレートするのです。
これもお互いの思いが通じ合っていないからです。
思いが通じ合わないとは、まさに価値観が違うからです。
学生の頃の仲のよかった友人のことを思い出してみて下さい。
ケンカしたってどっちかが謝って修復してたはずです。
たったこれだけのことが自分を守ることでできないんですね。
ただこれって僕達人間には誰しもが持ってる感情なんです。
決して自分だけが特別能力が低いなんてことはないのです。
まずは他人は知らない人には攻撃的にやりやすいんだということ、
このような心理が働くことを知ることが大切です。
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仕事が辛いのに辞められない本当の理由とは?
仕事が精神的に辛いのにどうして辞められないのでしょう。
努力しても人間関係が修復できないどころか悪化しているのに、
それでもずっとその会社で働き続ける人は多いと思います。
僕もパワハラを受け続けながら3年間仕事してました。
辛いのに、このままではダメだと分かっているのに、
それでもその会社で働き続けてしまうのは、
辞めた後の不安とか、経済的な問題とかいろいろありますね。
僕達は辞めることへの不安や怖れが邪魔しますが、
それは人間には現状維持メカニズムがあるからです。
人間には顕在意識と潜在意識の2つがあります。
潜在意識の大元の役割は生命を維持することにあります。
なので辛くても今まで生きてこれたので変わりたくないのです。
不安や怖れは潜在意識がストップを掛けてくるからなのです。
僕達はそんな不安感や怖れの感覚に様々な理由を付けます。
それが辞めて次の職場で同じようなことを繰り返したらとか、
また一から仕事を覚えていくのが面倒に感じるとか、
せっかくここまで仕事を覚えてのにまだ頑張れるだろうとか、
とにかく頭の中ではいろんな理由が出てきますが、
全ての根源は、この現状維持メカニズムから始まってるのです。
つまり、人間は本来変化を嫌う生き物だということです。
これが仕事が辛くても辞められない本当の理由なのです。
それは逆に潜在意識の抵抗のあるところに変化がある・・・
という意味にも繋がっています。
だけど僕達はそんなこと知らずに生きています。
とは言え、たとえ知ってても本能には逆らえなかったりします。
だけど人間の本質というものを知らない限りは、
自分の殻を破って前に進むことも難しいのも事実です。
何があると辛い仕事を辞められるのか?
では潜在意識の現状維持メカニズムに流されず、
現状を変えていくには、どうすればいいのでしょう。
その答えは意外と身近なところでヒントがあるのです。
あなたの会社にも寿退社や家族が理由で、
仕事を辞めていった同僚や先輩などいないでしょうか。
こうした人はサッと辞めてたりしないでしょうか。
少なくとも何年も深刻には悩んでいないはずです。
仕事が苦痛でこのままでは病気になるかもしれないのに、
怖くて辞められない人が多い中で不思議だと思いませんか?
僕も散々転職活動をしましたが不安や恐れが邪魔してしまい、
結局のところ、辞められずに何年も悩み続けました。
けど答えはシンプルで大義名分があるからです。
つまり、そうする必要があるという強い理由があるのです。
しかもそれが自分一人だけのことでないので尚更です。
仕事があまりに苦しくても辞められない人というのは、
動機がネガティブだからエネルギーが出ないのです。
なので途中で不安や怖れの感情に負けてしまうのです。
ダイエットだって痩せなければ死ぬと医者に宣告されたら、
どうにかして生活習慣を変えて痩せようとするものです。
しかし、ただ痩せたいだけではモチベーションが続かない・・・
つまり、完了させるだけのエネルギーが足りないんですね。
けど寿退社の話をしたように大義名分があると、
どんな状況でも前に進むエネルギーが沸いてくるのです。
ということは自分に大義名分なる理由を見つけること。
それが潜在意識の現状維持メカニズムに流されず、
自分の意思を貫いて前に進む強いエネルギーとなるのです。
自分の課題を知ってから次にステップアップしませんか?
本日のまとめ:
- 価値観が違う環境では自分を守ろうとする
- 現状維持メカニズムに引っ張り戻されてしまう
- 大義名分となる理由が強いエネルギーとなる
今回、お伝えした内容は以上となります。
もうひとつ自分を前に進ませる考え方があります。
それは今のままだとどうなるかのリスクを明確にすることです。
仕事を辞めるのは「逃げ」ではなく~の記事でも書きましたが、
嫌いな仕事を続けても本当に何も残りません。
我慢ばかりして努力なんて報われることもない・・・
残念ながらこうした環境があるのも事実なのです。
けど、それはその環境が悪いというのではなく、
たまたま、あなたと合っていないだけのことなのです。
ということはそこには何かしらの意味があるんですね。
つまらない会社とか文句を言うこともできますが、
自分と真剣に向き合う機会が訪れていると考えることもできます。
そして人生は考え方次第で大きく運命すら変わります。
どうせなら望む方へ変えたいと思いませんか?
ならばもっと違う考え方があることに意識を向け、
そしてしっかりと逃げずに自分と向き合うことが大切です。
今を通して成長できることを祈っています。
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