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よく職場で泣いてしまうことがある・・・
あまりに辛くて時折休んでしまうことがある・・・
だけど生活の為に辞めたいけど辞められない・・・
情緒不安定なまま仕事を続けていても、
この先、希望が感じられるでしょうか。
本当はもっと自分に合う仕事を見つけて、
毎日、充実した日々を送りたいですよね。
あなたは今、自分に否定的かもしれませんが、
苦しい中で頑張ってること自体忍耐力があります。
なので本当は精神力が強い人なのです。
けどあなたがもし何年も悩まされていて、
それでも今の会社に希望を持って頑張ってるなら、
今すぐ、その希望は捨てて下さい。
精神力の強さと環境は関係ないからです。
今回は仕事で情緒不安定になることの意味を、
当事者には気付けない視点から伝えします。
それによって本当の自分の価値が分かり、
今後の自分の考えて未来に進んでいけばいいのか、
自分の歩むべき道も見えてきます。
前回は、大切なものを失うことと時間の概念について、
そして安定に隠された知られざるリスクについてでした。
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情緒不安定になる心理的な要因
一般的に情緒不安定な状態とは、
喜怒哀楽の感情を制御できない状態と言います。
心が不安定な状態なので突拍子もない行動に出たり、
自分でも分からずイライラや不安感に襲われたり、
感情のコントロールがし難いんですね。
けど誰もが一度は必ず経験してるものなんです。
あなたが思春期だった頃を思い出してみて下さい。
気分のアップダウンが激しくなかったでしょうか。
大人になった自分と比べると分かるかと思います。
思春期とは肉体が大人へと変化していく過程で、
精神も同じように大人へと変化していきます。
その変化の過程において葛藤が起こるんですね。
今まで何も考えずに生きてきましたが、
思考が発達すると未来のことも考えるようになり、
希望が感じられなくて絶望することもあります。
また思春期には「死」に対する認識も芽生え、
命は有限でやがて自分にも訪れることを知ります。
全ての物事は動き続け、絶えず流れている・・・
それを実感した時に恐怖感を感じてしまいます。
一方でそれが甘い誘惑にも感じたりもします。
そんな子供から大人の精神へと成長する過程で、
いわゆる「中二病」の状態になることもあります。
中二病とはどんな症状かと言うと、
アニメなどのキャラになりきってみたり、
急に冷たくなったり、難しい本を読んだり、
自分の気持ちとは反対のことばかり言ったり、
まさしく情緒不安定な状態と言えます。
そんな思春期から中二病の話までして、
仕事の情緒不安定と一体何の関係があるのか?
あなたは思ってしまったかもしれませんね。
けど誰もが必ず一度は経験してるということと、
情緒不安定を知識として予め深めておくことで、
これからの内容がより理解しやすくなるはずです。
その為の前提知識としてお伝えさせて頂きました。
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自分という乗り物を乗りこなす為に
仕事で情緒不安定になってしまうことは、
どう考えたってマイナスなことばかりですよね。
良い要素があるなんて全く思いつかないと思います。
とは言え、仕事での問題なので、
仕事を辞めれば解消できるかもしれないけど、
だけど、そう簡単には辞められないですよね。
ここからは視点を変えた話をします。
というのも辛い状況、苦しい状況に限って、
僕達は視野がどんどん狭くなってしまうからです。
そもそも情緒不安定というのは、
別の側面から見ればかなり情熱的なわけです。
例えば日本という国の中で生きていれば、
箸を使って食べることは当たり前ですよね。
そこで箸の握り方がいびつな人を見掛けると、
「育ちが悪かったのかな?」
「箸の握り方も知らないの?」
「人前で恥ずかしくないの?」
このようにマイナスに捉えられがちです。
勿論、気にならない人がいるのも確かですが。
けど一方で海外に出たとしましょう。
外国の人って箸を使って食べる習慣がありません。
そこでいびつながらも器用に箸を使って、
食べるところを見せてあげたらどうでしょう。
「器用ですね!」
「素晴らしい!」
「使い方を教えて下さい!」
知らない人からすれば感動もので、
価値のある存在のように慕われるわけです。
このことから何が言いたいかお分かりでしょうか。
あなたの生きてる世界が全てじゃないということ。
ここを声を大にして言いたいのです。
そもそも仕事で情緒不安定になるって、
その場所が合っていないことの証拠なわけです。
多少のことなら居場所じゃないと言い切れませんが、
職場で泣くことがあったり、休んでしまったり、
毎日のように辞めたいと思っているわけですよね?
仕事って1日の大半を占めているので、
人生そのものと言っても過言ではないわけです。
そんな大事な自分の時間を預ける場所で、
ネガティブな感情を味わう割合が多いなら、
そこは居場所じゃないことの証拠じゃないでしょうか。
僕も上司からずっとパワハラを受けていて、
何年も耐え続けてきましたが一向に改善されず、
むしろ状況は悪化していく一方でした。
どんなに自分の態度を改め改善を尽くしても、
人には向き不向きというものが存在します。
たまたまそんな環境に出会ってしまっただけ。
気持ちを割り切るべきではないでしょうか。
情緒不安定な人ほど情熱的な人
会社とは言い換えると、
ひとつの箱の中に入るようなものです。
もし、その箱が自分と合わないとすれば、
居心地が悪くて辛くなるのも当然です。
例えばライオンを捕まえて檻の中に入れます。
今までは大自然の豊かな大地を自由に生きていて、
急に狭い檻の中に閉じ込められてしまったら?
その後はどうなるか想像ができるでしょうか。
合わない環境に警戒し、暴れたりします。
やがてストレスが溜まって衰弱していきます。
餌を貰えても食べる元気さえなくなってしまい、
最終的には命の危機になり兼ねないのです。
動物にだって合わない場所があるのです。
それは人間だって当然言えることなのです。
いくら人間社会として守られた環境と言っても、
社会性独特の空気感というものがあります。
会社独特の暗黙の了解なんかがそうですね。
会社という檻の中に閉じ込められ、
合わない環境に持て余したエネルギーが抑圧され、
行き場を失って情緒不安定になるわけです。
つまりは自分の居場所を自分で知るべき。
ということが言いたいんですね。
だからと言って今すぐ仕事を辞めろ・・・
なんて言うつもりは毛頭ありません。
ただ、離れる前提で考えること。
この意識は持っておいて損はないと思います。
あなただけが落ちこぼれなわけじゃない
本日のまとめ:
- 情緒不安定になる心理的な要因
- 自分という乗り物を乗りこなす為に
- 情緒不安定な人ほど情熱的な人
情緒不安定なまま仕事をしてると、
周囲の人達が優秀に感じられてしまいます。
僕はパワハラから会社を逃げ出して、
別の部署に異動した時は精も根も尽きてたので、
以前のように頑張って働けなくなっていました。
何もできない自分・・・
そうなると周囲の人達が、
さも優秀に見えてしまうんですね。
自分が一番底辺で末端の社員に感じられる。
このような錯覚に陥ってしまうんです。
なんだけどそれは他の人達が、
自分よりマッチしているだけに過ぎず、
そもそもが比較の対象になり得ないのです。
あなたは本来は、
素晴らしいエネルギーの持ち主で、
たまたま活かす場所が違っただけのこと。
かつての僕も同じような経験をし、
今は独立して違う視点で当時が見れるからこそ、
当時は分からなかった真実が見えてきました。
人は本来自分に合った生き方が幸せなのです。
それを世間一般の常識に縛られて我慢し、
それを晩年まで引きずって生きるのは、
人生が勿体ないのではないでしょうか。
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