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仕事を辞めたい…うつで精神的に辛くなる前にすべきこと

 

最近、ずっと仕事を辞めたいことばかり考えてませんか?

価値観の合わなさすぎる人間関係はうつの原因にもなります。

そして我慢したところで決して続くものでもありません。

 

「仕事は3年は我慢しろ!」

 

このような言葉は日本では誰もが認識していることですが、

人それぞれ置かれた状況が違うので当てはまるものではありません。

僕はパワハラを受け続けた製造業の部署を3年間やってました。

我慢して我慢して我慢した結果、状況は悪くなる一方でした。

 

周囲に悩みを話せる相談相手もいなくて常に孤立してました。

その会社へは派遣社員として入ったので時給が良かっただけで、

ただ稼げるだけで、それ以外ははっきり言って底辺でした。

唯一の喜びと言えば給料日に振り込まれる給料だけでした。

では、実際の仕事をしているときの自分は、

 

「はやく時間経たないかな・・・」

「はやく週末にならないかな・・・」

 

こんなことを考えて、時間が非常に勿体なく感じてました。

それは、人生そのものを無駄遣いしているかのような感覚でした。

人生は有限なのに退屈な仕事をし続けることに、

時間が勿体ないように感じていたのです。

 

(前回は、仕事に行きたくないときの僕が休むために使った3つの理由にて、

僕自身が仕事が特に嫌で行きたくないと日に使っていた休むときの理由と、

なぜ仕事を休みたくなってしまうのかの心理についてお伝えしました。)

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うつになったときの症状

 

職場で誰にも相談できず、

いつも1人で悩んでいる人はほんとに多いです。

あなたも今の悩みをずっと1人で抱えていないでしょうか。

 

冒頭でお伝えしたように僕もずっと1人で抱え込んでいました。

その経験から言って、1人で抱え込んでも苦しくなるばかりでした。

誰も自分の今の苦しい状況を理解してくれる人はいないし、

むしろその逆で陰口やパワハラを受け続けてました。

うつになると以下の症状が出てきます。

 

  1. 仕事に行く気が失せてきて遅刻や欠勤をするようになる
  2. 頭痛やめまいや吐き気を起こすようになる
  3. 夜、寝ようと思っても寝つきが悪くなって眠れない
  4. 自己否定するようになり、空しさを感じる
  5. 価値を感じられない環境に存在意義に疑問を持ちはじめる
  6. ちょっとしたことでもすぐイライラするようになる
  7. 気分にムラが出て、日常生活に支障が出る

 

うつになるとこのような症状が出てきます。

僕は1、5、6、7の症状が非常に強かったです。

このような状態が蔓延している中で仕事をし続けるのです。

 

はっきり言って、自分の心を殺さなければ続けられない。

それほどまでに我慢をして稼ぐためだけに仕事をしてました。

ローンの返済や一人暮らしなので生活費が必要だったからです。

事情があって辞められず、うつになる人は多いと思います。

 

 

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仕事を辞めるべきか休職するべきかうつになる前は?

 

会社によっては病院でうつと診断されたら、

心身を休養するために休職して現場から離れることもできます。

 

だけど休職して数ヶ月も休養すれば心はある程度回復できますが、

また現場に戻ると同じような苦しみに悩むケースも多いですし、

何よりも戻りたいというよりも行きたくないと思うものです。

そうして、そのまま退職するケースもあります。

 

生活のためと事情があるときは仕方なく戻るのかもしれませんが、

みな本音では元も場所に戻りたくないと思っているものです。

僕だって二度とあんな場所に戻りたくありません。

 

ですが本当に問題なのは、

うつと医師から診断されなければ休職できないことです。

その前段階は、苦しくて苦しく耐え難い苦痛を耐えている状態です。

心がパンクする前に何とか対策をとって苦しみを回避したいものです。

 

そこでそのとき僕がとった行動は、

2週間の休暇届を書いた紙を上司がいないタイミングを見計らって机に置き、

そしてそのまま翌日から会社にいかなくなったことでした。

 

それ以前からパワハラのことで部署異動を上司に願い出ていたので、

上司もこの事態においてはすぐに分かることでした。

 

僕は自身の事態がさらに悪化する前に、

あえて強行とも言えるほどのことをしなければ状況は変えられない・・・

そう思ったので自分を守るために仕方なく行いました。

 

精神的に辛くて、それでも我慢我慢の連続を何とかしたい。

 

うつになる前に対策をとるとするならば、

事前に上司に相談をして事態が起こるきっかけを匂わせておいてから、

覚悟を決めて強行策を計っていくことも自分を守るための手段です。

僕もあのままあの部署で仕事を続けていたら今頃どうなっていたか・・・

悪くなる一方で、決して良くはなっていなかったのは確かだと思います。

 

それから仕事を辞めることに責任や不安を感じていても、

仕事を辞めるのは「逃げ」ではなく幸せになるための勇気ある撤退

にあるように自分が我慢し続けても自分に得られるものは何もありませんし、

社員一人がいなくなって本当のところは会社は普段通り回っていきます。

それならば、自分の幸せを考えることが大切ではないかと思います。

 

 

誰もが自由になれる権利がある

 

仕事が辛くて辞めたくて仕方がないとき、

そうは思っていてもなかなか辞めることができません。

僕も生活のため、ローンの支払いのために辞めることができませんでした。

 

だけどよく考えてみれば、

今の仕事を辞めたとしても他に仕事はいくらでもあるはずです。

ただ長く居続けた会社であればあるほどその環境が身体に染み付いているので、

今の環境から変化することに対して脳が嫌がってしまっているのです。

 

なぜそのようなことが言えるのかというと、

潜在意識は環境を維持することで生存率を高めることができるからです。

僕たちの脳は社会活動や人間関係に関係なく生存率を優先します。

ここに脳と現実とのギャップがあって苦しんでしまいます。

 

上司に指示されること、意見の合わない人にイラッとしてしまうこと、

それはこれまでの自分を強制的に変えさせられると脳が判断するからです。

仕事を辞めようと転職活動をしてもいざというときに決断できないのも、

今の環境を手放すことで今までは何とか生存することができてきたのに、

この変化でこの先どうなるか分からなくなると脳が判断するからです。

 

ある意味、人生は自分の脳の活用次第でもあるのです。

自分を知るとよく言われますが脳の活用法を知るとも言えるのです。

そして、何よりも自由になれる権利は誰にでもありますが、

 

それを行使するには勇気が必要と言われるのはそのためです。

欲しい結果のためにはリスクを背負う覚悟が必要なのはそのためです。

 

目の前の現実は、確かに収入やこれまでの人間関係など、

目に見えることばかりに意識が向いてしまいがちですが、

本質は、潜在意識の機能に起因しています。

 

自分は本当はどうなりたいのか?

 

そのことに素直になることが一番大切なことだと思います。

また精神的に疲れた…心を回復させるシンプルな3つの方法にて、

精神的な辛さから心を回復させる方法について知っておくことで、

自分自身で立ち直ることができる方法をお伝えしています。

 

精神的に楽になれることを祈っています。

 

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