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毎日4~5時間の過酷な残業の日々・・・
気が付いたら月に残業100時間以上も普通にやっていた・・・
人生の3分の1どころか2分の1に相当するくらい仕事ばかりだと、
帰ったら寝るだけの最悪の日常に嫌気が差して辞めたくなりますね。
残業が月に100時間以上もすることが普通のことなのでしょうか。
求人票に書いてある内容では、
月平均20時間程度とか30時間程度とか書いてあったのに、
いざ入社してみれば、最初の1ヶ月は求人票通りだけど、
1ヶ月過ぎれば毎日4~5時間も残業をさせられていたり、
休日も当たり前のように出勤させる会社もあります。
これでは一体、何のために生きているのかさえ分かりません。
よく外国から見れば日本人は働き過ぎと言われます。
ですが僕達はそんな環境が普通の日常となってしまっています。
だけど内心「働かせ過ぎ」と思いながらも従わざるを得ません。
生活のために働かなければいけないし、支払いなどもあるからです。
では残業100時間以上の普通にやらせる会社に居続けるべきなのでしょうか。
(前回は、仕事を辞める口実をすんなり受け入れてもらう4つの方法にて、
仕事を辞める時に上司に受け入れてもらいやすい方法についてお伝えしました。)
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時間外及び休日の労働を規制する「三六協定」
基本的に今は月に残業100時間以上し続けることはできません。
それは三六協定によって残業規制が掛かっているからです。
この三六協定とは従業員を法定労働時間をオーバーして働かせるなら、
前もって労働組合と会社とで協定しておかなければいけないということです。
法定労働時間とは1日8時間の1週間40時間までのことです。
この時間をオーバーして働かせるには、予め協定を結ばなければいけません。
三六協定を結んだらいくらでも残業させて良い訳ではなく、
定められた時間内に留めておかなければ労働基準法に引っ掛かります。
では協定を結んだらどの程度の時間外が許さるのかと言うと、
- 1ヶ月 = 45時間まで
- 3ヶ月 = 120時間まで
- 1年 = 360時間まで
大半の会社では上記の内容を基準にしているようです。
僕の以前勤めていた会社では残業は3ヶ月に2回は月40時間以内で、
3ヶ月に1回のペースで月に60時間以上の残業をしていました。
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派遣社員というだけで自分だけ残業100時間近くやっていた
この三六協定は僕の以前勤めていた会社では、
2012年4月以降から残業規制をするようになりました。
それ以前は僕を含めて全ての従業員が100時間近く残業をしてました。
ところがおかしな話でこの部署では僕だけが派遣社員でした。
派遣社員の僕は他の従業員が月40時間以内で早く帰っている中で、
1人だけ月に96~98時間の残業をさせられていました。
しかしいくら派遣でも三六協定を超えて労働させてはいけないのです。
このような理不尽な思いをしながら仕事をしていた時期もありました。
だけどそれを抗議しても自分1人では分が悪く気持ちを抑えていました。
最初は自分だけが多く残業させられることに何の説明もないので、
派遣は三六協定は適用されないのかと思っていました。
残業がなくなると収入が減る悩み
しかし気持ちを抑えていた理由はもう1つありました。
それは残業をした分だけ残業代が貰えるということです。
僕がこの会社に入った理由は給料が多いからということでした。
多少無理をしてもその分稼げるのであれば納得はしていました。
特にいつまでもこの会社で働き続けるつもりがないとしたら、
今のうちにしっかりと稼いでおきたいと思うのではないでしょうか。
残業がなくなることは気持ち的には楽になれるのかもしれませんが、
しかし同時に収入も減ってしまうということにもなります。
今まで残業を月100時間以上やっていて貰えていた収入が、
月40時間以下になったとしたら収入はガクッと減ります。
僕は当時、派遣社員から契約社員になった時にその経験をしました。
契約社員になって会社の直接雇用にされると三六協定によって、
残業は少なくなりましたが毎月の給料は5万円以上も減りました。
どうしても残業が多くて会社を辞めたい時は?
残業を月100時間以上も普通にやらされて、
改善の目途が立たないようでしたら自分から動かなければいけません。
なぜなら不満に感じている時点でストレスは溜まり続けるからです。
そして気が付いた時には、急に身体に異変が起きたりします。
そこでようやく過労は良くないと実感するのです。
どうしても残業が多いのが気になるなら、
- タイムカードなどの勤務時間をコピーしておく
- 労働基準監督署の無料相談所に相談する
本当にどうにかしたいのならこの手順を踏むことが重要です。
ただし労働基準監督署が動くということは、
少なからず今の会社から転職する覚悟も持っておいた方が良いでしょう。
会社は訴えた社員に対して今まで通りに接してくれるとは限らないからです。
ですが労働基準監督署に動いてもらうのは別として、
1人で抱えずにとりあえず相談まではしてみても良いと思います。
もしかしたら良いアドバイスが貰えるかもしれません。
良い仕事ができることを祈っています。
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