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仕事 やりがい お金 時間

 

お金は稼げるけど、時間もやりがいもない。

やりがいはあるけど、時間もお金もない。

時間はあるけど、やりがいもお金もない。

結局、仕事って何を優先すればいいのでしょう。

 

それに将来も安心してやっていけるのでしょう。

 

僕はお金で仕事を選んだ経験があります。

とは言っても製造業の派遣社員だったので、

決して給料が良いとは言いきれませんが、

それでも当時の僕にとって時給1100円は、

結構、魅力的な数字に感じていたのです。

 

けど1年2年と経っていくうちに、

その魅力は段々と剥がれ落ちていきました。

そして会社を憎むようになってしまいました。

 

仕事にとってやりがいとお金と時間と、

どれを優先して考えるかは人それぞれですが、

 

しかし、どれを選んでも失敗を招きやすいです。

 

なぜなら、外側に答えを求めるからです。

今回はやりがいやお金や時間よりも大切な、

自分の本音を優先する重要性をお伝えします。

 

今回の内容は仕事だけじゃなくて、

人間関係や物事の優先順位を知ることができ、

そよれによって今までとは見え方が変わるので、

自分の人生に希望を持つことができます。

 

前回は、学んだことを活かす人は独特の方法があり、

けど誰もが即実践できる簡単な内容についてでした。

学んだことを活かす人と活かせない人の決定的な違い

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選ぶ基準を外側のみで決めてた頃

 

僕は冒頭でもお伝えした通り、

時給が高い理由で仕事を選んだことがあります。

やりがい、時間、お金の中のお金になります。

 

当時はローンの返済が300万近くありました。

親兄弟、知人を一切頼らずに自力で解決する為に、

なるべく稼げる仕事に変える必要がありました。

 

お陰で入社して1年少々で全額を返済し、

残りの貯金を使って再び一人暮らしを始め、

ようやく社会的にも自立を果たせました。

 

ところがです。

当時入社していた会社には派遣社員でした。

毎月100時間の時間外と夜勤で手取り30万。

それだけ貰えていた給料は5万ほど下がりました。

 

理由は派遣元の会社が営業の許可が降りず、

他の派遣元の会社に所属させられたからです。

労働条件は変わらないのに賃金だけ下がる・・・

それでもまだマシと思って我慢しました。

 

次は2年目を向かえようとしてた頃でした。

派遣には「抵触日」というものがあります。

これは事業所単位あるいは個人単位において、

3年を過ぎたら働けなくなるという意味です。

 

なので抵触日を向かえた日から、

会社から直接雇用を受けて契約社員となり、

今の会社を続けることになりました。

 

問題はお金でした。

手取り30万あった給料が、

僅か2年で手取り17.8万に下がりました。

同じだけ100時間の時間外に夜勤をやって、

 

給料だけが大きく下がってしまいました。

 

というより仕事を覚えてしまった分、

仕事量は最初の頃より圧倒的に増えました。

僕にとって唯一お金がモチベーションなので、

当然、やる気は大きく減退していきました。

 

そこに残ったものは嫌な人間関係と、

プライベートを犠牲する時間外労働、

夜が弱く精神的にも苦痛を味わう夜勤、

全くなんの興味もない無味乾燥な作業・・・

 

「低賃金で人をこき使いやがって・・・」

 

自分の心の中は黒く染まっていくように、

会社や上司に憎しみを抱きはじめました。

 

ATMで通帳に刻まれる数字を見る度に、

怒りや憎しみや悲しみが込み上げてました。

 

僕達は仕事を決める時に、

労働条件などのデータを参考にします。

新卒入社にしろ転職にしろ会社の労働条件を見て、

自分に合う仕事を選ぶのが基本だと思います。

 

勿論、こうした会社のデータを見ることも大切。

けどこうした外側の情報だけを基準に選んでも、

 

満足できる仕事に就ける人は、極僅かです。

 

なぜなら自分のことを理解してないからです。

自分のことを知らずに外側の情報だけで選んでも、

本当にやりたいと思って入った会社じゃないので、

時間が経つほど不満だけが残るのは当然なのです。

 

僕は当時は分かりませんでしたが、

数年経ってようやくそのことに気付きました。

 

 

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人生が変わったのは自分の本音を見つめてから

 

当時の僕にとっては、

お金が唯一のモチベーションだったので、

その唯一の頑張れる条件が絶たれてしまい、

残ったものは全てが悪条件のみでした。

 

そして現状維持で留まれるなら、

それでも我慢して仕事をやってたかもしれません。

けど、その悪条件はエスカレートしていきました。

 

突出していたのは上司からのパワハラです。

元々、上司とはそりが合ってませんでした。

 

だけど仕事はそれなりのお金が稼げるので、

なんとか我慢して続けることができてました。

 

だけど唯一自分を保っていた糸が切れたことで、

そのマイナス要因は嫌でも目につくようになり、

過去に経験したことがないほどの精神的苦痛で、

入社4年目に遂に逃げ出してしまったのです。

 

「俺って本当はどうしたいんだ・・・」

「なんで俺だけがこんな目に遭わされるのか?」

「せめて落ち着いて仕事がしたいだけなのに・・・」

 

世の中や会社や社内の人間を憎みました。

けど同時にこうした辛い状況を通して、

 

自分の生き方を本気で考えるようになりました。

 

仕事にやりがいとお金と時間のどれを優先すべきか。

答えはどれも一番に優先にすべきじゃありません。

厳密には優先順位に入れても問題ありませんが、

もっと大切にすべき基準があるということです。

 

それが自分は本当はどうなりたいのか。

 

という本音の部分なのです。

僕にとっての答えは最終的に独立に辿り着きました。

勿論、独立なんて選択肢のひとつに過ぎません。

 

それにたとえやりがいが大事だと思っても、

そもそも自分のことを理解しておかなければ、

どう頑張っても見つけることはできません。

 

自分を知るとは自分の本音はどこにあるのか?

そこを知らなければ見つけられないのです。

 

 

本当はどうなりたいかというイメージ

 

そしてこれが最も問題なのですが、

今の仕事に不満を抱きながら続けてるのは、

決してその先の未来は明るくはないはずです。

 

将来に対してどんなイメージがあるでしょうか。

人の脳とはイメージできないことは実現できず、

反対にイメージできることは実現できるのです。

 

仕事でミスの繰り返しをしてしまった時、

社内で何となく連発しそうな雰囲気が漂ったら、

案の定、ミスをしたという経験はありませんか?

 

これは次は気を付けようと意識する反面、

もしかするとミスをするかもしれない・・・

という自分の心のどこかで抱く思いがあるのと、

同時に他人もまたミスするという思いが重なり、

 

怪奇現象の如く、ミスへと導かれるわけです。

 

まるで狐につつまれたような感じで、

どう考えても、そうなる原因が分からず、

本当に理解不能な現象に見舞われます。

 

自分では本当に気を付けていて、

普段よりも細部までチェックをしたにも関わらず、

もうこれ以上はミスなんて起こりえないと思っても、

なぜか魔法に掛けられたようにミスを出します。

 

これは心の奥底に抱いてるイメージがあって、

意識に反して無意識にミスをする行動をとり、

結果としてミスが現実化してしまったんですね。

 

だからこそ本当はどうなりたいのか?

 

ここにフォーカスすることが大切なんです。

その方が先の未来が良いイメージになれるので、

自分の未来に希望を持てるようになるんですね。

 

僕が精神的に辛い日々から抜け出せたのも、

当時は全く気付かなかったんですが、

脳の機能を上手く活用したからだったのです。

 

 

これまでの経験は本当の自分を知るためのもの

本日のまとめ:

  • 選ぶ基準が外側で決めてた頃の自分
  • 人生が変わったのは自分の本音を見つめてから
  • 本当はどうなりたいというイメージ

 

仕事に行きたくない…心が~にも書きましたが、

会社の本質とは利益を得ることにあるのです。

これは会社も生き残る為に仕方がありません。

 

けど会社の為に犠牲になる必要もないのです。

 

だからこそ自分が本当はどうなりたいのか?

という忘れていた自分の本音を思い出し、

そこにフォーカスして脳の機能を活用すること。

 

というのも潜在意識には、

繰り返しの行動や強く感情を伴うことなど、

それらを優先して記憶する機能があります。

だからこそ、

 

自分の本音を思い出すことが大切なのです。

 

けどネガティブなことばかり味わう日常では、

自分を変えるなんて信じられないかもしれません。

けどそれは、自分を変える考え方を知らなくて、

それ故に感情に流されたままだったわけです。

 

そして人というのは、

何かと比較することで現状を把握できます。

ネガティブなことばかり味わう経験を通して、

 

あなたが本当はどんな生き方をしたいのか?

 

そんな自分を知るためのものでもあるのです。

なぜなら成功者と呼ばれる人達のほとんどは、

過去に苦境に立たされた経験をしてるからです。

 

そこで自分を知ったからこそ、

這い上がって成功まで上り詰めたわけです。

誰にかにできてあなたにできないことはありません。

少しずつでも意識を変えていきましょう。

 

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