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一生懸命に転職活動に頑張って、
一生懸命に仕事に打ち込んで努力して、
正しいと思ってやってきたことが実は間違っていた・・・
誰もが人生に絶望した時というのは訪れるものです。
そんな時は死にたいとすら思ってしまいますね。
逃げたくても、あの苦しい感情は振り払えません。
どうにも苦しくて苦しくて嫌でも味わってしまい、
毎日毎日、見るもの聞くもの感じるものへの感覚がない・・・
まさに自分の人生に絶望した瞬間・・・
この先、どうすればいいのか・・・
周りを見渡せばしっかりと生活を築いている・・・
自分だけが取り残されたようになって余計に空しい・・・
しかし、あなたが感じるその苦しみこそ、
多くの成功者が味わって人生を変えてきた源です。
当然それは、僕自身も何度も味わってきました。
今回は、人生に絶望した時にこそ見える思いをお伝えします。
(前回は、仕事で絶望して追い詰められた時こそ開花する力にて、
人が人生を180度変えられるほど本当の力についてお伝えしました。)
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絶望すると力が完全に抜ける
学生から社会人なって就職をして、
仕事が上手くいかずに転職をする人もいれば、
新卒入社の会社にずっと働き続ける人もいます。
その中で人間関係や仕事の行き詰まりなど、
何がきっかけかは人それぞれですが人生に絶望する時が訪れます。
あなたは今、どのような状況で人生に絶望を感じているのでしょう。
自分ってほんと大したことないなんて思っていませんか?
今の自分はほんと情けなくてしょうがないと思ってませんか?
だけど本当に絶望を味わった瞬間というのは、
完全に力が抜けてあるがままに感じるような状態となります。
僕が一番記憶に残っているのは2008年12月上旬でした。
借金300万近く抱えて実家に引きこもって職も無くして、
通帳に刻まれた数字はわずか数千円の追い込まれた状況でした。
頭を抱えて床に額をあて、
「誰か、助けてくれー!!」
と、心の中で本当に苦しくて叫んでました。
だけどそんなのは当然誰も助けてくれることはありません。
しばらく床に伏した状態になっていると、
心の奥底から力が湧いてくるのを感じてました。
「やるしかない」と思い、
そこからはアルバイトを掛け持ちすることからはじまりました。
どうにもならない状況になるともう今を受け止めるしかありません。
そこでやっと今の自分を正面から受け止める状態が整うのです。
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どん底から湧き上がる生きるエネルギー
心の奥底から湧いてくる力、
どん底から湧き上がらる生きるエネルギー。
これを感じられるくらい人生に絶望できたら、
あなたは人生の次のステージに上がる準備が整います。
なぜなら今までの鎧を脱ぎ捨てることができたからです。
今まで頑張って努力して苦労して、
何かに追われることを怖れるように時間を埋めて、
人脈を築いて認められたいためにSNSに投稿して、
どんどん何かを積み上げることに必死になって、
それでも自分のやってきたことが身を結ばなくて・・・
僕達は本当の自分に対する思いに気付く前に、
このような過程を通ることがよくあります。
まるで泳ぎ方を知らずにもがいているかのようにです。
「今まで必死になって一生懸命にやってきたけど、
本当の自分は一体どうなりたいのだろう・・・」
絶望した状況の中でふと思う瞬間があるのです。
それは心の奥底にあるほんの小さな塊のようなものです。
だけどそれはまだ今まで忘れていただけのことであって、
常に僕達の心の中でしっかりと生き続けていたのです。
今までの生き方を思い切って手放すとき
あなたが今、手放すべきものは何ですか?
今までは泳ぎ方を知らずにただもがいていましたが、
ここで本当の自分は一体どうなりたいのかと冷静になり、
やっと正しい泳ぎ方を知って前に進むようになります。
正しい泳ぎ方というものを知るのに、
今までのがむしゃらに進むことを手放さなければいけません。
それは今までの生き方や働き方を手放すということです。
今までの生き方や働き方を手放さなければ、
新しい生き方や働き方を築いていくことはできないのです。
僕の場合は2014年3月下旬に、
3年間パワハラを受け続けた部署を辞める覚悟で逃げ出すことや、
2015年4月に会社を辞めて独立することがそうでした。
他には2014年1月に副業をはじめた時は、
今までの人付き合いの一切を断ちました。
15年間ずっと続けてきた格闘技も完全に断ちました。
更に睡眠時間3~4時間にしてひたすら作業しました。
生き方を変えるために今あるものを手放していきました。
何かを手に入れる為に何かを手放さなければいけない。
両手にいっぱいに抱えたままで新しいものを掴むことはできない。
一塁ベースを踏んだまま二塁ベースに行くことはできない。
とても勇気のいることですが乗り越える為に必要なことなのです。
答えは自分の中にしか見つからない
よく自己啓発系のセミナーや書籍では、
「答えは自分の中にある」なんて言っていたりします。
確かにその通りで自分自身で見出すしかありません。
たとえば好きな人ができた時や自分の趣味を見つけた時、
このような瞬間は自分の中で強く感じるものがあったからこそ、
それが「好き」だと感じて大事だと思うようになります。
だけど転職する時や就職活動をする時はいかがでしょう。
求人情報や経験者の言葉やネットや書籍などを活用しませんか?
目に見える情報や外側にばかり意識が向いていないでしょうか。
このような情報収集は確かに大切なことなのですが、
あくまで他人の成功事例に過ぎないのです。
つまりあなたの成功はあなた自身で見つける必要がある。
このような時にこそ自分の内側に意識を向けることが大切なのです。
好きな人や趣味を見つけた時のように感じることが大切なのです。
最初は分からなくても何となく感じる方向に進んでみるのも、
自分の答えに辿りつくヒントともなるかもしれません。
実は人生に絶望した時ほど感覚は鋭くなります。
それは今までの自分の信じてきたものが崩壊して、
自分自身の生き方に疑問を感じはじめた状態だからです。
そこに本当の自分に対する思いを知ることができるのです。
新しい道へ勇気をもって進めることを祈っています。
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