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パワハラが理由で退職や転職をする時の通りやすくする対策

 

パワハラを受け続けて身も心も疲れて果てた・・・

もう我慢の限界で退職を本気で考えている・・・

パワハラが理由で仕事を変えようと思っている時に心配なのは、

 

  • 退職する際に上司に理由を伝える時
  • 転職する際に面接官に転職する理由を聞かれた時

 

この2つを考えることに迷いませんか?

ここは正直に事の次第をありのまま話すべきなのか、

それとも通りやすいような都合の良い理由を考えるべきか、

仕事を変える時はこのことに悩まされるかと思います。

 

結論から言うと大切な人にだけ本音で語るべきです。

 

それ以外は社会常識を大きく外れない限りは、

言葉を変えて伝える等の方法で十分に通用します。

それは上司や面接官が何を求めてその質問をするのか?

という視点を考えることが重要だからです。

 

今回は、パワハラが理由で退職や転職を考えてる人の、

通りやすくするための対策についてお伝えしたいと思います。

 

前回は、パワハラは改善しようと頑張っても報われないもので、

改善しない原因や本当の適正の合う仕事についてお伝えしました。

パワハラはやられる自分が悪い?辛いのに我慢する思考のワナ

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パワハラ被害を社内で解決することは困難

 

パワハラ被害を受けている人は毎日が精神的に辛いです。

僕自身、電子部品関係の製造業の派遣社員をやっていた頃、

班長から執拗なパワハラを受けて精神的な苦痛の日々でした。

 

  • 仕事はまともに教えてもらえない
  • 常に威圧的な態度で接してくる
  • 他の社員に陰口を言って悪評を立てる
  • 上の上司は自分の出世のことばかり考えている
  • 他の社員も合わせて接し方が雑になってくる
  • 精神状態が閉塞的になって他人の目が見れなくなる
  • 周囲の人間も自分達を守ることで精いっぱい
  • どんなに改善しようと努力しても疲弊するばかり

 

特に仕事の人間関係は一度こじれてしまうと溝を埋められません。

それは価値観の違う集まり同士、それぞれが警戒し合うからです。

仲の良い友人同士なら分かり合えることでも知らない他人だと、

ちょっとした些細なことが大きな問題へと発展するものです。

それが上司と部下の関係ならパワハラへと発展してしまうのです。

 

 

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今の会社を退職する理由を伝える時の対策

 

どんなにパワハラの被害を受けてても、

それを理由に辞めると伝えても相手にはしてもらえません。

基本的に会社は去る者の味方になることは考えられないからです。

となると残っている人間の味方をすることは目に見えています。

だからと言って会社を恨んでも仕方のないことなのです。

 

ここは冷静になって通りやすい対策を考える必要があります。

上司の立場で考えた時にどうすれば退職を納得してもらえるのか?

上司にも上司として役割を果たしていかなければならないのです。

 

よくある引き止めなんかは本当に引き止める場合もありますが、

僕のいた会社では明らかに人手が必要なくても引き止めてきました。

このことから一応はカタチとしてやっておくのかもしれません。

 

上司も上司で報告をしなければならないのです。

また辞めることを上司から社員に伝えることもしなければいけません。

となると上司が上に報告しやすい退職理由を考える必要があります。

仕事を辞めるときの言い方とは?退職理由の3つの考え方にある通り、

上司の納得できる退職理由を考えることが通りやすくさせます。

 

 

面接で退職した理由を答える時の対策

 

次に悩まされるのが転職先である会社での面接です。

面接では退職理由や転職への動機などを聞かれるかと思います。

そこでありのまま正直に答えようと考える人もいるかもしれません。

残念ながら正直がまかり通るような世の中ではないのが事実です。

なので面接官が何を求めているのかを考える必要があります。

 

面接官が見ているのはあなたの人間性の部分です。

 

心配なのはすぐに辞めてしまうような人間じゃないだろうか、

社内の人間関係を悪くしてしまうような要素を持っていないだろうか、

仕事をちゃんと責任をもってやり遂げてくれそうな人間性だろうか、

こうした人間性の部分を質問によって炙り出そうとしています。

 

だからこそ過去の苦しみを正直に伝えることなんかより、

転職先の会社でのやる気やポジティブな理由が大事なのです。

早い話、仕事ができて調和が取れる人間ならそれで良いのです。

面接で聞かれる質問には基本的にポジティブで答えることです。

過去にどんなことがあったかなんて一旦置いて考えましょう。

 

 

退職も転職も通りやすくするには相手の視点で考える

本日のまとめ:

  • パワハラ被害を社内で解決することは困難
  • 今の会社を退職する理由を伝える時の対策
  • 面接で退職した理由を答える時の対策

 

パワハラを受けながらも頑張って仕事をすることは、

とてつもなくエネルギーを消耗してしまいます。

それでも頑張って仕事をするあなたは本当は強いのです。

だけど今いる場所ではそのエネルギーは無駄遣いとなります。

 

なので、その強いエネルギーを方向を少し変えるだけです。

 

あなたは本当はどんな風に過ごしていきたいのでしょうか。

やりがいのある仕事で充実した日々を送りたいのでしょうか。

それとも息の合う仲間と楽しく仕事をしたいのでしょうか。

それらは今の職場で努力して得られるものでしょうか。

きっとそれは心から信じることはできないのではないでしょうか。

 

ならば、思い切って今を手放す勇気を持つ必要があるのです。

 

僕は30代中盤で思い切って退職して独立しました。

30代中盤からなのでもし失敗してしまったらと考えると、

怖くて上司に退職を伝えることがなかなか言い出せませんでした。

だけど今のままこの会社にいてもジリ貧で追い込まれていく・・・

なのでどこかのタイミングで思い切ってジャンプする必要がありました。

 

そして思い切った結果今では好きなことで独立して生きています。

結局はどこに行っても人はなるようになるんだなと感じました。

あなたもどの道を進んだとしても必ずその先に道は繋がっています。

どうせ繋がってるなら心から納得できる道が良いと思いませんか?

そんなことも、ぜひ考えてこれから先のことを考えてみて下さい。

 

理想の人生を創っていけることを祈っています。

 

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