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会社の人間関係がギスギスしてくると、
相手が何を考えてるの分からなくなるし、
何となく雰囲気が悪くて居辛く感じたりと、
働くことそのものが嫌になってしまいますね。
会社とは価値観の違う者同士の集まりなので、
一度こじれてしまうと修復はかなり困難です。
だからと言ってそのままにしておいても、
結局は上辺だけの付き合いになってしまい、
社内で余計なストレスを抱えてしまいます。
ですがこんな時に大切になってくるのが、
目の前の出来事以外のところを見る
ということなんですね。
今回は、会社の人間関係がなぜギスギスするのか?
それを心理学の観点から意外な盲点をお伝えします。
本質的な部分から問題や解決方をお伝えするので、
自分を犠牲にしたり無理したり過ちを繰り返さずに、
自分の本音に合致した行動がとれるようになります。
前回は、職場で上手くいかない人を作る原因とは、
苦手な人と自分のルールの関係性からお伝えしました。
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会社の人間関係がギスギスすると繰り返す
僕は過去にアルバイトも含めると、
20社以上も転職を繰り返してきました。
社会人として恥ずかしい限りではありますが、
なぜか人間関係が上手くいかなかったんですね。
特に上司との人間関係がギスギスしてました。
「なんか会話が噛み合わないな・・・」
「どうも関わり難そうな雰囲気がする・・・」
「こっちが気を使っても反応が今一・・・」
このように苦手意識があったんです。
そして上手くいかない小さなことが積み重なって、
上司という人間とまとも会話できなくなりました。
そうなると上司を敬遠するようになっていき、
会社が行くのが段々と嫌になっていきました。
そして最終的には会社を辞めてしまうわけです。
会社の人間関係って一度こじれてしまうと、
修復するのは、ほぼ不可能に近いです。
特に最初から信頼関係が構築できないと、
大概はお互いに悪い印象が残りやすいです。
そして印象の悪さが時間の経過と共に固定化し、
信頼を築くことがほぼ非常に困難になるのです。
また信頼関係って構築するのは時間が掛かるけど、
崩れてしまうのはホントあっという間です。
たとえ長く信頼し合った関係であったとしても、
ちょっとしたきっかけで犬猿の仲になるなんて、
意外とよくあることだったりしませんか?
僕は上司と信頼関係を築くのが下手でした・・・
というより人間関係全般がダメだったんですね。
上司には年齢と立場の壁が大きく感じました。
僕が唯一会社の人間関係が良かったと言えば、
趣味や同じ境遇などの価値観の合う人だけした。
当時を振り返れば完全に社会不適合者でした。
会社とは価値観の違う者同士の集まりだからこそ、
小さなことが積み重なるだけでも溝ができます。
そしてお互いに悪い印象を抱いてしまうのです。
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他人や出来事は自分の心の写し鏡という真実
さて、目の前の出来事は心の写し鏡・・・
なんて心理学ではよく言われてたりします。
あなたも当然ながらご存知かもしれませんが、
これって自分の心の中で思ってることが、
現実として現れるという意味です。
会社の人間関係がギスギスしていくと、
つい責任転嫁してしまうのが人の性です。
人は価値観の合わない相手には心を許せず、
その代わりに自分を守ることに徹するからです。
僕も上司に苦手意識が芽生えて嫌ってましたが、
それは自分を守りたいという思いがあったからでした。
そして人間なんてそんなもんだろうと思い込んで、
関わらないように距離を取るようになりました。
これって完全に責任転嫁になってました。
自分が嫌に感じたことを他人のせいにするんですから。
だけどこの考え方ではいつまでも繰り返してしまい、
年齢を重ねるほど苦しくなってしまうわけです。
だけど僕の誤っていた考えは、
責任転嫁してしまうことではありませんでした。
では何がいけなかったのかと言うと、
自分自身に対しての扱い方です。
「どういうこと?」って思いましたか?
先ほど目の前の出来事は心の写し鏡と言いましたが、
自分を酷く扱ってしまえば他人からも酷く扱われ、
自分を信じなければ他人からも信じてもらえない、
このような見えない心理が働いているのです。
他人にどう思われてるかは自分をどう思ってるかだし、
自分に優しくすれば他人からも優しくされるのです。
当時の僕は他人に苦手意識があったわけです。
この苦手意識が前提で会社の人間と接していて、
相手が本当は嫌っているわけではなかったのに、
歪曲した解釈をして嫌ってると思ってしまったんです。
そして否や感情を抱いてしまった僕は、
不快な気持ちを責任転嫁していたんですね。
このように内なる心の世界が映し出されてるのが、
今、僕達が生きている現実世界ということなんです。
本来目の前の出来事や人って常にフラットで、
それにどう思うかは自分で選択してるわけです。
色眼鏡を掛けて物事を見るということです。
レンズの黒い眼鏡で見れば暗く見えてしまうし、
黄色のレンズで見れば優しいく見えるわけです。
自分に対して抱いている思いに気付くこと
会社の人間関係がギスギスしたら、
目に見えることに向けて対処しようとしがちです。
けど本当は目に見えないところに答えがあって、
それは自分に対して抱いてる思いなのです。
- 自分のことを嫌っていないでしょうか
- 自己否定が強くなっていないでしょうか
- 何かの拍子に自分を責めていないでしょうか
目に見えてる世界に異変を感じたら、
自分の内面を再点検してみて下さい。
きっと気付かないうちに変化しています。
先ほどの項目では、
目の前の出来事は心の写し鏡と言いましたが、
他人にどう扱われているかも投影なのです。
例えば会社の同僚の態度が酷くなってきたら、
それは自分が自分に対して酷く扱っていて、
それによって現実が変化しているわけです。
僕は自分に対してどう思っていたか?
そんなことは一切気にしてませんでした。
感情に身を任せて自分を責めてばかりでした。
そして目に見える他人のせいにしていました。
これでは現実が変わるわけがないんですね。
なので人間関係に耐え切れずに辞めてしまい、
転職しても同じことを繰り返してました。
けどこれって悪いことばかりじゃなくて、
例えば周囲の人が急に優しくなった・・・
みたいな感じのこともあるわけです。
これって自分に対する扱いが優しくなったから、
周りからも優しくされるようになるんですね。
結局は自分に対してどう思っているのか?
実は、ただそれだけのことなんです。
本質的なことって非常にシンプルなんです。
あまりに呆気ないので軽視されがちですが、
こうしてお伝えすることで何となくでも、
意味がお分かり頂ければと思います。
今までと違う選択を採用するということ
本日のまとめ:
- 本質的に気付けないと同じことを繰り返す
- 自分の内面がギスギスする原因を作っている
- 自分自身の扱い方に気付いて変えていくこと
今回は、会社の人間関係がギスギスする・・・
というテーマでお伝えしてきました。
最も重要なことは、
自分に対してどう思っているか?
ということです。
だからこそ、
- 自分のことを嫌っていないでしょうか
- 自己否定が強くなっていないでしょうか
- 何かの拍子に自分を責めていないでしょうか
ということなんですね。
ここで自分が自分に対して、
本当はどう思っているのか?
というのを素直に向き合ってみて下さい。
意外と気付いてないことに気付けたりします。
自分のことは自分で理解してるつもりでも、
目に見えないことは意外と気付けないんです。
身体のことだって、
いつの間にか調子が悪くなっていて、
症状が出てから気付いたりしませんか?
目に見えない内部は気付けないんですね。
そして気付いてから次はどうすればいいか?
ということなんですが極めてシンプルで、
今まで抱いていた思いとは反対のことをする
たったこれだけのことです。
自分を責めてしまう時に自分を褒めてあげるとか、
自分を嫌ってしまう時に自分を労ってあげるとか、
これを実際の行動に移してあげるだけです。
「なんでこんなことになるんだ!」
と自分を責めてしまう時に、
「だけどよく頑張ってここまでやった!」
て、感じで良い部分を見つけて褒めるんです。
そうすることで意識が褒めることに集中し、
余計に苦しくなるのを防ぐことができるんですね。
長くなりましたのでここまでにします。
本日もお読み頂きましてありがとうございます。
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