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僕はどの職場でも上司が苦手でした。
元々コミュニケーション能力に自信がないけど、
役職や年齢に差があると余計に壁を感じてしまい、
なんだか近寄り難いなって思っていたのです。
けど職場のコミュニケーションって、
必ずしも上手くやらないといけないのか?
というと、実際はそうでもないんですね。
なぜなら、上司も人間だからです。
人間である以上は価値観の違いがあるわけで、
そこを無理して合わせる必要はないのです。
問題は上司とのコミュニケーションじゃなく、
苦手となる本質的な理由を知らないから
自分の潜在的な本音の部分を理解しないと、
どの環境でも同じことを繰り返すのです。
今回は、上司に苦手意識がある人に向けて、
潜在意識的な原因についてお伝えします。
それによって自分の本質的な理解を深められ、
無理なく自然と人間関係を解決できます。
前回は、僕自身が人間関係のトラブルに巻き込まれて、
どのように問題を解決していったかをお伝えしました。
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職場で上手くいかない人を作ってしまう原因
僕は職場に限らず学生の頃も、
またちょっとした友人や知人の集まりでも、
なぜか苦手と感じる人がいました。
なぜか勘に障るような人間と出会い、
目の上のたんこぶのように感じてしまい、
そこに居るのが苦痛になってしまうんです。
大概どこに行っても嫌な人間と出会う・・・
それが社会人になって働くようになると、
職場の上司や先輩がそれに当てはまりました。
一時期はこのことにかなり悩んでました。
「なんでなんだろう・・・」
「他の人は上手くやってるのに・・・」
「自分だけなぜかダメだ・・・」
ずっと答えの出ない問題に悩んでましたが、
ある共通していることに気付いたんですね。
それは何かと言うと、
自分が思い通りにできない相手
ということだったのです。
特に職場だと上司がそれにあたりました。
そもそも脳には空白を嫌う原則があります。
この「空白」とは言い換えると「疑問」です。
どうすればいいか分からない時って、
それを解決したくて疑問が生まれますよね?
「どうしたらいいんだろう?」
て、なるはずです。
つまり自分の思い通りにできないから、
疑問が生まれて悩むわけです。
そりゃあ、苦手な相手なんだから、
思い通りにならないのは当然かもしれません。
当たり前のことを言ってるかもしれませんが、
- 人によっては上手くいく
- 人によっては上手くいかない
と、同じ出来事でも違いが出てきます。
例えばAさんは上手く上司をやっていけてるのに、
Bさんはなぜかコミュニケーションがとれない・・・
同じ上司を相手にしてるのに違いがあるわけです
僕はこの違いには何かがあるなぁ・・・
と思ってその違いが何か気になったのです。
その答えは以下の通りでした。
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苦手と感じる人と自分のルールの関係
職場の上司に苦手意識があって、
コミュニケーションも上手く取れない・・・
僕はずっとサラリーマン時代は悩んでいて、
むしろ諦めて避けるようになってました。
けど思う通りにいかないことって、
自分の潜在意識の中にあるものが投影されていて、
それによって現実をそう見てしまうんですね。
先ほどの項目で同じ出来事でも、
- 人によっては上手くいく
- 人によっては上手くいかない
と言いましたが、
その本質は自分の中のルールが関係しています。
自分の中のルールとは無意識に築かれていて、
自分が当たり前に思っていることです。
例えば職場で挨拶するのって当たり前ですよね?
あなたも職場の人間とは挨拶をしてると思います。
では、もし挨拶しない人が現れたらいかがでしょう。
「この人、非常識なんじゃないの?」
「ちょっとムカつくやつだな!」
て、思いませんか?
挨拶は社会人として当たり前のことですし、
挨拶をしないと人間関係も悪くなってしまいます。
みんなちゃんと挨拶してるのに非常識ですよね。
けどのこの当たり前に思ってることこそが、
自分の中に築かれたルールなんですね。
「どういうこと?」
て、思いませんでしたか?
挨拶が当たり前というのは自分のルールです。
けどそれはあくまでも自分の中のルールであって、
他人も同じルールを持ってるわけじゃないんですね。
これが言い換えると価値観の違いとも言えます。
職場では価値観の違う者同士の集まりです。
お互いに妥協し合ったりして上手く帳尻を合わせ、
コミュニケーションを取っていくものですよね。
けど時にこの価値観の違いが大きくズレてると、
人間とは感情の生き物なので割り切れなくなり、
それがストレスとなって職場が居辛くなるのです。
この自分の中のルールは健全に働けば、
上手く環境に適応してやっていくことができます。
けど職場の上司に苦手意識が出ている場合、
自分と相手とのルールの差が違い過ぎるのです。
僕は父親とまともに会話したことがなくて、
年上の男性に対して苦手意識がありました。
それが自分の中に築かれたルールだったのです。
なので父親と近い年齢の男性には苦手意識があり、
それは職場に限らずどこにいっても同じでした。
大概は上手くいかないことや苦手な人って、
ほとんど自分の中のルールが関係しています。
まずはこのルールに気付けることが大切です。
気付けないことには処方箋の打ちようがありません。
けど気付けば解決することは難しくないのです。
苦手な相手を通して何に気付いてどう成長するか
ここまでで軽くまとめると、
自分の思い通りにいかない出来事や相手には、
人は苦手意識を感じてしまいます。
職場では上司に感じることが多いと思います。
学校で仲の良かった友達とは全く違うはずです。
気を使うし、言葉を選ばないといけないないし、
考えて話すことがストレスに感じてしまいます。
じゃあ、なんで思い通りにならないと感じるのか?
というと、自分と相手のルールに違いがあるからです。
このルールの差は言い換えると価値観の違いです。
価値観が違うので苦手と感じてしまうわけです。
とは言え、自分のルールは過去の経験を通して、
無視息のうちに築かれていくものなので、
出来事を通して気付いていくことが大切です。
そして今後生きるのに問題と感じるなら、
それを変えないといつまでも苦しいわけです。
この自分のルールに関しては、
こちらの記事でも解決策について詳細に書いてます。
どうしても人間関係で苦手意識が出ると、
ネガティブなイメージばかり持ってしまいますよね。
誰だって傷付きたくないし僕も傷付きたくないです。
避けたくなる気持ちだって自然なことだと思います。
けど一方では違う見方をすることができ、
自分を知る機会と捉えることもできるんですね。
職場の上司と上手く付き合う対処法より、
それを通して自分を知る機会とする方が、
結果的にラクに解決することができます。
苦手な人や出来事を通して自分を知ること
本日のまとめ:
- 自分の思い通りにならないと苦手意識が出易い
- 自分の中のルールが苦手意識を作ってしまう
- 苦手意識を通して自分のルールに気付くこと
今回は職場の上司とコミュニケーションが取れず、
苦手になる理由というテーマでお伝えしました。
ここまで読んで頂いてお分かりの通り、
苦手な相手に頑張る必要なんてないのです。
大切なのは自分を知ることです。
職場だって合う合わないがありますし、
人間だって価値観の違いがあって当然です。
そこを無理して合わせようとしたって、
自分の本質と違えば苦しくなるばかり。
だからこそこうした出来事を通して、
自分と言う人間がどういう人間なのか?
自分は本当は何を求めているのか?
自分の本音に気付くことが大切なんですね。
僕は自分の本音に気付いたからこそ、
会社を辞めて独立するという選択をしました。
ぜひ今回お伝えしたことを違う視点として、
物事を捉えることに活かしてほしいと思います。
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