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今の職場の人間関係が苦痛・・・
この悩みを抱えて仕事をする人はほんとに多いです。
今や職場の悩みで人間関係に関する内容が断トツ1位で、
更に全体の8割は人間関係で悩んでいると言われています。
だけど生活のために簡単に辞めることもできない・・・
周りになんて言われるか気になって辞められない・・・
転職しても同じ失敗を繰り返すことが怖い・・・
このような理由から一歩踏み出せなくて、
ずっと今の状況を続けてしまうのがほんとに辛いですね。
まるで見えない檻に閉じ込められているようなものです。
それは自由とは名ばかりの奴隷契約のような状態。
一体、人生の幸せとはどこにあるのだろう。
永遠にこの辛さを続けなければいけないのだろうか。
まるで無限地獄かのようにも思えてきますね。
だけど会社や上司など他人や何かのせいにしても、
今の状況が変わらないどころか辛くなるばかりです。
なぜ今の職場が辛いのか・・・そこには必ず原因があります。
出来事を通して自分を変えることが問われているのです。
前回は、仕事を頑張ろうとするほど陥るワナがあり、
深層心理に潜む”ある思い”についてお伝えしました。
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幸せとは我慢の先にはなかった・・・
僕は2010年6月からある製造業に派遣社員として入社しました。
そして2011年3月に急に課長から部署異動を命じられました。
異動先の部署ではマシンオペレーターのライン作業でした。
そこで2交代制で日勤と夜勤を1週間ごとにやってました。
残業や休日出勤などの時間外も月100時間くらいやってました。
機械はよくエラーを起こしてその度に設定をし直さなくてはならず、
機械の扱いも好きではなかったので毎日イライラしてました。
その上、班長からはパワハラを受けるようになり、
僕が一番後に入ってきたので周囲の同僚達も自分達を守りたいがために、
僕を目の敵にして上司に評価を得ようとしてました。
僕は完全に職場で孤立化していました。
「辛いけど、それでも何とか頑張ってやっていこう!」
そう思って感情にフタをして我慢して続けてました。
だけど我慢すればするほど自分がどんどん辛くなっていきました。
2014年3月、派遣社員の抵触日で契約社員になってたのですが、
その丁度、契約社員の更新月に僕は会社に行けなくなってしまいました。
これ以上我慢できなくて限界がきてしまったのです。
この経験から今の職場が辛いのに我慢し続けても、
その先に幸せなんか当然なくて不幸が待っているんだと自覚しました。
そしてその後は部署を異動することができましたが、
抜け殻のようにやる気が完全に出なくなり、
文字通りのダメ社員となってしまったのです。
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幸せの合格ラインは家庭環境が影響している
そもそも人生において幸せって何なのでしょう。
あまりにも遠くて縁のない存在のように感じますね。
そんなことを考えている余裕すらないかもしれません。
当時の僕も幸せなんて自分には訪れないと思ってました。
では幸せって一体何なのでしょう。
それはたった一言で言うと「自己肯定」です。
自分を丸ごと受け入れられれば、
どんなに辛いことも関係なく心は満たされます。
だけど悪いことがあるとそんな自分って嫌ですよね。
できるだけ悪い状況から抜け出したいと思ってしまいますよね。
つまりそれは今の自分を否定していることになるのです。
では自分を肯定するか否定するかを決めているのは、
何が元となっているのかと言うと家庭環境が影響しているのです。
たとえば小学生の頃にテストで60点取ってきたとします。
「こんな点数じゃダメよ、もっと頑張らないと!」
と言われれば、60点の自分を否定してしまいます。
では次に、
「60点も取ってきたの?よく頑張ったね!」
と言われれば、60点でも自分を肯定することができます。
僕達は幼い頃に自分を認める基準を築いてしまっていたのです。
どんなに90点代でもがっかりされたら自分を否定してしまいます。
これが社会人になっても無意識に基準となっているのです。
完ぺき主義の人は常に100点でなければ満足できません。
100点を取れない自分は無能だと否定してしまうのです。
では今の職場が辛いのとこれな何の関係があるのかと言うと、
こうした無意識の基準で余計に自分を苦しめているのです。
だって今が辛い自分なんて素直に認め難いですよね。
あの会社がいけないとか、あの上司がいけないとか、
他人や何かのせいにしてしまう習慣ってありませんか?
それこそが自分を素直に認められない証拠なのです。
だからと言ってあなたが悪いと言っているのではありません。
問題はこうした心のメカニズムに気付けないでいることです。
なので僕達は傷付くと誰かや何かのせいにして自分を守るのです。
だからこそあなたはここまで本当によく頑張っていると思います。
思っていることと逆の方向へ歩く勇気
今の仕事が辛いなら辞めることを考える・・・
そして会社を辞めることが一番の解決策と思ってしまう・・・
確かに環境を変えればスッキリもするかもしれません。
僕もずっとそんな風に思ってました。
だけどここまで読んで頂いたあなたならもうお分かりですね?
自分の価値を決めているのは紛れもなく自分なのです。
つまり今の職場が辛いと感じるのも自分が決めていることです。
もちろん、そう思うことが当然なのも十分承知しています。
当時の僕だってそんなこと言われてもピンときませんでした。
何も無理に考え方を変えろなんて言うつもりはありません。
辛い辛いと今の自分を否定している自分に気付いてほしいのです。
「辛いなぁ、嫌だなぁ・・・」と言葉にする度に自己否定なのです。
だけどそれは今まで自分のことに気付いてなかったからです。
辛いけど自分のことは否定したくないと、
職場で辛さを感じても意識で分かっていれば問題ありません。
なぜなら、気付かないから状況に流されてしまってたからです。
そして「自分は辛くてもいいんだ!」と考えてみることです。
会社での辛い出来事を思い出して肯定してみて下さい。
きっとOKを出している自分に違和感を抱くはずです。
それはまるで嫌いな人を「好き」と思うかのような感覚です。
タイプでもない異性を抱きしめるかのような感覚です。
この感覚こそが偏っていた思考の証拠なのです。
そして何もそこから特別な行動をする必要はなく、
ただそのことに気付くということがとても重要なのです。
なぜなら気付かなければ振り回されてしまうからです。
人生はもっと楽に生きていいい
本日のまとめ:
- 幸せとは我慢の先にはなかった・・・
- 幸せの合格ラインは家庭環境が影響している
- 思っていることと逆の方向へ歩く勇気
人生は考え方からはじまると言っても過言ではありません。
今の自分がどう考えるかで未来が決まるのです。
実際に今の職場が辛ければずっと辛いままだと思えますね?
だから今の職場から抜け出す勇気も出ないのです。
僕は何度も面接を受けに行きました。
その数はおよそ10回以上はやったと思います。
けどいざ転職が成功しそうになると怖気ついてしまうのです。
- 今の環境を手放すことが怖い
- 新しい環境でやっていく自信がない
- 新たに仕事を覚えるのが面倒
- もしまた辞めるような状況になったら
いろんなことが頭の中をぐるぐる回ってきました。
だけど辞めることもできず今の職場を続けてしまいました。
けど結局は精神的に追い込まれて逃げてしまいました。
だけど先ほどもお伝えしたように人生は考え方からはじまります。
自分はよく頑張っていると心の中で囁いて自分を感じてみて下さい。
何となく胸の奥の方で嬉しさのようなものを感じられるはずです。
そしてそんな小さな感覚を時々でも繰り返していくことで、
欲しかったものがやってくるという逆転現象が起こるのです。
なぜなら人生は考え方からはじまるからです。
もちろん、それはすぐにやってくるわけではありません。
考え方と同じように行動も必要になるのも確かです。
ですがここでは行動の元となる考え方をお伝えしたかったのです。
失敗と成功を分けるのも考え方の違いがあるからです。
なのであなた自身をこれからは大事にしてほしいと思います。
自由に幸せに生きられることを祈っています。
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