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仕事で頑張ろうとする人が陥りがちな見えないワナ

 

あなたは「明日も仕事だ、頑張るぞ!」と思えてますか?

どちらかというと、仕事頑張ることに意味があるのだろうか・・・

こっちの方が日常から考えることが多いのではないでしょうか。

僕は仕事に対していつも後ろ向きな気持ちでした。

 

「ああ、明日からまた嫌な仕事がはじまる・・・」

「なんでこんな苦しいことせにゃあいけんのじゃろ・・・」

「嫌じゃのう、行きたくない行きたくない行きたくない!」

 

時には嫌な感情が高まり過ぎて怒りが爆発することもありました。

そんな時は1人車の運転中に叫んだりハンドルを叩いたり、

ほんとに嫌で嫌で仕方がない日々をずっと送ってました。

仕事をするために大切なことと言えば、

 

  • 働くことへの目的の明確化
  • 自分の役割を理解して社会への貢献
  • お金を稼ぐこと以外の意味を見出す
  • モチベーションを維持する方法

 

このようにいろいろとあるかと思います。

確かに普通に働いて普通に生活している人達なら通じることです。

しかし、そうではなく仕事で精神的に辛い日々を送っていれば、

 

そんな仕事で頑張ることなんて拷問以外の何者でもありません。

なぜこんなに辛い苦しい思いをずっと続けなければいけないのでしょう。

今回は、仕事で頑張ろうとすることの見えないワナをお伝えします。

 

前回は、なぜ一生懸命に頑張っても努力が報われないのか、

その理由は”ある視点”が原因だったという話をしました。

努力は必ず報われると信じても現実を変えられない本当の理由

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仕事で頑張るほど苦しくなるのに・・・

 

今の仕事を頑張る気力もなくなれば転職を考えてしまいますね。

このままこの仕事で将来なんて考えられないかもしれません。

だってこんなつまらない仕事をずっと続けたくないですよね。

 

そんな時に周囲から「頑張れ!」と言われるほど、

自分のことを否定されているようで余計に嫌になりませんか?

「何をどう頑張れだ!」と腹も立ってこないでしょうか。

 

それなのに頑張らなければ幸せになれないのでしょうか。

もっと頑張らなければ今の自分ではダメなのでしょうか。

今まで頑張ってきたのにそれでも無理しなければいけないのでしょうか。

だけどこの頑張ることをやめるのも怖いと思いませんか?

 

「だって今の仕事を辞めると生活ができなくなるかもしれない・・・」

「次の職場に転職してもまた同じことを繰り返すかもしれない・・・」

「もし転職先で前の職場の方が良くて後悔してしまったら・・・」

 

こんな思いから今の状態のまま、また頑張ってしまう。

そしてどんどんジリ貧で追い込まれて苦しくなってしまう。

こんな状況では本当にどうすればいいか分からなくなりますね。

だけど以下でお伝えすることに気付く必要があります。

 

 

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頑張ろうとするのは今の自分を否定している

 

なぜ今好きでもない仕事を無理して頑張るのでしょう。

こんな時って今の環境から抜け出したいですよね。

新しい職場環境でもっとやりがいのある仕事がしたいし、

嫌いな人間と関わる必要のない環境にいたいですね。

 

これは「今の自分ではダメ」という自己否定の考え方なのです。

 

もしあなたが今の仕事の苦しみから抜け出せないとしたら、

いつの間にか自分のことが大っ嫌いになっているからです。

今いる場所が本当は自分には相応しくないと分かっているのに、

他人や出来事のせいにして自分を受け入れられないからです。

だから苦しい場所でもっと頑張ろうとしてしまうのです。

 

「どうせ上司は自分のことを分かってくれない・・・」

「どうせ自分は正当に評価などされていない・・・」

「どうせ自分たちの都合のいいように動かされてるだけ・・・」

「給料は少ないし、残業はさせられるし・・・」

 

そんな合わない場所で頑張ってしまうのです。

だけど抜け出せないのは自己否定をしてしまっているからです。

今の仕事をしている自分を否定しているのに頑張ろうとするのは、

まるで拷問以外の何者でもないと思いませんか?

奴隷と全く同じような状態ではないでしょうか。

 

 

深層心理に奥深くに潜む失敗に対する怖れ

 

一生懸命にダイエットに励んでも痩せない。

一生懸命に英会話を学習しても話せない。

一生懸命に節約しようとしてもお金が無くなる。

そして一生懸命に無理して仕事を頑張ってしまう。

 

ここで頑張りが足りないと思うことも、

そしてできないことを誰かや何かのせいにするのも、

 

もしそれが達成できても、

それによって得られるものが手に入らなかったら?

これって達成することが怖くないですか?

 

ダイエットに成功しても恋人ができなかったら・・・

英語が話せても望んだ職種に就けなかったら・・・

節約ができてもその後にお金を失ってしまったら・・・

仕事を頑張っても上司に評価してもらえなかったら・・・

 

そんな自分を認めるのって怖くないですか?

なので僕達は無意識に納得できる理由を探すのです。

自分を傷付けなくていいように都合のいい理由を探します。

これは潜在意識で自動的に行われるので気付き難いです。

だけどそうなってしまう理由はシンプルです。

 

それは本当は好きではないことをしているから。

 

たったこれだけのことなのです。

もちろん、社会生活の中でどうにもならないこともあります。

好きでもない仕事をしなければいけないこともありますね。

僕もずっと嫌いな仕事を嫌いな人間と関わってやってきたので、

嫌というほどその苦しみを味わってきました。

 

 

頑張らないことが本当の成長に繋がる

本日のまとめ:

  • 仕事で頑張るほど苦しくなるのに・・・
  • 頑張ろうとするのは今の自分を否定している
  • 深層心理に奥深くに潜む失敗に対する怖れ

 

僕は2009年9月から製造業の業界に入り、

2015年3月までの5年6ヵ月携わってきて、

そして2014年1月から副業でインターネットビジネスをして、

2015年4月に独立して今現在に至っています。

その経験からはっきり言えることは、

 

どんなに本来の居場所ではない仕事で頑張っても苦労するだけ。

 

業務内容にしても人間関係にしても上手くいかず、

最後は諦めて自分の感情にフタをして過ごす日々・・・

本当は頑張ることで立ち向かおうとするのではなく、

 

好きなことで自然と成長していけるものを見つけることです。

 

あなたは決して頑張りが足りない人間なんかではなく、

ただ今いる場所が違っているだけなのかもしれません。

少なくとも当時の僕のように仕事で苦しんでいるのなら、

その可能性を疑うべきとも言えるのです。

そしてそれを確かめる方法はシンプルです。

 

それは今やってる仕事に将来をイメージできるかどうか。

 

何だかんだで夢を諦めてしまう人は、

退屈でも今の仕事でイメージができてしまっているからです。

だけど苦しいければ苦しいほど辛ければ辛いほど、

その場所での将来なんてイメージはできません。

だって苦しくて辛いことなんて考えられないですよね?

 

仕事でどんなに頑張っても、

それが心のどこかで無理している部分があるのなら、

目を背けずその部分と向き合っていくことが大切です。

 

自分の本当の居場所が見つかることを祈っています。

 

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