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上司のパワハラ対策6つ-平穏な日常を取り戻すために

 

上司という強い立場になると我が出てしまうものです。

その強い我がパワハラというかたちとなってしまうことがあります。

そのためにもパワハラ対策を事前に知っておく必要があるのです。

 

パワハラを受けはじめると、

気持ちが沈んで会社にいくことが辛くなってしまいますね。

次第にエスカレートしていって事態が深刻になっていきます。

 

一度、遠慮の気持ちが外れてしまうと、

人というのものはそこからは激しくなるものです。

 

特に圧力で味をしめた上司は、

威圧することが部下をコントロールできる手段だと思い込みます。

また人を動かしているという自分に陶酔すらしてしまうものです。

なので事態はどんどん悪化していく一方なのです。

 

なぜなら人の心とは一定ではなく、

常にその人の思い描く方向へと進んで行くものだからです

 

つまり圧力を掛けることへ味をしめてしまえば、

上司という立場だけに誰も逆らえないし、

エスカレートする一方で良くなることへの期待は持てません。

 

そこで、

上司のパワハラ対策を知っておく必要があるのです。

今回は自分の身を守るために、パワハラ対策をまとめてしました。

ぜひあなたの平穏な日常を取り戻すために活用下さい。

 

(前回は、パワハラ加害者の心理-苦手な上司の心には何があるのかにて、

上司がパワハラ加害者になってしまう心理についてお伝えしました。)

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1、厚生労働省のサイトを活用する

 

パワハラについていの知識を得るのにお勧めなのは、

厚生労働省のサイトを活用することです。

 

「こころの耳」というサイトでは、

パワハラ意外にもセクハラやモラルハラスメントなど、

パワハラと類似した内容についても詳しく紹介されています。

 

また、メール相談もできますし、

各専門機関への相談案内も紹介されています。

たとえば「総合労働相談センター」では各都道府県の労働局へ、

パワハラに関する相談を行うことができます。

まずはメールで相談してみるのも行いやすいのではないでしょうか。

 

 

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2、一応社内の相談窓口に相談しておく

 

会社にはパワハラ・セクハラ等に関する相談窓口を設けていることがあります。

個人的には”一応”社内の相談窓口には相談しておいた方が得策と言えます。

 

なぜ”一応”なのかと言うと、

社内の相談窓口は表向きは社員のため相談窓口とありますが、

会社向きにはトラブル防止としての役割も果たしているとうことなのです。

 

つまり、

社内の相談窓口なので会社の人間が対応してくれます。

社内の人間である以上、会社の立場を優先して考えるのが当然なのです。

 

なぜなら、会社は利益を出すことが優先だからです。

全てはこの利益を出すことが前提として物事を考えます。

 

そうなるとどうなるかと言うと、

利益を優先させるために社員の言い分を丸め込まれる可能性があるということです。

たった一人の社員のために会社の運営に遅れをとるわけにはいかないのです。

 

ではなぜ”一応”相談しておくのが良いかと言うと、

事前に相談したという事実をつくっておくためです。

その行動が後々の自分に有利に働くことだって十分にあります。

 

僕は事前に相談していたこともあり、

1年2ヶ月掛かりましたが部署異動ができました。

 

 

3、社外の専門機関を検討する

 

相談するのに最も適していると言えば、

社外の専門相機関へ相談することです。

 

そこでお勧めなのが「あかるい職場応援団」です。

このサイトでは、パワハラに関連する専門機関を紹介しています。

前述した「こころの耳」のサイトでも紹介されていますが、

こちらのサイトも知っておくと、複数のサイトから情報収集ができます。

 

また、社外の相談窓口の特性としては、

法的なアドバイスも受けられたりと、より様々な情報を得ることができます。

 

実際にパワハラとして問題となるかどうかは、

社外の専門機関に相談してみるのが一番手っ取り早いでしょう。

適切なアドバイスを受け取ることができれば対策の取り方も分かってきます。

社内の相談窓口ではダメなら次の手として考えておくのと良いでしょう。

 

 

4、被害があった出来事を記録しておく

 

僕が社内の相談窓口で相談したとき、

ひとつひとつの起こった出来事に対して事細かに聞かれました。

実際にどのようなシチュエーションで行われたか実演したりもしました。

事実を見極めるためにかなり詳しく聞いてきます。

 

そこで記憶が曖昧なまま話したのでは、

事情を聞く相手にうまく丸め込まれたりしてしまうことも考えられます。

また記憶だけを頼りにしてしまうことは事実を伝えきれないことになります。

 

人の記憶は曖昧なので記憶だけを頼りにしないことが大切です。

そこで、

 

  1. いつ
  2. どこで
  3. 誰が
  4. どのように

 

というポイントで詳細に記録しておくことが大切です。

特に「どのように」では、最初のきっかけから苦痛に感じたポイント、

自分がどのように上司に対処したかなどを記録しておくと良いでしょう。

 

ICレコーダーで実際のやりとりを録音しておくとかなり有利です。

その他にも、その日あった出来事をノートに書いておくと良いでしょう。

僕も実際にあった出来事をノートに日付を書いて記録していました。

 

 

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5、自分が有利になるよう冷静に

 

ノートに記録を残したりするようになると少し意識が変わってきます。

それは起こった出来事は全て自分の有利になるように運ぶことができるからです。

 

そのためにも、

日々のコミュニケーションでは自分が有利になるように冷静に対処することです。

記録を付けているという時点で、既に戦略的に展開しはじめています。

 

また自分が有利になるように言葉の使い方にも気を配ることです。

罵倒されてもこちらが冷静に対応し続ければ、

そしてそれをICレコーダーに記録すれば動かぬ証拠となります。

決定的なところを押さえてしまえば法的な手段に出ることもできるのです。

 

それから社内で求められていることは従うべきでもあります。

たとえば報告・連絡・相談などはたとえ上司がしなくてもするべきです。

なぜなら記録にとっていることで全てが自分に有利になっていくからです。

希望を持ってあくまで冷静に対応していきましょう。

 

 

6、意外と効果のあるオウム返し

 

上司に言われたことばをそのまま言い返すことは、

上司にもハッと自分が言ったことに気付かせることができます。

上司も自分が言ったことが相手にどのように響いているのか分からないものです。

 

パワハラは次第にエスカレートしていきます。

それは本人すら気付かないうちにどんどん深まっていきます。

 

たとえば「お前はダメだな!」と言われれば、

「僕はダメなんですか?」とただ聞き返すことは問題とはなりません。

そのように聞き返すことで上司も答えに困ってしまうこともあります。

答えに困るという「痛み」を味わいたくないから言わなくなる場合もあります。

 

パワハラ対策として絶対とは言えませんが、

意外と効果のある方法としてオウム返しも使えることもあります。

 

 

証拠を集めて冷静に対処を

 

パワハラ対策には、

まずパワハラとはどういうものなのかを知ることが大切です。

僕自身も自分がパワハラを受けていたことを2年間も知らずに受けてました。

夜勤の掲示板の張り紙を見て、書かれていた項目に当てはまっていたとき、

 

「俺のことじゃないか!」

 

とビックリしたのを今でも鮮明に覚えています。

それから、人の記憶とは曖昧なので記録をしっかりと残すことです。

ノートの記入と、できればICレコーダーで録音しておくことです。

 

そして何と言っても自分に不利にならないように、

あくまでも自分からは冷静に対処することが絶対に必要です。

 

パワハラは戦略的に対策とることが重要となります。

決しては泣き寝入りするようなことではないのです。

 

そうした上で専門機関に相談するとより有利になっていくでしょう。

1日でも平穏な日々を取り戻せることを祈っています。

 

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