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精神的に滅入る

 

俺っていつから笑顔から遠ざかってるんだろう・・・

気が付いたら、僕はずっと沈んだ気持ちで日々を送ってました。

当時、製造業で働いていた時は精神的に滅入る日々だったのです。

あなたは今、どんな気持ちで仕事をしていますか?

 

仕事って自分の人生に大きな影響を与えてきます。

 

仕事が楽しければ、人生全般に楽しさを感じやすく、

仕事が苦しければ、人生全てに絶望を感じてしまいます。

最終的には世の中の全てが憎しみの対象にもなります。

 

それでもネガティブな思いはどんどん積もっていき、

それがストレスとなって心の疲れは酷くなります。

また渦中にあると自分が最も不幸に感じてしまいます。

 

そんな辛い状況をどう乗り越えていけばいいのでしょう。

努力や頑張ること以外の方法について知りたくありませんか?

精神的に滅入る日々を送るあなたにお伝えします。

 

前回は、仕事のことを考えると辛くて胸が苦しい時の、

ネガティブな感情との向き合い方についてお伝えしました。

仕事のことを考えると胸が苦しいあなたへ送る心の処方箋

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溜まった感情が影響して精神的に滅入る

 

怖れ、不安、絶望、悲しみ、苦しみ、辛い・・・

こうした感情は精神的に大きな負荷を与えてきます。

感情は目には見えないので静かにあなたを蝕んでゆくのです。

こうしたネガティブな感情が負荷を与え続けてくると、

 

  • 昼間から慢性的な眠気に襲われてあくびがよく出る
  • 仕事やプライベートでボーっとすることが多い
  • 過剰に食べ過ぎたり、逆に何も食べたくなくなる
  • 訳も分からず、イライラすることが多くなる
  • たまにイライラが膨れ上がって小爆発を起こす
  • 気が付けばいつも沈んだ表情で自分の笑顔を忘れる
  • 家の中に閉じこもって外に出る気分が起きない
  • 夜になると不安で眠ろうにもなかなか寝付けない
  • 急に涙が溢れてきたり、衝動的に悲しくなったりする
  • 疲労が抜けずに慢性的な疲労感やだるさがある
  • 最初は身体が重いけど、それすらも自覚が薄くなる

 

こんな状態に心当たりがありませんか?

感情は適切に外に出しすことで精神的に健康でいられます。

外に出すとは感情をしっかりと味わってあげることです。

 

感じきれないとストレスとなって身体に出てくるのです。

 

これが精神的に滅入る状態となります。

けど仕事って全ての感情を味わっていると苦しいですね。

なのでほとんどの人が何も感じないようにフタをします。

 

僕も班長からパワハラを受けていた頃は感情にフタをしてました。

そんな日々を続けてると特にイライラ感が半端なかったです。

そして人はストレスに耐え続けられるほど強くありません。

 

 

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自分を無能だと思ってしまう誤解

 

だけど身体の状態に出てまうほど深刻になると、

心を回復させるには時間が掛かってしまいます。

それに根本的な問題である仕事を何とかしない限りは、

何をやっても焼け石に水の如く上手くいかないものです。

 

つまりどんな努力も報われない場所ということです。

 

僕は班長や他の社員達との人間関係を回復しようと、

自分の接し方を変えて態度や言葉使いに気を付けました。

嫌な顔しないよう指示されたことも積極的に対応していきました。

普通、仲の良い友達同士なら簡単に修復できるはずなのに、

 

なぜか状態は悪化していったのです。

 

結局合わない場所は何をやってもダメなんだな・・・

そのことに気付いたのは会社を逃げ出した後でした。

こういう時って自分が仕事ができなくて無能に思えますが、

実際は運悪く人間関係に恵まれなかっただけだったりします。

 

そもそも人は他人に影響を受けながら生きています。

身近な人が素晴らしいと褒めてくれると自尊心が上がり、

それとは逆に無能な扱われ方をすると自己評価も下がります。

 

なので自分が無能だと思うことは実は誤解なのです。

たとえば仕事が遅いのは、丁寧な性格なだけだったりしますし、

丁寧な仕事を求める職場だと重宝されることでしょう。

場所を変えるだけで自分を無理に変えなくても良かったりします。

 

 

思い切って自分を緩めてしまう

 

だけど根本的な問題は仕事ですよね。

辞めるのって上司に伝えることは非常に億劫だし、

辞めて次の仕事を探すことだって面倒なものです。

 

条件の合う転職先を探すことも大変だし、

転職できても同じ失敗を繰り返さないかどうか不安です。

そんなこと考えてたら、結局何もできなくなってしまう・・・

これって僕も何度も何度も味わってきました。

 

けどこうした状況でも無理しようとするんですよね。

何とか今の状態でも踏ん張ろうと頑張ってしまうんです。

更に感情にフタをしてどんどん苦しくてなってくのに、

 

「皆、頑張ってるんだから私も頑張らないと!」

「どうして私はこんなにダメなんだろう・・・」

 

こうして自分で自分を追い込んでしまう。

けどここで大事なことって、

 

自分を頑張らせないことなんです。

 

思い切って自分を緩めることって意外と勇気がいります。

僕の場合、毎月100時間残業や夜勤に休日出勤、

それに苦手な業務を文句を言わずにやって癖になってました。

そんな当たり前になった自分を止めると罪悪感で溢れます。

 

それでも自分のパターンを変えないとダメになってしまうのです。

 

本当はシンプルで今が苦しいのなら、それを止めるだけです。

精神的に滅入る日々の元となることを止めるだけなのです。

思い切って自分を緩めることって意外と勇気がいります。

 

 

与えられた苦痛から何を学ぶか

本日のまとめ:

  • 感情を適切に出せないと身体に出てくる
  • 無能なのは環境や人間関係に恵まれかっただけ
  • 自分を緩めることは勇気のいること

 

いくらコミュニケーション能力がなかろうが、

いくら40代、50代と年齢を重ねていようが、

どんなに自分だけが不幸な人生だと思っていようが、

 

結局は今の合わない場所の視点から考えていることです。

 

当然、当事者の立場なら視点を変えることは難しいこと。

僕も製造業時代の特に地獄の3年間を過ごした時期はそうでした。

30代も中盤で20代のように簡単には辞めることもできない・・・

とても柔軟な思考なんて考えつきもしませんでした。

 

けど、仮に望み通りの人生を送っている視点から見るとしたら?

 

そんな成功している自分から今のあなたを見るとしたら、

今の精神的に滅入る日々がどんな風に見えるでしょうか。

僕達は苦しい状況にあると当事者の立場でしか見れなくなります。

そこで視点を変えて見たり、考えることは状況から学び、

苦しさを糧にして人生を変えることは誰にでもできることなのです。

 

自分を大事にできることを祈っています。

 

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