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仕事では孤立して業務も休憩も居辛さを感じる・・・
家庭では帰るのが嫌で適当に時間を潰してしまう・・・
そんな仕事と家庭の板挟みはどうやって解決できるのでしょう。
いくら考えても良い答えが出てこないですね。
職場の悩みの9割は人間関係が原因と言われています。
あなたはどのような状況で苦しんでますか?
僕は仕事では、人間関係ではパワハラや孤立化、
それに苦手な業務に夜勤を強いられてました。
家庭では、独身ですが前の仕事を辞め、
借金が多くて実家に戻らざるを得ないと判断して戻りました。
実家には父親だけが生活をしていたのですが、
風呂、台所、洗濯、トイレを使わせてもらえず、
罵声を浴びせられたり部屋のブレーカを切られてました。
完全に居場所がない状態の中で少しずつ状況を回復させ、
今では再び1人暮らしをして仕事では独立しています。
仕事と家庭の板挟みからどのように切り抜けてきたのか。
あなたのおかれた状況にもお役に立てる内容をお伝えします。
前回は、なぜ普通に働いてるだけなのに仕事が辛くなるのか、
精神的に強くなる為の”ある視点”についての話をしました。
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次第に居場所がなくなっていった時代背景
居場所がないと感じるのはなぜでしょう。
それは自分だけが孤立しているように感じることではないでしょうか。
人間は集団を形成してこれまで生きてこれました。
生き延びるためには人間社会に適応する必要があったのです。
なので僕達には社会に適応することが重要だと、
心の奥深くの無意識の領域に強く根付いているのです。
だからこそ人との関わりが上手くいかないと悩んでしまいます。
職場の悩みのほぼ9割は人間関係だと言われています。
それだけ僕達は集団で行動することを重要としているのです。
それでこれまで生き延びてきたので本能でもあるのです。
しかし、現代に近づくにつれて仕事では効率化が進み、
伝達方法もメールでサッとやりとりができてしまったりと、
コミュニケーションでは人と触れ合う機会が薄れていきました。
また家庭環境においては核家族が当たり前になってるどころか、
父親か母親だけという子供も珍しいことではなくなってきたした。
また僕の両親は僕が幼稚園の頃から夫婦共働きで家にいませんでした。
意外とこの夫婦共働きの家庭は多いのではないでしょうか。
母親が専業主婦の方が珍しいと思いませんか?
そして子供は自分の部屋を与えられ、
家ではテレビゲームなど1人で籠ることが増えてきました。
このような時代背景が居場所がなくなる要因のひとつなのです。
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人との関わりが面倒だと感じる人が多くなっている
- 大勢の中にいるのになぜか孤独を感じる
- 会話をすると気を使い過ぎて疲れてしまう
- どうもコミュニケーションがずれているように感じる
- どうも相手の言っていることの意味を汲み取れない
- 相手の意図が読めないので答えの返し方に戸惑う
いかがでしょう、
あなたも上記に該当する項目があったでそうか。
僕は正直言うと全部あてはまるなぁと感じました。
実はコミュニケーションが達者な人も同じように感じます。
違いがあるとすれば極端に意識が悪い方に向いているのです。
たとえばコミュニケーションに苦手意識があるなら、
会話が上手くいかなかったらネガティブに考えてしまいがちです。
しかし、もしかしたら単なる聞き間違いだったりするのです。
そこでコミュニケーションに特別苦手意識がない人なら、
もしかしたら別の解釈もあるかもと視点を変えることができるのです。
つまり、ひとつの考え方に偏らないのです。
そうやって自分に対して選択肢を与えることで、
自分を責めずに次のコミュニケーションも上手くいくのです。
板挟みの処方箋は、まず心をニュートラルにすることから
だけど僕達はそう簡単には変わることはできません。
コミュニケーションが疎遠になる時代背景や、
人との関わりが面倒になる理由が分かったからと言って、
明日から自分を変えることができれば苦労はしません。
それに仕事や家庭の板挟みで苦しんでるのが、
自分の独りよがりではなく複数の相手が存在します。
尚更出来上がった状態を修復するのは難解なものです。
そこで重要なのが心をニュートラルに戻す環境作りです。
僕は当時、仕事が終わったら真っ直ぐ家に帰るのではなく、
ネットカフェで適当に時間を潰してから帰ってました。
だけどその時間は心が落ち着く場所にいることになります。
仕事にしたって昼の休憩時間になると、
大勢の中で昼食をとらないといけませんが、
自分の居場所がないと休憩が辛いものと感じてしまいます。
僕は車通勤だったのでいつも車の中でコンビニ弁当を食べてました。
このように居場所を見つけて確保することは、
根本的な解決にはなりませんがたちまちは対処できます。
泳ぐ時に息継ぎが必要なように居場所を作ることは大切です。
それは一見逃げているように思えるかもしれません。
だけど世の中が「逃げ」を悪のように扱っているに過ぎません。
そんな世間の一般論を正しいと思う必要などないのです。
板挟みからの根本的に脱却していくには?
本日のまとめ:
- 次第に居場所がなくなっていった時代背景
- 人との関わりが面倒だと感じる人が多くなっている
- 板挟みの処方箋は、まず心をニュートラルにすることから
- 仕事と仕事の人間関係や業務による板挟み
- 仕事と家庭や実家との人間関係による板挟み
今、あなたがどのような状況であっても、
まずは自分の心の拠り所を見つけることが大切です。
それは「逃げ」ではなく生きるための戦略なのです。
ストレスの逃げ場を作らなければ精神が崩壊してしまいます。
ほんの些細なことでも何でもいいのです。
僕のように昼休憩は一人なれる場所を探すとか、
家に真っ直ぐ帰らずにネットカフェで時間を潰すとか、
取りあえずは今をしのげる処方箋を打ちつつ、
板挟みから根本的に脱却していく方法を考えるのです。
僕の場合は借金があって実家から出られなかったので、
まず借金を返済して一人暮らしをはじめました。
そして仕事は副業をはじめて収入源を増やしたことで、
まず部署を異動し、最終的には会社を辞めて独立しました。
- あなたは最終的にはどのようになれることが理想でしょうか?
- そしてそのために最も可能性のあることは何でしょうか?
- そのために今からできる小さなアクションは何でしょうか?
少し自分自身の心と対話してみて下さい。
自分の本音と向き合うことがまず最初の一歩です。
そして思っているだけでなく行動していくことが重要です。
小さなアクションでいいので根本的な脱却を意識しましょう。
自分の本当の居場所を見つけられることを祈っています。
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