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職場の人間関係が悪いと過度のストレスで耐え切れなくなる

 

朝になると憂鬱な気分になる・・・

会社に行けば、ずっと我慢に耐える日々・・・

人間関係によるストレスを抱えるとほんとに辛くなりますね。

何より職場での悩みの中では断トツで多いです。

 

職場の人間関係は一度こじれてしまうと解決は非常に困難です。

 

なぜなら、それぞれが異なる価値観を持った者同士だからです。

微妙な距離感が心に隙間を作って攻撃的になります。

それは学生の頃を思い出して頂くと簡単に分かります。

 

僕達は、自分に近いと思える人と仲良くなっていきました。

 

自分と近いと感じられる相手は親近感があるからです。

だけど職場環境においてはそれが許されません。

当然、コミュニケーションにすれ違いが起こります。

 

どんなに毎日顔を合わせる相手であっても、

心のどこかで距離感を感じていたりしませんか?

お互いがこうした微妙な距離感だからこそ警戒してしまい、

職場での人間関係はストレスを溜めるばかりで悪化するのです。

 

(前回は、仕事行きたくないと苦しむ新入社員の無理をしない解決策にて、

職場で精神的に辛い日々を送る新入社員の解決策についてお伝えしました。)

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たった一度のきっかけで関係が崩れる

 

僕自身、対人能力は低く、

コミュニケーションには自信がありませんでした。

 

それは仕事に限らず他人と接すると、

何かに追われるように心の中が忙しい感覚でした。

つまり気を遣いすぎていつも焦っていたのです。

 

20代の後半になって製造業の会社に派遣で入りましたが、

被害に遭わないよう気を遣いながら怯えながら接していました。

だけど職場環境では常に同じ人間と接し続けなければいけません。

 

我慢し続ければ、時には耐えられなくなることもあります。

 

少し上司に反論しただけで徐々に対応が変わっていきました。

そこからは孤立化し、パワハラに耐える日々でした。

そこで自分を変えて努力して耐え続けたとしても、

どんなに頑張っても良くなることはなく悪化していきました。

職場の人間関係はたった一度で関係は脆く崩れます。

 

 

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職場の人間関係は悪化すると解決しない

 

職場の人間関係と言っても相手も人間です。

こじれてしまうと絶対に良くはならないとは言い切れませんが、

人間だからこそこじれやすいのではないでしょうか。

 

なぜなら人は知らない相手ほど警戒するものだからです。

 

冒頭で、学生の頃は自分と近い者同士で仲良くなると言いましたね。

つまり何となく「似ている」と感じる相手だと安心できるのです。

 

「こんなこと話しても受け入れてもらえるだろう」とか、

「○○のことを話したらウケてくれるだろうな」など、

自分と近いと感じるからこそ心に壁を感じないものです。

 

だけど自分とは似ていないと感じる相手だと、

「こんなこと言って変に思われたらどうしよう」とか、

「自分から心を開いてもシラけた態度とられるかも」など、

ネガティブな考えが先行して距離を縮めることが困難です。

 

それが職場では違う価値観を持った集まりなので起きやすいのです。

 

知らない相手だからこそ警戒するし、

ネガティブな考えが先行して相手を悪い方へみてしまうのです。

これは相手だけでなく”お互い”にそうなってしまいます。

毎日顔を合わせても距離感を感じるのはそのためです。

 

 

上司は頼りにならない!その理由は・・・

 

僕は製造業だったので、

直属の上司である班長にパワハラを受けてました。

 

そのことにずっと悩み続けて耐え切れなくなり、

食堂の掲示板に貼ってあった社内の悩み相談に電話しました。

後日、同じ部署の係長と相談員と僕との3人で会い、

これまでの経緯を話して部署移動の希望を伝えました。

ところが数日経って作業中の僕の元へ係長がやってきて、

 

「お前の勘違いだよ・・・」

 

そんなことを言われてしまったのです。

僕は、その瞬間にダメだと悟り、

 

「分かりました・・・」

 

と諦めました。

それから約3ヶ月、班長の対応は大人しかったのですが、

それ以降からは人権を無視するかのような態度で接してきました。

僕は9ヶ月耐え続けたところで我慢できず会社に行けなくなりました。

上司や社内の相談員は社員の味方なんかではありません。

 

あくまでも会社を円滑にすることが目的であり役割です。

 

なぜなら利益を優先するのが今の社会だからです。

資本主義の本質は自由競争であり利益が優先されます。

社員は会社に利益を出すために存在するものと考え、

社員が使えなければ何らかのカタチで追い出すこともあります。

 

僕はこのパワハラの件で部署移動させてもらえたのですが、

だけど仕事へ対する意欲なんて完全に無くなってしまいました。

時間外出勤を断り続けたら、たらい回しに部署を点々とされられたのです。

 

 

ストレス解消法なんかより退職して根本的な解決策を

 

会社にとって都合が良ければ、

社員の苦しみなんて二の次なのが今の社会です。

そしてその社員がダメになれば次を雇えば良いからです。

 

もちろん全ての会社がそうとは限らないと思います。

お互いに上手くコミュニケーションが取れていれば、

個人個人で接し方も変わってくることでしょう。

上司と言えど人間なので仕方のないことかもしれません。

 

しかしどうしても人間関係がダメな場合もありますね。

我慢し続けてもストレスが溜まるだけで耐え切れなくなります。

自分から努力して関係を良くしようと思う意欲もないなら、

ストレス解消法なんかで一時しのぎなんかせず、

 

思い切って退職して今の環境を手放す勇気も大切です。

 

いつまでもぬるま湯に浸かり続けても、

そのぬるま湯はいづれ冷たくなってしまうのではないでしょうか。

冷えきってしまってはもう遅いなんてことだってあります。

仕事がストレスで毎日が辛いなら手放すこともひとつの選択です。

 

自分の生き方が見つかることを祈っています。

 

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