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仕事がうまくいかない時期のある心理的な原因と解決策

 

仕事は順調な時期もあれば、

うまくいかない時期もあります。

誰にでも波はあるのですがその波に呑まれたくないものですね。

どうすればうまくいかない時期を乗り越えることができるのでしょう。

 

仕事に限らず物事がうまくいかない時期とは、

焦る気持ち増してきたりイライラしやすくなります。

 

だけど、

ただ何もないところから焦りやイライラ感が出るはずがありません。

そこには何らかの理由が必ずあるはずなのです。

 

その理由とは、

他人と比較してうまくいかないと感じているということです。

 

脳は今の現状を的確に把握するために比較します。

たとえば釣った魚の写真に撮るときに魚の横にタバコを置けば、

その魚がどのくらいの大きさなのかが一目で分かりますね?

 

脳は目の前の現実を絶えず比較することで現状を理解しているのです。

しかしこの機能が時として自分を苦しめてしまうことがあるのです。

それが他人と比べて劣等感や優越感を抱くことに繋がっています。

 

また、

目的に向かって頑張って努力しても報われないと嘆くときも、

最初のときの状態と、今の状態とを比較したときに、

思ったよりも成果が出なくて落胆することもあります。

脳の機能が裏目に出てしまうことがるのです。

 

(前回は、転職前の会社に戻りたい…後悔しているあなたに必要なことにて、

転職前の会社に戻りたいと後悔する人の陥るワナについてお伝えしました。)

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他人と比較することで疲れてしまう

 

他人と比較してしまうのは脳の機能なので、

比較することそのものは問題ではないのですが、

その仕事でうまくいかない時期というのは、

 

「あの人はどうなっているんだろう?」

「もしかして自分よりも成果を出しているんじゃないだろうか?」

 

このように他人のことがつい気になってしまいます。

気にしなければいいだけの話なのですが、

どうしても気になって他人の様子を伺ってしまうのです。

 

あなたも物事でうまくいかないときって、

他人がどのくらいできているか気になったりしませんか?

 

そこで、

自分の想像よりも成果を出していなければ安心し、

想像よりも出していればショックを受けてしまいます。

このように他人と自分とを比較してしまうのです。

これでは常に他人のことを気にしなければいけないので疲れてしまいます。

 

 

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他人と比較することは負の感情を増幅させる

 

人の心には感情を増幅させる機能があります。

よく嫌な人のことを思い出していると段々と嫌いになってきませんか?

 

最初はほんの小さなきっかけだったはずなのに、

そのほんの小さなきっかけを思い出しているうちに、

何だかネガティブな感情が少しずつ強くなってしまうのです。

 

「あいつ、ムカつくんだよ!」

「あんなこと言ってきやがった!」

 

このように他人の悪口を叩いてしまうと、

本人でも気付かないうちに負の感情を増幅させてしまっているのです。

 

そしていつからこんなに嫌いになったのか、

自分でも自覚が全くないのも比較することの特徴でもあります。

よく聞く「他人の違いが許せない」というケースです。

 

人の感情は常に一定という訳ではありません。

シーソーのようにバランスをとっているようなもので、

ほんの小さなきっかけが片方の感情へと偏らせてしまうのです。

 

 

他人と比較することでマイナスの暗示を掛けてしまう

 

ここからが問題です。

仕事がうまくいかない時期は他人のことが気になりやすいです。

そしてつい他人と比較して安心感を得ようとしてしまいます。

 

だけど、

他人が自分の想像以上に成果を出しているところをみてしまうと、

あまり良い気分になることはありません。

そうなってくると心のどこかで、

 

「いつかコケてしまえ」

 

と思う気持ちが必ず顔を覗かせてくるのです。

比較することが原因で他人のことを妬んでしまうのです。

 

だけど、

妬んでいるときのネガティブな感情は自分が今味わっているものです。

自分が味わっている感情がどうなるのかというと、

 

感情を通して自分に暗示を掛けてしまうことになるのです。

 

自分より劣っている人を見て妬むことはありませんよね?

つまり妬む気持ちは自分より他人の方が勝っていると思っているからです。

それはそのまま、潜在意識へ暗示を掛けることになってしまうのです。

 

 

マイナスの暗示を止める解決策

 

このようにマイナスの暗示を掛けてしまうと、

その人より上に上がっていくことが難しくなってしまいます。

それは望まないことですよね。

 

マイナスの暗示を止める解決策は、

他人と比較している自分に気付いてそれを分けるだけです。

 

問題はネガティブな状態に気付かずに流されっぱなしになることです。

物作りの会社だって不良品が出れば淡々と分けていきますね?

このような要領でネガティブな状態に気付いて、

 

「おっと、これは自分の望んでいる感情じゃない」

 

とシンプルに分けるだけで良いのです

特別に何かする必要なんてありません。

それがいけないことだと気付いているからです。

後はただただ、それを淡々と繰り返していくだけです。

 

仕事がうまくいかない時期を乗り越えられることを祈っています。

 

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