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多くの人が好きな仕事に就けないのは何故でしょう。
僕達は親、友人、先輩、、後輩、上司、子供、先生など演じています。
これは自分のおかれている立場で相応しい役割を演じるということなのですが、
時としてこの演じることが好きな仕事に出会えなくしているのです。
僕は20代の頃はやりたいことが全く分かりませんでした。
自分にとっての天職なんてまるで雲を掴むかのようでした。
それでも強いて言えば、パソコンの専門学校を中退していたので、
パソコンスクールに入って資格を取って手に職つけるくらいでした。
ですがそんなことすらも実現することができませんでした。
もちろんいろいろと行動は起こしていました。
資格を取るために見学に行ったり実際にスクールにも入ったのですが、
途中で挫折して何ひとつ結果を残すことはできませんでした。
一体、何故僕には何もできなかったのでしょうか。
それは心から本当にしたいと思うことではなかったからです。
ですが今、現在の僕は好きな仕事で独立して天職に出会っています。
それは違う自分を演じることをやめて本当の自分に気付いたからです。
今回は、好きな仕事に出会えなくする演じている自分についてお伝えします。
(前回は、自分のしたいことを実現するための支払うべきものとは?にて、
自分のしたいことを実現しやすくするための代価についてお伝えしました。)
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子供の頃から演じることをしていた
人は子供のうちは親の助けがなければ生きていけません。
また親の愛情を受けることで元気に育っていきます。
そして「良い子」を演じることで、親に愛されて育ってきた人もいると思います。
そうなると良い子を演じるのをやめることができなくなります。
なぜなら良い子をやめてしまうことは愛情を受け取れなくなるからです。
「お兄ちゃんなんだからしっかりできるよね?」
なんて言われると、本当は甘えたいのに我慢をするようになります。
このように演じることが大人になっても同じことを繰り返していくのです。
- 本当は残業なんてしたくないのに、つい無理して受け入れてしまう。
- 本当は無理な頼まれごとなのに、断れなくて受けてしまう。
あなたも本当はどうしたいのかに蓋をして我慢していないでしょうか。
演じている限りは好きな仕事には出会えないのです。
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違う自分を演じている間は自信が持てない
このように違う自分を演じていると、
天職といえるほどの好きな仕事に出会えないのですが、
それは本当の自分は価値がないと思い込んでしまっているからです。
幼い頃に親の望んでいる姿を演じてしまうと、
本当は無邪気にはしゃぎたいという本音の部分よりも、
親の望んでいる姿を演じる方が価値があると思ってしまうのです。
それは社会に出てからも上司の言うこと聞いて残業すると認められ、
本当は残業なんてせずに帰りたいのに我慢し続けてしまったりします。
そうすることで上司や同僚に認められているように感じるからです。
そして本当のしたいことに罪悪感を抱いてしまうようになります。
これは幼い頃のことをひとつの事例として上げましたが、
このようなケースは友人、兄弟、恋人などの人間関係にも出ます。
たとえば好きな人に「いつも冷静で怒らなさそう」と言われると、
本当ははしゃぎたくても好きな人に合わせて違う自分を演じるなどです。
では全く演じることをやめれば良いのかという訳ではなく、
演じている自分に無理を感じるか感じないかの問題ですので、
演じることの全てが決して悪いと言う訳ではありません。
ですが無理して違う自分を演じる限りは自信が持てなくなります。
演じる自分から卒業するために
では天職と言えるほどの好きな仕事を見つけるために、
違う自分を演じることをどうやって変えると良いのでしょう。
まずは上記の項目でもお伝えしたように、
- まずは自分に無理していると感じるかどうか
- そして本当の自分をできるところから少しずつ表現していく
シンプルにこの2つです。
本当の自分を少しずつ表現していくための具体的な方法としては、
新しい環境に身をおくときや、本音で話せそうな友人だけにするなどです。
全てではなくひとつでも本当の自分を素直に表現できる場があればいいのです。
いずれにしても演じる自分というのは、
- 他人からよく思われたい
- 本当の自分を見せたくない
という2つの理由が存在します。
誰だって他人からよく思われたいし、よく見られたいですね。
カッコ悪い自分なんて見られたくないのが普通だと思います。
問題なのは、本当の自分を素直に表現することを、
心のどこかでカッコ悪いと思ってしまっていることかもしれません。
ですが無理して演じる自分をやめることは本当に楽になっていきます。
肩の荷がスーッと下されたように心が軽く感じることに気付くでしょう。
重荷と感じる演じ方を手放していくだけで良いのです。
憧れの存在を求めるのではなく自分がなる
最後に僕が心に響いた言葉をお伝えします。
誰もが自分のことを導いてくれる人を望んだりしますが、
ですが現実は自分で動いて自分の未来を掴んでいくしかありません。
そのために憧れの存在を求めるのではなく憧れの存在に自分がなるです。
恋人が欲しいのに出会いを待っているだけではなかなか訪れないですが、
自分から動いて出会いのある場所を求めることで確率は格段に上がります。
それと同じで、他人に求めるのなら自分からなるのです。
自分が憧れの存在のようになれる方が楽しいと思いませんか?
好きな仕事もチャンスを待っているだけでは訪れません。
だからいつまでも退屈な仕事をずっと続けてしまうことになります。
そうではなく自分のできる小さなアクションを起こしていくことが大切です。
好きな仕事に出会えることを祈っています。
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