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自分が生涯ずっとやっていきたい仕事って何なのでしょう。
やはり天職なんてほんの一握りの人だけのものなのでしょうか。
自分の天職が分からないとまるで雲を掴むかのように感じてしまいますね。
僕は何故か小学生の頃から、
自分には何も将来への夢もなく楽しい人生なんて歩めそうにない・・・
このように漠然とした将来への空しさを感じていました。
そして実際に成人てから20代の頃は、
ほとんどがフリーターでやりたいことがない日々を送ってきました。
危機感から20代後半に派遣社員として製造業の工場に入社しましたが、
30代中盤まで相変わらずの不満と退屈なサラリーマンでした。
「この先、一体どうなってしまうんだろうか・・・」
世の中で夢を実現して輝いている人と、
現状に不満を感じながら退屈な仕事をしている人と、
この2つには一体何が違うと言うのでしょうか。
実はいつの間にか染み付いていたある思い込みに気付いたのです。
今回は、天職が分からない人のある思い込みについてお伝えします。
(前回は、自分にとっての天職を実現するための努力の壁の乗り越え方にて、
自分にとっての天職を実現するための努力との関係についてお伝えしました。)
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幼い頃より洗脳されていた世間の常識
「好きなことでは食べていくことはできない」
「苦手なことでも我慢してやることが大事だ」
このように僕達は幼い頃から言われてきました。
学校のカリキュラムだって好きな授業だけ受けることはできません。
決まった時間に決まったカリキュラムをこなして団体行動を中心に行い、
個人の能力を伸ばすことより平均的な人間を育てるのが教育です。
こんな世間の常識に洗脳されていては天職が分からないのは当然です。
なぜなら好きなことを自由に伸ばして苦手なことはしなくていいのが、
本来は幸せな人生を送るために必要な考え方だからです。
「苦手なことは頑張って克服することが大事だ!」
これは一見正論のように聞こえますが、
平均的な人間を育てるための教訓のようなものです。
本来は苦手なことはそれが得意な人に任せる方が効率がいいのです。
そして自分は自分の得意なことで周囲の人に貢献すればいいのです。
幼い頃より洗脳されていた世間の常識を捨てる時ではないでしょうか。
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気が付けば負のスパイラルにハマっていた
僕達は世間の常識のひとつに、
「間違うことはいけないこと」を刷り込まれてきました。
これも平均的な人間を育てるための教育方針のひとつです。
だけど本当は失敗することによって学んで成長することが大切なのです。
ですがこのような教育なんて受けてはいない僕達は、
どうしても失敗に対して身体が反射的に拒絶してしまいます。
そうなると失敗に対して腫れ物に触るように痛いものだと思い込むようになり、
失敗をすると余計にストレスが溜まりやすくなってやる気も失ってしまいます。
こうして無気力で便利な企業戦士が出来上がっていくのです。
「このままずっとこんな日々を繰り返すのだろうか・・・」
「こんな人生の送り方でホントにいいのだろうか・・・」
このように自分の人生に迷走してしまい、
そして答えを見つけることもなく漠然と日々を送ってしまうのです。
人生に迷いを感じた時こそがこの負のスパイラルに気付く時です。
世の中の常識に疑問を持つ
世の中には常識で溢れ返っています。
世間の一般的な常識の代表的なものと言えば、
- 学校で教わったこと
- 家庭で教わったこと
- 会社で教わったこと
こんなところでしょうか。
挨拶はするべき、上司の言うことを聞くべき、辛くても辛抱しなさい、
親は親らしく、上司は上司らしく、先輩は先輩らしく、後輩は後輩らしく、
皆同じだから自分だけ違うことをするのは恥ずかしいなどなど・・・
世の中の常識と思えることのひとつひとつに疑問を持ってみると、
自分の考えが鳥籠の中の鳥のような狭さだったことに気付かされます。
これでは天職が分からないのは当然なことなのです。
天職を見つけるには世間の常識の枠から外れる勇気が大切です。
天職とは1人だけ違う道を選択すること
天職を見つけることは自分1人だけ、
大勢の人とは違う道を選択して自分の道を歩むことを意味します。
それはその先の保証のない怖い選択とも言えるかもしれません。
なぜならこれまで皆と同じ道を歩むことで安心感を得ていたからです。
僕も会社を辞める決断をするときは何ヶ月も迷い続けました。
会社に属していることで一定の収入が約束されるのを手放すことになるからです。
もし失敗してしまったら全くの無収入で路頭に迷いかねない・・・
このような不安から決断することに躊躇していました。
ですがリスクを先に負う覚悟を持てばその先の道は開かれます。
僕は数ヶ月間、ずっと悩みに悩んだ末に仕事を辞めることを決断しました。
それから半年になってきましたが今ではその選択が正しかったと思ってます。
人生はどっちを選択しても生きている限りは何とかなるものだと思います。
あなたが今、天職が分からないとしても自分や世の中の常識を疑ってみて、
ゆっくりと自分の中の思い込みを手放して道を見つけて欲しいと思います。
やりたいこと見つかることを祈っています。
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