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半年、1年経っても採用の目途が立たない・・・
このまま無職でいることが本当に辛い・・・
転職活動は先が見えない辛さがありますね。
一度、行き詰ってしまったら、
まるで底なし沼にハマってしまったかのように、
何社受けても書類選考は落とされて、
面接までこぎ着けても不採用ばかりもらうことがあります。
その度にため息が出て、やる気すら失ってしまいますね。
ですが正社員になることばかりにこだわってませんか?
確かに正社員になることは大きな目的だと思います。
だけど最初から正社員になれる人は少ないと思いませんか?
僕の友人もそうでしたが何十社と面接を受けて採用されました。
確かにこのように真っ直ぐに進んで道が開かれることはあります。
だけどそれだけにこだわると可能性を狭めてしまうのです。
今回は、行き詰り解消の視点変更についてお伝えします。
(前回は、心が疲れたときは転職活動をちょっとだけ一休みしましょうにて、
転職活動で疲れたときの先の見えない意識の変え方をお伝えしました。)
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「正社員になれない=能力がない」ではない
今は昔と比べて自分の生き方を見つめる人が増えてきました。
日本がバブルの時代はとにかく目の前のことに一生懸命でした。
なぜなら、努力すれば報われる時代だったからです。
ところが今は努力してもリストラされたり、
会社そのものが倒産して路頭に迷うこともありますし、
仕事の内容も複雑化して今までの努力が徒労に終わることもあります。
そこで会社勤めをしながら新しい仕事を探す人もいれば、
思い切って仕事を辞めて転職活動を始める人も多いです。
だけど何社面接を受けても相手側の反応が今一悪く、
外の世界は厳しいという現実を知ることになる。
「正社員になれない自分は無能だ・・・」
「能力のない自分が嫌になってくる・・・」
「自分ってこんなにダメだったのか・・・」
ついこんな風に思ってしまうことはありませんか?
上手くいかないことがあると自分を責めてしまうことがありますね。
だけどはっきり言って採用されるかどうかなんてタイミングです。
今の時代は会社の必要とする人間にピンポイントにマッチしていれば、
採用される狭き門となっているケースが多いのです。
つまりは「正社員になれない=能力がない」ではないのです。
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正社員へのこだわりが自分の可能性を狭めている
もうひとつ言えることは、
どうしても正社員になることへのこだわりです。
冒頭でもお話した僕の友人のように、
確かに何十社と受けて採用される可能性はあります。
ですがそれを半年や1年繰り返しては非効率だと思いませんか?
また転職サイトを活用したり、
ハローワークで目ぼしい会社を紹介してもらったり、
色々と情報収集はしてもなかなか採用されないのは、
とにかく正社員になることの一点にこだわってしまうからです。
行き詰ってしまうのは自分の中のこだわりを手放せないからです。
転職活動に限らずこだわりとは、
言い換えると「プライド」とも呼ばれたりしますね。
そして「余計なプライドが邪魔をする」と言われるように、
ほとんどのプライドは僕達の人生の足枷となってしまうケースが多いです。
僕達は本当は自らのこだわりによって人生が上手くいかないのかもしれません。
別の方法からでも正社員の可能性はある
転職活動で大切なことは、
くじけないこと、ひるまないこと、最後まで諦めないこと、
選考書類や面接の時の見直しが大切など言われますね。
だけどいくら意識してもゴールが見えてこない・・・
なぜなら始めから正社員になろうとしているからです。
それでも努力して採用される人ならばそれで良いと思います。
半年や1年も努力して結果が出ないなら視点を変えなければいけません。
なぜなら同じことを繰り返しても同じ結果になってしまうからです。
ではどんな視点変更をする必要があるのでしょうか。
- アルバイトをしながら転職活動をする
- アルバイトをしながら資格取得をする
- 正社員登用の可能性のあるアルバイトを見つける
- 派遣社員から正社員登用を目指してみる
他にも方法はあるかもしれませんが、
このように正社員になることは一旦置いて考えるのです。
なぜなら今の会社はピンポイントでマッチする人間を求めます。
ということはこちらもそのタイミングに合わせなければいけません。
無職で無収入の状態ではタイミングまで待つこともできなければ、
その会社にマッチした能力を身に付ける準備もできません。
どうしてもプライドが邪魔してしまうことがあるかもしれませんが、
そのままでいるとこの先どうなってしまうでしょうか。
きっと明るい未来を切り開くことは難しいと思いませんか?
自分のこだわりを諦めて視点を変える戦略が大切なのです。
自分の可能なところから始めれば良い
よく転職活動においてのこだわりとは、
職種や業種にこだわり過ぎると上手くいかないと言われます。
だけど今の時代では始めから正社員になろうとすること自体が、
こだわってしまうことに入りつつあるのが現状です。
バブルがはじける以前の時代では努力次第で何とかなり、
どこの会社も人手が足りなかったので誰でも入社できていました。
しかもいきなり正社員からなんて当たり前の時代だったのです。
ところが今の時代では考えられないですね。
意識のレベルを下げることは「負け」を意味することではありません。
それは仕事で精神的に辛過ぎて止むを得ず辞める人のことを指して、
「アイツは逃げたんだ!」
と勝手に思い込んでしまうことと同じなのです。
だけど本当は自分の本当の生き方を求めてただ行動を変えるだけ。
その為には自分の心の中にあるこだわりを一旦置いといて、
自分の可能なところから始めていく戦略が大切です。
人生、なるようになっている
本当の強さとは、どん底を見て、そこからはい上がってきた人間が持ってるもんや
野村克也
僕は28歳の時に借金300万円近くの状態で無職になりました。
実家に戻ってからアルバイトの掛け持ちから始めました。
そして1年後に製造業の派遣社員になってから借金を全額返済し、
再び一人暮らしに戻って派遣社員から契約社員となり、
契約社員の1年6ヵ月後に課長から正社員の推薦をもらいました。
ですがその時は既に独立に向けて準備を進めていたので、
正社員になることは蹴ってしまいましたが、
僕自身の経験から別の視点からのアプローチでも、
正社員になることは可能だとはっきりと分かりました。
確かに時間の掛かることかもしれませんが、
今の自分にできることをしなければ、
いつまで経っても足踏みをしてしまうのではないでしょうか。
ちょっとした視点を変えるだけで道は開けると思います。
転職活動で次の道が開けることを祈っています。
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