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人間関係が辛い、業務が合わなくてイライラする・・・
仕事は様々なストレスを抱え込みやすい場でもあります。
そんなストレスを溜めやすい環境に身を置いていれば、
ついお金を使って解消することに抜け出せなくなりますね。
特に怖いのがストレス解消が依存症になってしまうこと。
買い物依存症、ギャンブル依存症、アルコール依存症など・・・
これらは普段の辛い重たい気持ちをパッと変えてくれて、
さらにドキドキしたり満足感を与えてくれたりと、
気分を高揚させてくれる麻薬のような存在です。
そこで何とか節約しようと考えるのですが、
確かに大きな買い物こそしなくなったものの、
どこで何を使ったか分からない小さな買い物をして、
結局は給料日前になると毎月金欠でいつも悩んでしまう。
僕も当時、製造業の会社員だった頃はいつも悩まされてました。
どんなに節約してお金を使わないようにしてもダメでした。
お金の使い過ぎはお金のところを考えても解決はしないのです。
やはり仕事のストレスは仕事そのものに問題があるのです。
なので仕事そのものを見つめ直す必要があるのです。
前回は、会社があまりに辛くて無断欠勤してしまった・・・
そんな時に読んで欲しい大切なことをお伝えしました。
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お金を使ってストレスを解消してしまう心理
僕は仕事が終わると、
近くのコンビニに車を走らせて甘い物を毎日食べてました。
「あー、嫌な仕事がやっと終わったぁ・・・」
と張り詰めた気持ちがパッと解放されて、
会社から出て車に乗り込んで走っている最中に、
ふと甘い物が頭に浮かんで食べたくなってしまうのです。
「せっかく頑張ったんだし、ストレス解消しないと!」
そんなことを繰り返す日々で、
だけど本当は無駄使いをしたくないという罪悪感もあり、
そして気が付いたら毎月の給料日前は金欠状態になってました。
僕は仕事のストレスで、完全に甘い物に依存してしまっていたのです。
結局この依存症は会社を辞めるまで解決できませんでした。
なぜなら節約しようとお金の問題とばかり考えていたからです。
しかしお金の問題はお金そのものにはないことが多いです。
問題の本質を見つめない限りは解決は困難なのです。
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問題はお金の使い方ではなく仕事そのもの
お金を使って仕事のストレスを解消してしまい、
そしてそれが依存症となって止められなくなってしまう。
その問題は仕事にあることは誰もが分かっていると思います。
仕事の問題が解決できないからこそ、
別の方法としてお金を使うストレス解消となってしまい、
それに依存して止められなくなってしまうんですね。
- 分かっているけど止められない・・・
- 何度も止めようとしたけど誘惑に負けてしまう・・・
- 自己嫌悪になりながらもやってしまう・・・
そこで気を紛らわすような小手先のテクニックを使っても、
焼け石に水のようなもので依存しているものに戻ってしまいます。
節約が上手くできる人は節約そのものに快感を得ているからです。
お金を使わない趣味で上手くいくのはそれに快感を見出したからです。
だけど、そんな都合の良い方法は誰もが思いつくわけではありません。
頑張り過ぎているのがお金の使い方に出てしまうだけ
仕事のストレスと本当は向き合わなければいけないのに、
お金を使って解消することで問題の本質から逃げている・・・
そして今度は節約や他の趣味をつくろうとして、
さらに問題から目を背けて他のものへ頼ろうとする。
ならば問題である仕事を辞められたらいいんだけど、
家族や借金や生活、生きていくために頑張らないといけない。
自分が我慢することで何とか今を保たたせている。
当時の僕もこのような状況で苦しんでました。
- 班長からパワハラ受けてもずっと耐え続けて・・・
- 残業したくないのに毎日3時間以上やって・・・
- 休日出勤したくないのに毎週必ず出勤して・・・
- 夜勤したくないのに我慢してフラフラになって・・・
- 嫌いな業務なのにイライラしながらやり続けて・・・
つまり我慢して頑張り過ぎていたのです。
それが反動となって甘い物への依存へと向かってました。
他のことで気を紛らわして自分を誤魔化してました。
だけどある時、我慢の限界が訪れて全てを放棄しました。
僕は出社拒否して会社に行けなくなりました。
しばらく自宅に籠っていると会社から連絡がきて、
「部署異動なら出勤できそうか?」
と案を出してもらえたことで状況が変わっていきました。
あなたが今、我慢し続けて耐えている状況なら、
どこで思い切って止めるだけです。
なぜなら誰も助けてはくれないからです。
むしろ都合が良いとそのポジションに居続けさせられます。
根本的な解決策はこれしかありません。
お金の不安は今の生活レベルで考えてしまうから
本日のまとめ:
- お金を使ってストレスを解消してしまう心理
- 問題はお金の使い方ではなく仕事そのもの
- 頑張り過ぎているのがお金の使い方に出てしまうだけ
僕達は何かを考える時、
今の生活レベルを基準に考えます。
そして今のレベルで物事を判断します。
たとえば欲しい車があると今の収入で考えますね?
将来、今の給料が3倍になることなんてあり得ないからです。
なので今の収入で生活できるレベルの範囲内でローンを組みます。
生活できるレベルの範囲を超えることはできないですね。
このように僕達は物事を今のレベルで考える習慣があります。
物を買う時の基準として考えるのはいいのですが、
問題は仕事を失うと今の生活レベルを失うという怖れにあります。
仕事は辛いけど今の生活を失うのはもっと怖くありませんか?
だけどその怖れとは未来を予想して不安になってるだけで、
今、現実として起きているわけではありません。
つまり悪い方の可能性だけを一方的に見ているのです。
実際に僕は部署異動して1年後は独立しました。
パワハラを受けていた部署より異動先の部署の方が、
思い切って会社を辞めて独立した今の方が、
お金の使い方は断然に上手くなりました。
なぜなら仕事のストレス解消に使う必要がなくなったからです。
かと言って今すぐに身体に染みついた考えを変えられない・・・
それは誰にだってそうだし僕も決断には本当に断腸の思いでした。
だけど本当に解決したいなら環境を思い切って変えること。
そのことは行動できなくても頭に入れておくことが大切です。
楽しいことにお金を使えることを祈っています。
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