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あなたは何があると満たされると思いますか?
世の中には幸せな人生とそうでない人生を送る人がいます。
その明確な違いが分かればさっきの質問も答えられます。
なぜなら自分が本当はどうなりたいのか?
このことを明確にして向かっていくことで、
幸せな人生を実現することができるからです。
目的がなければどこに向かっていいかも分かりません。
目的地が決まらなければ手段がいくらあっても、
どうしようもないのと同じことなのです。
けど僕達はやりたいことが分からないように、
自分の人生の目的が何かを知らずに生きています。
だから好きでもない仕事を我慢してしまうのです。
では幸せな人生を実現するのに今の仕事とどう関わり、
そしてどうすれば着実に実現させていけるのでしょう。
重要な考え方を僕自身の経験からお伝えします。
前回は、辛くてもなかなか辞められないのが仕事ですが、
今の仕事を手放す勇気を心理的側面からお伝えしました。
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楽を求めても幸せな人生は得られなかった
僕は20代の頃から社会に劣等感を抱いてました。
20代ではずっとフリーターとして過ごしてきました。
なぜなら、正社員は鳥かごの中に入れられた鳥のように、
自由を奪われて毎日苦痛に耐えるイメージがあったので、
そんな正社員に対して抵抗感があったからです。
また自分にはコミュニケーションも思考力もなくて、
どうせ雇われても周りから煙たがられて劣等生になる・・・
とも思っていたので自分には無理だとも思ってました。
それに僕は車が好きだったのでローンを組んでました。
欲しいと思って気に入った車を乗っていたのでですが、
2年後の27歳の時に事故を起こして大破しました。
住んでるところが田舎なので車はどうしても必要です。
しかし、事故した車の残りのローンはまだ残ってました。
新たに購入すればさらにローンが増えることになります。
だけど好きで購入した車だけにとても悔しかったです。
「やっぱり好きな車を乗りたい!」
そう思って次も乗りたい車を購入しました。
気付いたらローンが300万以上になってました。
そんな僕も20代後半になるにつれて、
フリーターだと将来に不安を感じるようになりました。
世間一般的にもフリーターってイメージがよくありません。
それに目的もなくただ楽をしたくてフリーターをやってので、
今の自分に何となく後ろめたさも感じていました。
そこで29歳くらいから派遣社員になりました。
選んだ職種は電子部品関係の製造業でした。
理由はライン作業で楽なイメージがあったからです。
僕は自分のやりたいことなんて何か分からないし、
せめて自分にできる楽な仕事をしたいと思ってました。
だけど楽をしたいという基準がそもそもの誤りでした。
派遣社員なので抵触日というものがあり、
抵触日が訪れたらその会社に派遣として働けなくなります。
そこで会社から直接雇われる契約社員になったのですが、
同じ仕事量と労働時間で給料だけが10万以上下がりました。
また会社ではパワハラを受けて孤立化していたので、
仕事に行くことが精神的に苦痛で嫌になってました。
あまりの苦痛で3年後に部署異動したのですが、
異動後は廃人のように何もできない社員になってしまい、
最終的に手取りは10万3千円になってしまいました。
派遣では手取り30万あったのでローンは返せましたが、
楽をしたいという基準では幸せな人生は得られませんでした。
もっと仕事との関わり方を考える必要があったんですね。
その関わり方とは自分の本音に素直になることでした。
- 本当はどんな生き方がしたいのか?
- 本当はどうなりたいと思っているのか?
- 本当の自分はどうなれば幸せなのか?
そんなことは最初から不可能だと思い込んでました。
だって僕はただ自由になりたいと思っていたんです。
けど生活のために仕事をしてお金を稼がなければいけません。
そうなると自分にできそうな仕事を選んでやる必要があり、
好きでもないけど我慢してやらないといけないと思ってました。
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安定と挑戦で揺れる思い
30代中盤になるにつれて借金こそなくなったけど、
自分の生活状況は相変わらず苦しいままです。
それに年齢を重ねれば転職なんて難しくもなります。
よく35歳を過ぎれば極端に仕事を選べなくなる・・・
なんて世間的に言われてた言葉が頭にずっとありました。
ただ僕はパワハラを受けてた部署を抜け出す最後の年に、
ネットビジネスを副業ではじめるようになってました。
今の苦しい状況を抜け出したい思いから必死になって、
仕事以外の時間はひたすら副業をやっていたのです。
それから部署異動した後も仕事では、
廃人のようにやる気を完全に失ってましたが、
家に帰ってからはひたすらパソコンに向かってました。
その甲斐あって会社の給料並みに収入が増えました。
そうなると会社の給料はあまりにも安過ぎるし、
部署をたらい回しにされて居場所もないと感じてたので、
思い切って独立をしようと考えるようになったのです。
けど苦しくても今の安定を手放すのは怖かったです。
新しいことへの挑戦か、今の安定を守るか
これは独立だろうと転職だろうと、
誰もが大きく悩んでしまうところだと思います。
けど幸せな人生を手に入れたいと本気で思えば、
今の安定を手放す必要があったんですね。
幸せな人生を手に入れるために手放してみた
僕は本当はどうなりたいか?
それを自分自身に素直に向き合ってみた結果、
やはり今の仕事を続けても意味がないと分かってました。
なのでどこかのタイミングで手放す必要がある・・・
そんな思いがずっと心の中にありました。
一歩踏み出せば生き方が変わってしまう・・・
そこまで行くようにしっかりと状況を整えました。
それでもやっぱり手放すことは怖かったです。
「もし失敗したらどうしよう・・・」
「もし路頭に迷ったらどうしよう・・・」
「もし生活できなくなったらどうしよう・・・」
「もし途中で失速したらどうしょう・・・」
いろんな不安が頭の中をグルグル回りました。
だけど状況が今の安定続けることを許してくれませんでした。
先ほども言ったように僕は居場所がなくなっていたからです。
最も迷ったのは課長に辞めることを伝えるまででした。
それまで特に半年間は本当に散々迷いに迷いました。
けど思い切って伝えた瞬間、凄く楽になりました。
そして後はやっていくだけだと覚悟を決めました。
実際に辞めて独立して3年近くになりますが、
何だかんだで今でもやっていけてるんですね。
本当の人生を始めるために残すべき~にあるように、
幸せな人生を実現するのに今持ってるもので、
本当に必要なものって、ほんのわずかなんです。
これは独立だろうと転職だろうと関係なく、
今を手放すことって誰もが散々悩むところです。
だけど幸せな人生を本気で手に入れたいと思うなら、
やはり今を手放す必要があると気付かされます。
最終的にどんな自分になっていたいですか?
本日のまとめ:
- 楽を求めても幸せな人生は手に入らない
- 手に入れたいもののために何を手放す必要があるのか
- 手放してみると案外楽になれる
あなたは本当はどうなりたいでしょうか。
もし、今がそれなりに楽しいとか幸せなら、
無理して環境を変える必要はないと思います。
だけど仕事で辛い思いをし続けているのなら、
自分の本音と素直に向き合うことが大切なんです。
僕も結局は楽したいという判断基準では、
余計に状況は苦しくなってしまうばかりでした。
だけど自分の本音に静かに耳を傾けて、
それを元に行動した結果、
求めていた現実を手にすることができたのです。
それが僕にとっては独立だった・・・
というだけのことです。
よく転職して失敗するという話も聞きますが、
それって自分が本当はどうなりたいと思っているのか。
そこがしっかりと見えていないからなんですね。
やはり軸がしっかりと整ってから行動することが、
あなたにとっての幸せな人生を実現することに繋がります。
あなたの幸せが実現できることを心より祈っています。
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