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ずっとフリーターのままだと不安だし・・・
かと言ってやりたいことが見つからない・・・
僕は20代後半までずっとフリーターでした。
フリーターをしていた理由は楽だからです。
それに特にやりたいことが見つからないので、
20代の頃って本当に何も考えずに生きてました。
そんな僕でも好きなことで独立をし、
今では経済的にも時間的にも自由を得ています。
今回は、フリーター時代の僕が独立できな理由を、
失敗談を含めての経験をお伝えしたいと思います。
今回の内容を読んで頂くことで、
やりたいことを見つける具体的な方法が分かり、
失敗に対する観念も変わってくるでしょう。
前回は僕自身正社員経験は1年2ヵ月しかありませんが、
視野を広げて自分の可能性を見出したという話でした。
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20代後半から焦りが出始めて、ある決断をする
僕はフリーターになったのは22歳位の頃で、
職種はアダルトビデオ店の販売員でした。
その前は正社員の経験もありました。
1年2ヵ月ですが鶏を飼育する養鶏場で、
臭い、汚い、忙しいに耐え切れずに辞めました。
好きでもない仕事を我慢し続けて働き、
それの何がいいのか分からなくなりました。
なのでフリーターの方がマシだと思ったんです。
とにかくバイトはかなり楽だったんです。
特に仕事でやりたいことも見つからないし・・・
というよりは就職そのものが怖くなりました。
自由に飛べる羽をもぎ取られるかのような、
そんな奪われることが先に頭に浮かんできて、
まるで奴隷のような人生に堕ちてしまう・・・
それが僕にとって恐怖で仕方がなかったんです。
養鶏場の仕事の時もそうでしたが、
もっと過去を遡ると幼少期に父親の表情でした。
会社から連絡が来て本当に嫌そうだったんです。
その時に幼いながらに感じてしまったんですが、
「仕事って地獄そのものなんだ・・・」
というネガティブな記憶が残ったんです。
それが潜在的に刷り込まれてしまったようで、
身体が恐怖心のブレーキを掛けていたんです。
そして実際に正社員を経験してみたけど、
案の定、苦痛な現実を引き寄せてしまいました。
けどフリーターって若いうちはまだいいとして、
20代後半になってくると段々気になりました。
「このままだと将来が不安ばかりだ・・・」
「何とか方法を見つけて手を打たないと!」
こんな意識が日々強くなってきたんですね。
けど就職なんて怖くてできなかったですし、
何よりも自分なんて相手してもらえだろう・・・
社会に対して諦めの気持ちもありました。
そして約6年間務めたバイト先を辞めて、
1年ほど他のバイトを転々としましたが、
製造業の派遣社員という道を選択しました。
派遣なら保険も年金も付けることができるし、
社員という名前が付く分響きが良いし、
何よりもフリーターの時より給料が良い!
そして正社員より責任を負う必要がないので、
仕事そのものもしんどくはないだろう・・・
そんなイメージから派遣になる決断をしました。
やりたいことが見つからないので、
せいぜい楽な仕事を選びたかったわけです。
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失敗を繰り返しながら仕事以外の時間で動いた
派遣社員として製造業の会社で働き、
2年ほど経った頃に再び一人暮らしをしました。
車のローンが200万以上あったので、
とにかく残業、夜勤、休日出勤を積極的にやり、
毎月手取り30万近くの給料をコツコツ貯金し、
それを返し終えてからやっとできました。
そこからは完全に1人の自由な時間ができたので、
副業的な収入を得る方法を模索し始めました。
そこで最初は心理学を学んでいたので、
心理学セミナーの講師をやろうと考えました。
けど対人恐怖症とも言えるくらい極度の緊張で、
なかなかセミナーというのが慣れませんでした。
ですが数をこなせば克服できるかもと思って、
しばらくは続けてみることにしたんですね。
でも結局恐怖症を克服するどころか、
やればやるほど恐怖症がトラウマになっていき、
これ以上やるとダメだと思って諦めました。
次にコーチングをやりました。
コーチングとはカウンセラーのように、
1対1で個人を相手に行う仕事のことです。
クライアントの目的達成を助ける為に、
専門的な質問によってサポートをします。
これには300人500時間行いました。
相手からは良かったと言ってもらえるけど、
自分の中にある抵抗感が拭えなかったんです。
僕は直感的にこれだけやって違和感があるなら、
これ以上はダメだと判断して諦めました。
この2つだけで4~5年は費やしたと思います。
気が付いたら30代中盤に差し掛かっていて、
途中契約社員にはなったけど不安定は変わらずで、
自分の将来が本当に真っ暗でどん底に思いました。
「これから先、何をしたらええんじゃ・・・」
その時は仕事でパワハラを受けていて、
いつ辞めるか分からないほど苦痛でした。
職場の人間関係って安定と言いながら、
何が理由で辞めてしまうか分かりません。
そういった意味では本来は安定とは言えず、
僕もいつ路頭に迷うか分からないよなって、
いつも苦痛と不安な日々を送っていました。
執着せずに思い切って捨てたことで人生が開けた
仕事もプライベートも上手くいかない・・・
貯金もなくて将来も不安しかありませんでした。
会社の給料以外の収入源の確保が絶望的になり、
僕は再びネットで検索する日々になってました。
するとあるブログの一言に目が止まったんです。
それはどんな一言だったかと言うと、
ブログに広告を貼って後は記事を書くだけ
それだけのことで収入を得られるなんて、
今まで恐怖や違和感と戦ってきた過去と比べると、
なんて呆気ないんだと言葉を失いました。
けど同時に魅力も感じたんですね。
なので僕はまず自分で情報を集めました。
手繰り寄せた知識を元にブログを開設していき、
実際に広告を貼って記事を書き続けました。
そこからはこのブログの成長が示す通り、
今では好きなことで独立するまでに至りました。
ここで言いたいのは副業ではありません。
僕の判断が正しかったと確信していることですが、
捨てることで新たな道が見えるようになる!
ということなんですね。
やりたいことが見つからないというのは、
今という現実に執着しているというのがあります。
例えばいつまで経っても結果の出ないこと。
僕だったらセミナーやコーチングがそうでした。
ある程度の区切りを設けてダメなら切るわけです。
でないとズルズル引きずってしまうんですね。
最初は必要だと思ってやったことでも、
実は足を引っ張る災いとも成り得るわけです。
僕達は限りある命を与えられて生きてます。
捨てることって実は重要なんですね。
やりたいことを見つけるのにフリーターは関係ない
本日のまとめ:
- 楽な仕事の延長で製造業の派遣社員になった
- 副業は上手くいかず、仕事もパワハラを受けて苦しんだ
- 今までやってたことを捨てたことで道が開けた
今回の内容は、
やりたいことが見つからないフリーターから、
独立に至った僕自身の話をお伝えしました。
読んで頂いてお分かりになったと思いますが、
学歴とか能力とか全く関係のないところで、
独立という大きな目的を果たしていきました。
勿論、あなたのやりたいことが、
高学歴や高難度な資格を要求するものなど、
状況に応じて異なる場合もあるかと思います。
ですがそれらの状況とは関係なく、
いつまでも執着せずにスパッと見切りを付ける
それによって次のステージに上がれます。
一般的に言われる期限を設けるということです。
サラリーマンがぬるま湯と比喩されるのも、
終わりが全く見えない状況に身を置くことで、
危機感を全く感じなくなるからなんですね。
それが悪いんだと言いたいんじゃなく、
結局のところ、本当はどうしたいのか?
自分の本音に素直に生きる意識を持った方が、
人生で後悔する度合いに雲泥の差が出ます。
本日はここまでです。
お読み頂きましてありがとうございます。
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