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世の中にはお金も時間も精神的にも恵まれている人がいて、
一方で自分は些細な事さえもやりたいことができない・・・
どうして同じ地球にいながらこうも違いがあるのでしょう。
身近な人でもやりたいことを素直にやってる人は羨ましいですね。
もし、そんな自分が人生を変えることができるとしたら?
それは僕達の気付いていないある思考にヒントがあります。
あなたはやりたいことと聞くと好きな仕事をするとか、
このような大きなことに焦点が当たってないでしょうか。
いきなりそのレベルだと不可能に感じてしまいますね。
だけどやりたいことをやる人とできない人には違いがあります。
それはやりたいことができない思考が習慣になっているんですね。
この思考の習慣の乗り越え方についてお伝えしたいと思います。
前回は、やりたいことが分からない人の誤解していることと、
趣味からやりたいことへと発展する簡単な方法についてでした。
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やりたいことをやろうとすると出てくる罪悪感
あるインターネットビジネスで成功した人の話ですが、
その人は以前までは家庭が貧乏で生活が苦しかったそうです。
社会人になってからも吉野家で並盛を食べるのが普通で、
トッピングに卵を付けるなんてとんでもなかったそうです。
しかし、ある日を境にしてインターネットビジネスで成功し、
お金に時間に精神的にも何ひとつ不自由ない人生を手に入れました。
そんな彼が、懐かしくてよく通っていた吉野家に立ち寄りました。
そこでせっかくだからトッピングに卵を頼もうとしたのです。
するとたった60円のトッピングに罪悪感を抱いたそうです。
成功して裕福な暮らしを手に入れたとしても、
たった60円のトッピングが申し訳なくてできないのです。
あなたは「そんなバカな!」って思いませんでしたか?
実はこれ、脳が現実に追い付いてないんですね。
あなたがやりたいことができないのは、
どこかでそれに対する罪悪感を抱いているかもしれないのです。
そしてそれは感覚的なものなので自覚がなかったりするのです。
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潜在意識は常に現状を保とうとする
あなたがちょっとやり過ぎたなぁと感じたことは何でしょう?
たとえばテレビゲームが好きならついついハマってしまいますが、
何時間もやってると最初の頃は申し訳なさを感じたりします。
だけど楽しいのでついついゲームをやりたくなってしまう・・・
すると次第に長時間やることに対して慣れてきます。
そうなると最初の罪悪感はいつの間にか消えてしまい、
反対にどうしてもやりたいという衝動が出始めます。
これは人間の脳がパターン化しようとするからです。
なぜなら潜在意識は現状を維持することが、
最も生命を安全にすることができると判断しているからです。
安心できる場所にいれば身の危険なんてないですよね?
そしてこのパターン化の元となっているのは、
- 痛みを避けるため
- 快楽を得るため
この2つのどちらかに必ず分かれます。
そして人間は痛みを避けることの方を優先しがちです。
得をすることより損をすることの方が避けたいと思いませんか?
スーパーの特売日を逃しても失うことはありませんが、
職を失うことは生活に関わるので避けたいですね。
それは極端に言うと生死が関わってくるからです。
現状を維持した方が痛みを避けることができるのです。
なので好きなことをやり過ぎてしまうと今までと違うので、
潜在意識から「ちょっとやりすぎ!」というサインを送ってくるのです。
そのサインは罪悪感などの感覚的にメッセージを伝えてきます。
小さなことからやりたいことをやる習慣を作る
そこでこの脳の機能を上手く活用して、
人生を望んだ方向へと導くことができるのです。
あなたもよくコツコツ努力をすることが大切とか、
積み重ねることが大切だとか聞いたことがありませんか?
だけど大切なのは、ただ努力や積み重ねだけではありません。
あなたが本当にやりたいと思っていることが大切です。
僕の例だと3年前に副業でインターネットビジネスを始めました。
そのためにはブログを書くという習慣を身に付ける必要がありました。
だけど今までブログなんてまともに書いたことがありませんでした。
そこで毎日ブログを書き続けるという行動を行いました。
途中で苦しくなったり手がとまったり頭が回らなくなったりしました。
それにまったく何も書けない・・・という日だってありました。
だけど意識だけはインターネットビジネスへ向け続けました。
つまりブログが書けなくても意識し続けていたのです。
これは先程の吉野家の話でも言えることです。
最初は罪悪感を抱いていても次第に慣れていきます。
あなたがやりたいと思っていることに罪悪感があるのなら、
この潜在意識の特徴に気付いていないからなのです。
そしてこの罪悪感とは心の抵抗の一形態です。
ですが現状を維持しようとする抵抗を受けないコツもあります。
それはほんの小さなことからやりたいことをやることです。
たとえば海外旅行に行きたいと思っているのなら、
コンビニで雑誌を立ち読みするとかネットで情報収集するなどして、
小さなことから行動を起こして習慣にしていくのです。
そして多くの人がそこまでで行動をストップちがちですが、
次のステップになる行動を考えてまた行動を繰り返していくのです。
やがて海外旅行へ行くことに抵抗どころか念願の思いのようになります。
本当の意味での成長には時間差がある
本日のまとめ:
- やりたいことをやろうとすると出てくる罪悪感
- 潜在意識は常に現状を保とうとする
- 小さなことからやりたいことをやる習慣を作る
人が成長するにはある程度の時間は掛かります。
やりたいことができない状態からできるようにするには、
ほんの小さなことから行動して積み重ねることです。
では成長とはどこが成長するのだと思いますか?
それは脳が新しい習慣へと変わることを成長と言います。
そして成長には時間差があることをご存知でしょうか。
よく後一歩踏ん張ることで今までの成果をものにできるのに、
その手前で諦めて得たい成果が出ない話を聞いたことがありませんか?
それは脳の神経回路が繋がるのに何日か掛かるものだからです。
程度の差はありますがスポーツでも練習中は上手く出来なくても、
数日時間をおいたら不思議なほど身に付いてたりするのです。
僕もスノーボードをやってる時になかなかできない技も、
数日後にチャレンジすると案外できた経験が何度もあります。
そんなことも頭に入れておくとやりたいことを楽しめると思います。
仕事と聞くとやりたいことができないと思ってしまいがちですが、
できないと思ってしまいがちな思考の習慣に気付いていないだけで、
日常の些細なことからでも小さな積み重ねをすることで習慣が変わり、
やがてあなたの人生を望む方向へと変える力となっていきます。
また好きなことでお金を稼ぐための具体的なたった1つの方法では、
積み重ねていくことを別の視点からお伝えしていますので、
ぜひ、こちらもお読み頂くと理解が深まると思います。
あなたの人生が諦めから希望へと変わることを祈っています。
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