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お金がないから働かないといけない・・・
ただ忙しく生活のために働くしか方法がなくて、
僕は自分だけが特別不幸だと思ってました。
そうやって卑屈な考えで生きてきましたが、
当然ながら現実は変わりませんでした。
じゃあ、どんなことをすれば、
生活するのが精一杯のその日暮らしから、
状況を変えていくことができるのでしょう。
今回は僕自身が生活のために働く日々の中、
深層心理の奥になる抜け出せなかった原因と、
状況を変えていった考え方をお伝えします。
今回の内容を読んで頂くことで、
ネガティブな状況でも見方を変える視点を持ち、
柔軟に対応できる思考法を身につけられます。
前回は、お金のシンプルな法則に気付いたことで、
借金250万から状況が180度逆転した内容でした。
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働くことは自由を奪われることだと思っていた
働くことって一体何なのか・・・
30代中盤で独立するまでずっと疑問でした。
僕が小学校の低学年くらいの頃でした。
父親と一緒に風呂に入っていて丁度上がった時、
会社から電話が掛かってきたのです。
母親が台所から電話の応対をし、
父親に会社からだと言って電話を渡しました。
そして父親はしばらく話していました。
しばらくして会社との電話がおわり、
その時の父親の表情を見て衝撃を受けたのです。
なぜならすっぱい梅干を口に含んだかのように、
もの凄く嫌そうな顔をしてたからです。
「働くってそんなに辛いんだろうか・・・」
僕は幼心に深く刻み込まれてしまいました。
それから働くことは地獄に行くようなものなんだと、
会社で働くことを怖れるようになりました。
- 働くこと = 自由を奪われること
このような図式が僕の中で出来上がり、
僕は20代はずっとフリーターをしてました。
働く意味が分からず就職を逃げてました。
10代の頃の社会に出る前の僕にとって、
会社に雇われることは生活のために働くことで、
どんなに辛くて苦しくても我慢しなければならず、
大人になることは自由を奪われることだ・・・
みたいにずっと思ってました。
なので大人になることもずっと嫌でした。
それに学生の頃の友達で正社員になった連中は、
やはり時間を拘束されて不自由そうでした。
たまに一緒に会って遊んだりした時に、
「仕事が大変なんよ・・・」
「忙しくてしんどいわー・・・」
「人間関係が面倒臭い・・・」
いろんな愚痴をこぼしていて、
余計に正社員って怖いなって思ってました。
けど20代後半になって焦りを感じてきたのです。
ずっとフリーターのままだと将来が不安だからです。
「なんとか定職につかないと・・・」
「けど就職するのって自由を奪われて嫌だ・・・」
と思いながら将来に繋ぐ道を探しました。
そんな複雑な思いの中で選んだのは派遣社員でした。
派遣の方が採用されやすかったという理由もあって、
保険や年金も払うので多少将来に安心を感じました。
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自分の中の固定概念に気付けないから繰り返していた
けど派遣社員になれたのはいいけど、
フタを開けてみると生活のために働く毎日になり、
毎月100時間残業、休日出勤、夜勤をこなし、
なんの味気もない好きでもない仕事をやって、
「自分ってなんのために生きとるんじゃろう・・・」
余計に現実が虚しくなっていきました。
正社員と同じように時間を奪われてしまい、
正社員なんかより遥かに不安定な立場で、
自分だけが特別不幸に感じていました。
生活のために働くだけの毎日・・・
仕事になんの情熱も希望もない・・・
なんで現実が全く上手くいかないのか?
僕は自分の現実に苛立ちと憎しみを感じてました。
けど現実が思ったようにならないのは、
ちゃんと理由があったんです。
それは自分の中の固定概念に従ってたからです。
それは先ほどの項目でも話したように、
- 働くこと = 自由を奪われるもの
という幼心に根付いた潜在的な思いでした。
だから無意識にそういう仕事を選んでたんですね。
なのでどんなに仕事を変えたって、
仕事そのものにやりがいも将来も感じないし、
生活のために働く毎日になってました。
実際に僕は20社以上転職してます。
僕は無意識に上手くいかない選択をし、
目の前の現実に翻弄されていたのですが、
悩み続けながらも気付くことができました。
実は心理学の世界では、
気付くと50%は解決すると言われてます。
けど気付けるのはいいんだけど、
「じゃあ、どうやって気付けばいいの?」
という疑問が出てくるかと思います。
確かに自分が全く気付いてないことって、
なかなか難しく感じてしまうかもしれません。
でも気付くことってシンプルな話で、
今、抱えている悩みから逃げないこと
たったこれだけなんですね。
悩みって一見すると嫌に感じるかもしれません。
けど人は悩むからこそ解決できるわけです。
なぜなら問題と感じなければ、
それを変える必要はないからです。
なので悩みってその場は辛くても、
悩みの先は明るい未来が待ってたりします。
そんな希望的な側面だってあるんですね。
気付くことができれば人生は変えることができる
僕が生活のために働く毎日になった理由は、
幼い頃に見た父親の仕事を嫌がる表情から、
- 働くこと = 自由を奪われること
このように固定概念が身についたからでした。
もちろんいくら自分の潜在的な思いに気付いても、
そこから実際に変えていく行動を取らなければ、
今の人生の延長線上を生きてしまいます。
ですが先ほどの項目でもお話しましたが、
気付けば50%は解決する
と言われているわけです。
そもそも何が問題かに気付けなければ、
解決だってできないわけですから。
気付けば50%解決できるという意味は、
しっかりと問題にアプローチできるからです。
だって喉が痛くて熱があるのに、
頭痛薬を飲んでも調子はよくならないですよね。
むしろ悪くなる可能性だってあります。
なので悩みを持つことって、
決して悪いことばかりなんかじゃありません。
僕もこれまでの人生で散々悩んできましたし、
今だって悩みを抱えて生きているのも事実です。
ほとんどの悩みは乗り越えることができる
本日のまとめ:
- 働くことは自由を奪われることだと思っていた
- 自分の中にある固定概念に気付くこと
- 固定概念に気付けば50%は解決している
今回は、生活のために働く毎日というテーマで、
僕自身の経験を通して何が根本的な原因なのか、
その上でどう考え方を変えればいいのか、
ということでお伝えしていきました。
つまり自分の潜在的な思い込みに気付けないと、
どんなにいろんな方法を試したとしても、
根本的に解決しないので同じことを繰り返すのです。
例えば資格を取って手に職つけようとしても、
確かにそれで就職できれば安定と思うかもしれませんが、
そうなると別の問題が顔を覗かせてくるものなんです。
人間関係の悩みに頭を抱えてしまうとかです。
だからこそ、
何度も言ってしまっていることではありますが、
嫌いな仕事は逃げても、自分から逃げてはいけない
と言いたいんですね。
そのためには自分の悩みととことん向き合って、
本当はどうなりたいかという本音に素直になること。
自分と向き合って自分を変えていくことは、
他人を変えるより圧倒的に簡単なので、
ぜひ自分と向き合うことを大切にして下さい。
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