スポンサーリンク
正社員になることが難しくて派遣から契約社員に切り替え、
そこから何とか正社員へなろうと考えていないでしょうか。
契約社員になれば派遣なんかよりも安定するかもしれないですね。
しかし、その代償は意外と大きく耐え難かったりします。
なぜなら派遣では高い自給が約束されてましたが、
契約社員になった途端に給料は激減してしまうからです。
あなたはそれでも日々の仕事に耐えられるでしょうか。
同じ業務をこなしてるの給料だけが下がるなんて、
その上、正社員になれる保証だってないんです。
1年という契約期間が少し長くなり、
派遣よりはその分だけの安定が約束されただけのことで、
もっとも賃金の安い立場で会社に使われることになります。
そこが「使い捨て」とも言われる理由かもしれません。
確かに派遣から契約社員に切り替えて正社員へ、
これは中途採用者にとってひとつの目指すべき道かもしれません。
そこで僕自身の辿ってきた経験をお伝えしたいと思います。
その上でもう一度あなたの進む道を考えてもよいかもしれません。
前回は、工場の夜勤というものがどれほど過酷なものなのか、
僕の派遣社員時代での夜勤の実体験についてお伝えしました。
スポンサーリンク
やることは同じなのに給与だけが下がった憂鬱
今の時代、正社員になることは厳しいです。
中小企業から大手まで非常に渋っている感じがあります。
なので会社としても正社員にしても大丈夫なのかどうか・・・
そこのところの見極めのために契約社員なのかもしれません。
だけど多くの派遣社員が気になることは給料がどのくらい下がるのか。
あなたが派遣の抵触日などで契約社員の話をもらっているなら、
会社が同じなので業務内容は今までとほぼ変わらないと思いますが、
給料がどのくらい下がってしまうかが非常にネックだと思います。
僕の場合、派遣から契約社員になった途端、
手取り20後半くらいから18~9万円に下がりました。
ほぼ10万円ほど下がってしまうとどうなるのか・・・
- モチベーションが異常なほど下がりました。
- その代わりに怒りや憎しみが込み上げてきました。
- はっきり言って毎日が憂鬱以外の何者でもありません。
そもそも僕がその会社に入社した理由が給料が良かったからです。
借金を返済のために最も簡単に入れる派遣社員を選んだのです。
僕の場合、正直なところ動機が良いものとは言えませんでした。
だけど人によって様々な事情を抱えているのが事実です。
給料の良し悪しで派遣を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
スポンサーリンク
契約社員に切り替えると安定が手に入るのか?
契約社員になるとちょっとだけ安定は手に入ります。
派遣では2~3ヶ月更新だったのが1年契約になるからです。
はたしてこれが本当に安定かどうかは分かりませんが、
やる気を失った会社でずっと続くかどうか・・・
僕は30代で他にやりたいこともなく、
転職したって他も似たり寄ったりなところしかなかったですし、
ネガティブな動機のせいか転職する勇気も出なかったので、
給料が激減しても我慢して不満の中で仕事をし続けました。
だけど人間関係が悪い部署にいたので、
そのストレスから精神的に追いつめられてしまい、
最終的には会社に行けなくなってしまいました。
そこで何とか部署を異動することでできたのですが、
完全に息の切れてしまった僕は会社からすれば邪魔な存在でした。
なので3ヶ月~半年おきに部署をたらい回しにされた時期がありました。
僕は残業も夜勤も全ても拒否するようになってしまい、
最終的には手取り10万3千という3分の1まで下がってしまいました。
給料日に近くのデパートのATMへ行くのですが、
当時は通帳に刻まれる数字を見る度に怒りで震えが止まりませんでした。
会社に対して憎しみを覚えるようになってしまいました。
あなたが契約社員になることを考えてるのなら、
給料が激減したとしてもずっと続けられるかどうかです。
結局は精神的に耐えられないなら不安定と言わざるを得ません。
そこから考えると派遣の方が遥かに安定だったとも言えるのです。
それが本当にやりたい仕事でなければ考え直すべき
僕の経験から言うと、
それが本当にやりたい仕事でなければ考え直すべきです。
あなたは今の仕事は何が支えになっているでしょうか。
もし、僕と同じ給料が良いというのなら契約社員はお勧めしません。
それに待遇で選んだ会社なら人間関係も良くないのではないでしょうか。
派遣として続けられる方法があるならその方がマシかもしれません。
たとえば僕のいた会社で同じ派遣の知人がいましたが、
他の派遣先を紹介してもらって派遣で続けたという話もありました。
実際に僕も派遣元が法律の関係で派遣事業が続けられなくなり、
別の派遣元を紹介してもらって働いていた時期もありました。
派遣から契約社員になるべき唯一の判断基準
本日のまとめ:
- やることは同じなのに給与だけが下がった憂鬱
- 契約社員に切り替えると安定が手に入るのか?
- それが本当にやりたい仕事でなければ考え直すべき
最後に契約社員になってもいい判断基準をお伝えします。
それはシンプルな2つのことで、
- その仕事が好きで将来的にもやっていきたい
- 人間関係も業務内容も良好で働きやすい
もしこのような職場なら、
契約社員になっても続けていくことができるでしょう。
たとえ給料が激減しても支えとなるものがあるはずです。
それは仕事そのものへのやりがいであったり、
あなたの気持ちに共感してくれるような仲間であったり、
このご時世で、そんな暖かい環境にいることが奇跡とも言えます。
それだけ世の中不満を抱いて働いている人が多いのです。
僕は1人暮らしで田舎なので車も必要な環境でした。
なので手取り10万3千円では生活なんてできませんでした。
そこで副業をはじめて収入を増やすことを決意しました。
睡眠時間3~4時間で毎日副業の仕事を集中して行いました。
結果として副業からの収入で生活はできるようになりました。
けどそれにはたくさんの時間と勉強を必要とします。
それこそ好きでなければ副業で収入なんて難しいでしょう。
そんな窮地に陥る事態なんて誰も望んではいないはずです。
派遣は確かに将来が不安定ではありますが、
契約社員になって失うものに耐えられるかどうかは重要です。
だけど派遣の立場で何もしないというのはリスクでもあります。
派遣社員で将来が不安な人の自分の道を見つける4つの解決策では、
具体的な解決策について紹介していますので参考にしてみて下さい。
あなたの求める道が見つかることを祈っています。
スポンサーリンク