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最近、転職することばかり考えている・・・
ブラック企業とは思うけど生活のために辞められない・・・
具体的な見分け方や特徴がどんなものか知りたくありませんか?
これから転職を考えるなら知識を養っておく必要があります。
なぜなら、今後の生き方が大きく変わってしまうからです。
今、働いている職場が果たしてまともな環境なのか。
転職先でブラック企業に引っ掛からないようしたい。
どちらにしても知識がなければ僕達は損をします。
最近、このような記事が書かれてました。
最長月130時間の残業などで元電通社員の高橋まつりさん=当時(24)=が自殺し、三田労働基準監督署(東京)が過労死として認定していたことを7日、遺族側弁護士が会見で明らかにした。
引用:産経ニュース
あなたはこれを読んでどう感じたでしょうか。
ブラック企業は年々増加の一途を辿っているようです。
こんなことばかりでは先行き不安に思うことばかりですね。
もし、あなたが今の会社で何らかの精神的に辛い思いをしていて、
それでもただ辛いことに我慢しているだけなら要注意です。
そこで今回はブラック企業の見分け方についてお伝えします。
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1、最初は妙に優しく接してくる
僕がこれまで経験してきたブラック企業では、
まず最初にあることが共通していることが分かりました。
あることと言っても見出しに既に出していますが、
社内の人間が最初は妙に優しく接してくるのです。
これは非常にピッタリと当てはまる項目です。
そもそも職場環境が良いなら普段通りに接するはずです。
それがブラック企業の場合は人が入れ替わりやすいので、
すぐ辞められないよう最初は丁寧で優しく接してくるのです。
だけどその妙な優しさにはどことなく違和感があります。
社員達が普段の雰囲気とは異なることをしているからです。
場所というのは、その場の人の雰囲気で作られていきます。
また最初であればあるほど新人は辞めやすいです。
なぜなら、まだ転職活動をしている方が生活に馴染んでるからです。
それが仕事に身体が馴染んでくると辞め難くなってきます。
- 生活やローン返済のため
- 会社の人に申し訳ない
- まだ入社して数ヶ月しか経ってない
このようないろんな理由が頭をまわりはじめ、
自分でも正しい判断ができなくなって苦しくさせてしまうのです。
だけど社員1人が辞めても会社は問題なくまわるものだし、
辞めても何だかんだで生きていく道はあるものです。
だけど冷静に考えれなくなってしまうのです。
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2、パワハラ・モラハラ・セクハラがある
僕は派遣社員の時にある部署に転籍しました。
そこはまるで暗い洞窟の中のような雰囲気でした。
そこで働く社員も目が合うとギロッと睨んでくるのです。
「あそこにだけは絶対にいきたくないな・・・」
僕は心の中でそう思ってました。
だけど課長からいきなり配属命令が出てしまい、
行った先の部署はまさかの嫌だと思っていたところでした。
最初は項目1でもお伝えしたような、
班長が妙に優しく接してきて、それに違和感を抱いてました。
だけど時折見せる傲慢な態度に我慢できなくて軽く反発しました。
そこからです。
最初は小さな嫌がらせや陰口だったのですが、
日に日に大きくなって自分でもこれがパワハラだと気付きませんでした。
精神的に疲れ果て、廊下を歩いてるとパワハラ相談のチラシが目にとまりました。
すると今、受けている内容と紙に書いてある該当項目が全て一致してたのです。
このようにパワハラやモラハラなどは、
僕のように自分でも気付かないというケースはよくあります。
それは最初はほんの小さな些細な出来事から発展していくからです。
しかし、これも立派なブラック企業の特徴であるのは違いありません。
3、人の入れ替わりが多い
人の入れ替わりが多いのもブラック企業の特徴です。
僕の場合は僕の入れ替わりで出て行くことになった人と、
偶然ですが数日間だけ一緒に働く機会がありました。
その人は何故か挙動不審というか人間不信というか、
普通の人とは明らかに違う精神状態だったのがはっきり分かりました。
それが後に同じ目に遭わさられるなんて思ってもみませんでした。
その人の姿は、まさに未来の自分の姿を現していたのです。
当時にいた部署では新人が育たないことが陰で有名でした。
- 人の入れ替わりが多い
- 古い人間の年数が多い
つまり新人と古株の年数の差があまりに開いていると、
それは人間関係的に問題があることを物語っており、
そしてこの差がブラック企業の見分け方になります。
4、時間外労働過多+残業代未払い
僕もほぼ毎月100時間近くの残業をしてました。
途中で派遣の抵触日になって契約社員になるまでは、
他の社員は36協定で月45時間以内の時間外の中、
僕だけが100時間近くもフルにやらされてました。
理不尽さに不満もありましたが、
借金や生活のためにずっと言葉を飲み込んで我慢してました。
さすがに残業代未払いということはなかったのですが、
やはり社内の差別を受けた感じはありました。
時間外労働が多すぎることは、
人によっては逆に望むところはあるかもしれませんが、
残業代未払いというのは誰も望まないことだと思います。
時間外だって理不尽にやらされるのはブラック企業の特徴です。
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5、契約社員から正社員にさせてもらえない
これも僕の経験ですが、
僕の勤めていた会社では契約社員になると、
大体の人は半年くらいで正社員になることができました。
正社員になるにはどうやら上司からの推薦が必要なようでした。
だけど当時の僕は班長からパワハラを受けてました。
当然、契約社員から正社員になることはありませんでした。
その後、精神的な苦痛に耐えきれず部署を異動し、
2つ目の移動先の部署で課長から正社員の推薦を頂きましたが、
その時には既に独立することを決めていたので、
課長には申し訳ないけどお断りさせて頂きました。
ですがその時に課長の言っていたことが、
「この会社では半年で正社員になるのが普通よ?」
と言われたのです。
そして正社員になれないことに不思議そうにしてました。
そこで以前の部署での出来事を思い出しました。
僕を正社員にならないようにしていたということです。
これも立派なブラック企業の特徴だと思います。
個人的な感情で他人の人生をコントロールするなどあり得ません。
なかなか正社員になれないなら見切りをつけるべきです。
6、求人によく載っていて誇大表現
離職率が高いブラック企業は、
常に人材不足の状態にあるので求人を出し続けます。
以下の記事に興味深い内容があったのでご紹介します。
昔、求人広告の仕事をしていました。
広告に①若いスタッフがガッツポーズしていたり、ピースサインをしている写真を使っている
②「仕事も遊びも一所懸命」などと書いてあり、社内ボーリング大会やバーベキュー大会の写真を使っている
③「チームワーク」「仲間」「ともに成長」などという言葉をやたらと使いたがる
④未経験・異業種からの転職でも実力を発揮できることが強調してある
⑤写真に写っている女性社員がやたらと美人
は、ほぼブラック企業です。引用:Yahoo!知恵袋
あの手この手を使って誘い入れようとします。
このようにやりがいなどの曖昧さをアピールするのは、
ブラック企業を見極める上で重要なポイントとなります。
他には年収の幅が300~700万円のように広くて、
頑張れば稼げるアピールの割に実際は300万を下回ったり、
未経験や業務経験だけでなく学歴や年齢不問なども加えて、
ハードルを低く設定して入りやすさをアピールします。
7、求人数が多く、面接後にすぐ採用
求人案内に求人数が多ければ、
何だかその会社に入社しやすそうに感じませんか?
人はどうしてもハードルが低いことに意識が向きます。
なぜなら上手くいかなかったら自分が傷付くからです。
また実際にブラック企業は求人数を多く載せてます。
このような心理を上手くついて人材を補充するのです。
なので実際に面接に行けばすぐ採用するケースも多いです。
確かに求人数が多ければ入りやすいかもしれませんが、
そこがブラック企業の見分け方のポイントとなりますので、
気持ちをグッと抑えて冷静に考え直すことが大切です。
8、派遣社員を多く雇い入れている
派遣社員を多く雇い入れることと、
ブラック企業となんの関係があるのでしょう。
それはその会社の保守的な意識が強いからです。
正社員を雇うだけの余力がないので、
ある意味では一番自由が利く派遣社員を雇うのです。
その背景には経営が綱渡り状態にあることを意味します。
それは現状が何とか保っていられるギリギリの経営にあるか、
たとえ今が良くても先行きに不安があるからです。
なのでリスクを避けるために派遣社員を多く雇い入れるのです。
特に新規事業には多い傾向にあるのではないでしょうか。
求人にも「新規立ち上げにより大募集」なんてありませんか?
こうした表現は求人者には聞こえが良いかもしれませんが、
会社側の意図を読むこともブラック企業の見分け方になります。
ブラック企業は本音を隠すのが基本
本日のまとめ:
- 最初は妙に優しく接してくる
- パワハラ・モラハラ・セクハラがある
- 人の入れ替わりが多い
- 時間外労働過多+残業代未払い
- 契約社員から正社員にさせてもらえない
- 求人によく載っていて誇大表現
- 求人数が多く、面接後にすぐ採用
- 派遣社員を多く雇い入れている
いかがでしたでしょうか、
また興味深い動画を見つけましたのでご紹介します。
この動画の1分45秒あたりからブラック企業がいかに身近にあるか、
その実態を知ることができます。
本部はこのようなブラックな実情を加盟店側の責任として、
自分達には何の関係もないと主張しているとのことなのです。
ですが、こんな最大大手がブラックバイトだなんて、
そんな裏の実情をあなたは聞いたことがあったでしょうか。
つまりはほんの身近なところでさえあると言えるのです。
冒頭でもご紹介しましたが、
運悪く働く環境に恵まれなかったがために、
命さえも絶ってしまうという最悪な事態が増えています。
こんなことがこれからもあっていいわけがありません。
だからこそ僕達がブラック企業の見分け方を知り、
そしてこれからは生きていくための必要な知識は、
僕達自身で積極的に集めていく姿勢が大切だと思います。
今の時代の自分の身は自分で守るとはこのことかもしれません。
少しでも良い方向へ進んでいけることを祈っています。
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