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入ってみたら思ってたのと全然違っていた・・・
あなたもこのような経験をしたことがないでしょうか。
悪質な求人と普通の求人とは何が違うのでしょう。
実は悪質求人とまで言わなくても、
記載されていた内容と違うことは意外とよくあることです。
要するにグレーゾーンのところで記載をし、
良い求人がいれば何とかして使いたいからです。
なので求人の記載の信じる人は少ないのではないでしょうか。
そして許容できる範囲内であればと思う人は多いと思います。
なぜなら求人とはあくまで募集するためのものだからです。
確かに法律上では虚偽の記載は禁じられることにはあってます。
だけど求人を出した後で事情が変わったと言えばそれまでなのです。
そこで悪質求人にありがちな募集条件をまとめてみました。
これから転職先を探そうと思ってるなら意識して欲しいですし、
あなたが今働いている会社をチェックしてみると良いでしょう。
今後は自分の身は自分で守っていく知識が必要となってきます。
前回は、一般企業以上に辞めるのが困難なブラック企業ですが、
そんなブラックな会社をリスクなく辞める方法という話しでした。
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1、月給の記載と実際の給与が違う
よくありがちなパターンと言えば、
求人に書かれていた月給と実際の給料が違うという話。
たとえば求人には基本給18万円だと書いてあったけど、
研修期間だからと最初は15万円になると言われ、
研修期間が終われば変わるかと思えば基本給はそのままに・・・
このような痛い経験をする人が少なくありません。
そしてもう入社してある程度の仕事を覚えてしまったので、
また次の転職先を見つけるのも面倒で泣き寝入り状態。
これは立派な悪質求人の代表的なパターンではないでしょうか。
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2、諸手当、能力給、歩合給が付かない
よく基本給の隣に各種手当の記載がされてませんか?
月給18万円にプラスして資格や能力などの手当のことです。
このような記載があれば何かしらの期待感を持ってしまいますが、
いざ働いてみるといつまで経っても手当なんてつかない・・・
良くて、せいぜい交通費が雀の涙程度にもらえるくらいでしょうか。
今の時代はボーナスだけでなく残業代すらカットする会社もあります。
手当とは響きが良いので載せてるだけのブラック企業は多いです。
3、賞与有だけど減額される
正社員として働いているなら賞与有は当然ですね。
社員の中にはボーナスを楽しみに働く人も多いと思います。
僕の父親も仕事嫌いでボーナスだけが唯一の楽しみみたいでした。
だけど何年も働いてると減額されてしまうことがあります。
それどころか時にはボーナスカットなんて会社もあります。
当然、そんな会社では仕事なんてやる気は起きないですね。
給料やボーナスは社員にとっては大きなモチベーションです。
そこが揺らいでしまう会社は立派なブラック企業ではないでしょうか。
4、時間外手当が時間分の計算がされていない
残業代の支給には誰しもがこだわるかと思います。
世の中には「サービス残業」と言われる言葉が当たり前となり、
働いたにも関わらず支給されないことも少なくありません。
それを直談判しても取り合ってもらえない場合だってあります。
何だかんだ妙な理由をつけて支給してもらえないのです。
求人には時間外手当の項目に25%とか休日手当35%など、
ちゃんと記載されてても実際の給料で支給されないのなら、
当然ながらブラック企業であり、悪質求人ではないでしょうか。
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5、決められた試用期間がいきなり変わる
求人には3ヶ月の試用期間などと書かれているのに、
入社して試用期間が過ぎてこれで本採用と思ったら、
いきなり「まだ本採用はできない」などと言われて、
酷い場合は1年以上も伸ばされたケースもあるそうです。
そもそも社員の地位を会社が自由に決められる・・・
このように勘違いしている会社も世の中には存在します。
しかし、それでは間違っていて法律上では許されないのです。
たとえば適格か判断できない場合は社員登用しなけばいけません。
それを不当に伸ばし続けることはブラック企業のやることです。
6、未経験者OK!は仕事内容じゃない
求人にはよく未経験者OK!なんてものがよくあります。
これを見ると経験がなくてもできるんだと思いがちですが、
あるいは未経験者ための研修期間なども考えがちですが、
単に応募する人を増やすために書いてる場合があります。
ブラック企業の場合は指導はしっかりと行いません。
僕自身が経験したことは仕事を教えてくれないパターンです。
わざと困らせようとか辞めさせようとして教えないのです。
ほとんどの人の会社の1番の悩みは人間関係によるものです。
この人間関係が上手くいかずに仕事に悩まされることは多いです。
結果、未経験者OK!と言いつつ悪質求人になることもあります。
7、アットホームややる気などの精神論の謳い文句
これも僕自身が経験して強く記憶に残ってることですが、
あの会社はアットホームな雰囲気などと言われていたのですが、
いざその会社に入ってみると全くの真逆だったのです。
陰口、陰湿ないじめ、パワハラ、社員を孤立させるなど、
実際のところは醜い人間関係のオンパレード状態でした。
やる気のある人大募集!なんてありますが、
それは裏をかえせばやる気がなければダメだと言う意味です。
このように聞けば当たり前のように思えるかもしれませんが、
しかし、こうした精神論は個人の尺度で決まる曖昧さがあります。
自分ではやる気を出してても他人がどう感じるかは分からないのです。
なので精神論を謳い文句にする会社はブラック企業の可能性が大です。
8、実際の勤務時間が毎日12時間以上
これもほんとによくありがちなパターンです。
求人には時間外週20~30程度などと記載されていても、
実際には週50時間以上もやらされる場合もあります。
一体、何を基準にした週20~30なのか意味が分かりません。
ブラック企業は年間を通して常に残業過多の場合が多いです。
僕の場合は当時その会社には僕だけが派遣社員でした。
その理由なのかどうか分かりませんが他の社員は、
三六協定の理由から法に定められた基準で時間外をし、
僕だけが何故か毎月100時間残業をさせられてました。
9、既定の休日日数が守られていない
求人には平均休日日数が120とか105日となっていて、
それを月平均にしてみると月8~10日の休日日数となります。
だけどむしろこれだけ休める会社の方が少なかったりします。
大抵は休日出勤をさせられることが多いからです。
最悪の場合は月に2~3日程度しか休めない・・・
そんな仕事に身を捧げなければいけない会社もあります。
この休日日数を誤魔化すことも悪質求人のひとつです。
10、有給休暇有でも休み難い社内の雰囲気
有給休暇有なんて求人はどこにでもありますね。
実際に半年くらいして供与明細に有給日数が付いたりしますが、
実際の職場では有給を使える雰囲気ではなかったりします。
休んでしまおうものなら白い目で見られたり、
陰で文句や間接的な嫌味を言われたりすることもあります。
上司に有給は許さんっていう考えの人間がいれば最悪です。
11、求人数が多く、常に求人を募集している
ブラック企業は常に離職率が高いです。
つまり入社しやすく非常に退職し難いのが特徴です。
それでも社員は辞めてしまうくらいの過酷な環境なのです。
それ故に求人数を多くして常に募集をしています。
求人数が多いと自分では可能性があると感じないでしょうか?
このような入りやすそうな求人の出し方をしているのです。
悪質求人で気を付けなければいけないポイントです。
実際の労働条件が異なることにどの程度許容できるか
本日のまとめ:
- 月給の記載と実際の給与が違う
- 諸手当、能力給、歩合給が付かない
- 賞与有だけど減額される
- 時間外手当が時間分の計算がされていない
- 決められた試用期間がいきなり変わる
- 未経験者OK!は仕事内容じゃない
- アットホームややる気などの精神論の謳い文句
- 実際の勤務時間が毎日12時間以上
- 既定の休日日数が守られていない
- 有給休暇有でも休み難い社内の雰囲気
- 求人数が多く、常に求人を募集している
ここまでいろいろと紹介してきましたが、
だけど100%自分の理想なんて求められないのが現実です。
なのである程度妥協して会社に入る必要もあります。
そのためにはどの程度なら許容範囲なのか?
あなた自身の許せない項目と許せる項目を、
一度考えて自分の中で明確にしておくことが大切です。
転職なんてある意味ではギャンブルのようなものかもしれません。
実際に入ってみなければ人間関係や仕事内容が分からないからです。
それはたとえ同じ業種でも同じことが言えるのではないでしょうか。
だけどある程度の悪質求人における注意点と、
自分の中の許容範囲を明確にしておくとで、
自分自身の将来を良い方向へと導けると思います。
望んでいる仕事環境で働けることを祈っています。
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