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ネガティブ思考は改善の必要なし!?眠っている才能の源泉

 

すぐ悪い方へ考え過ぎてしまう・・・

不安になって疑ってしまう自分が嫌・・・

こんなネガティブ思考って1秒でも早く改善したいですね。

だけどネガティブに考えてしまう人にはメリットもあるのです。

 

それはネガティブな感情の近くには才能が眠っているということです。

 

なぜなら、才能は感情が揺れ動く近くに存在するからです。

それはポジティブだろうがネガティブだろうが関係ありません。

とにかく自分の感情が揺れ動く近くに存在するということです。

僕もずっとネガティブ思考な自分に悩んでました。

 

「なんでこんなに人を疑ってしまうんだろう・・・」

「どうして自分はこんなに弱い人間なんだろうか・・・」

 

今だってアパートのインターホンが鳴るだけで、

何か悪いことがあるんじゃないかとネガティブに考えてしまいます。

こんな些細なことでも考え方が偏ってしまうのって嫌ですね。

あなたもそんなネガティブ思考を何とかしたいかもしれません。

 

だけど人間の本質的な性格を変えることが非常に困難です。

だとすると、その性格を活かす考え方の方がずっと楽なのです。

そしてその考え方のひとつとして今回ご紹介する才能の見つけ方です。

あなたの眠っている地層から素晴らしい才能を発掘してみませんか?

 

前回は、何をやっても上手くいかない人生が失敗続きな時、

惰性の人生と才能を開花した人生の違いについてお伝えしました。

何かがおかしい!才能を開花させる人生とそうでない人生の違い

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才能が見つからないのは感情に関係があった

 

感情に振り回されると周りのことが見えなくなりますね。

自分のことしか考えられなくてストレスも大きいです。

一方で自分の感情と上手く付き合える人はどうでしょう。

周りとの関係も上手くやって人生も楽しいのではないでしょうか。

 

感情とは僕達の人生を大きく左右するほどの影響力があります。

 

だけど僕達は普段から、この感情をあまり意識はしません。

イライラ、苦しい、悲しい、楽しい、幸せ、喜びなど、

今感じる感情に従って生きることの方が多いのではないでしょうか。

 

たとえば会社で上司に叱られた時はいかがでしょうか。

腹が立ったり、悲しくなったり、時には反論したいかもしれません。

だけどここで冷静になれば状況を良くすることができます。

これと同じように才能が見つからないのは、

 

「どうせ大したことじゃない・・・」

「こんなの他の人だってできることだよ!」

「やっぱりさっきのは偶然だったんだ・・・」

 

こんな風に才能の源泉に出会えても、

感情に流されてしまって気付くことがありません。

また仕事などで感情を抑圧して生きていく習慣が付いてしまうと、

楽しいことや嬉しいこと、最高だと思える感度も鈍ってしまいます。

いまひとつ才能の源泉に出会えてもピンとこないのです。

 

 

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ネガティブ思考の近くにある才能の源泉

 

才能と感情とは深い関係にありますが、

とりわけネガティブ思考になるのにも理由があります。

よく上手い人ほど自分に満足できないと聞きませんか?

常に上へ上への意識があるのでいつも不満ばかりになるのです。

 

  • 歌が上手い人は、常に自分の歌に満足しきれません。
  • 文章が上手い人は、常に自分の文章に疑問を抱きます。
  • 絵が上手い人は、常に自分の絵が変じゃないかと疑います。
  • 料理が上手い人は、常に自分の味付けに物足りなさを感じます。

 

常にネガティブ思考と隣り合わせだったりするのです。

このような感情を抱いて自分を許せなかったりするのです。

なぜなら本人にとって大切な世界だからそう思ってしまうのです。

中途半端な関わりが許せないという美意識があります。

 

このように自分が許せないと感じるネガティブ思考の近くには、

それが見つかりそうになると感情がかき立てられてしまいます。

それは言い換えると才能が近くにあるというサインでもあります。

 

 

自分の中にある闇の先にある光の存在

 

ついついネガティブ思考になりやすく、

それに悩んでしまう人はそんな感情を嫌うかもしれません。

 

だけど才能と感情には深い関係があり、

そしてネガティブ思考の近くには才能が眠っています。

ここで僕自身の事例をご紹介したいと思います。

 

僕が2008年12月の頃でした。

借金300万近くあって貯金はほぼゼロで無職の状態。

1人暮らしをしていたので生活ができなくて実家に引きこもり、

実家には父親だけがいたのですがその父親から煙たがられてました。

 

「何しに戻ってきたんならぁー!!」

 

たまにこのような罵声を飛ばされていました。

風呂、トイレ、台所、洗濯など生活の当たり前のことを家ではできず、

夜22時以降は部屋のブレーカを落とされて真っ暗にされてました。

2階の部屋にいると1階の茶の間から、

 

「ドーン、ガシャーン!」

 

と何かを激しく叩く音などもよく聞こえてきました。

そのため、床に耳を当てて様子を伺う習慣が身についてました。

また夜中に部屋から出る時は、歩く時の床の物音に意識を集中してたので、

物音を立てない歩行の仕方をほぼマスターするくらい上達してました。

どの床が音が立ちやすく、どの床がどのタイミングで危険化など、

その日の床の状態が、温度や湿度など何となく肌で感じられました。

 

このような状況の中、

来月には車のローンで40400円を支払わないといけない・・・

それどころか通帳には1000円すら入ってない状態で、

財布の中身もまた、100円玉が数枚入っている状態でした。

つまり今日食べることすらままならない窮地に立たされてたのです。

 

もう深い悲しみやこの先の不安など、

ネガティブな感情がどんどん自分に押し寄せてきました。

もう逃げようがなくて苦しくて苦しくて仕方がありません。

そこでいきなり深い絶望が僕に襲ってきました。

頭を抱えて床に這いつくばり、

 

「誰か!助けてくれー!!」

 

心の中で叫んでました。

そんなの誰も助けてくれるわけがありません。

しばらくその苦しみを感じ続けていると、

なぜかやる気というか生きるエネルギーが湧いてきました。

 

「やるしかない!」

 

この時、僕の心は強くそう思ってました。

これと自分の才能とどう関わりがあるかなんて今でもよく分かりません。

だけど何もないことに気付き、深い絶望感を味わい、

こうした本当の意味でゼロリセット状態に戻ったことにより、

自分の中にわずかに残っているものが見えてきます。

 

僕がそこで見えたのは「勇気」でした。

 

じゃあこの勇気と才能とどう関係するのでしょう。

アーティストでGACKTは誰もが知っている有名人ですね。

ある動画を見た時、彼は自分が誰よりも不器用なんだと言ってました。

だから他人よりも圧倒的に多くの練習や回数をこなしていくそうです。

よくテレビなどで身体の柔らかさや腹筋の割れた身体を披露しますが、

これは何よりも彼のネガティブな側面から生まれた才能ではないでしょうか。

 

悔しい、悲しい、辛い、苦しい、腹が立つ、許せない・・・

だからこそ底力のようなエネルギーへと変換されるのではないでしょうか。

こうした深い深いネガティブな側面へととことん落ちていく。

 

そこから才能の源泉を拾い、そこから這い上がってこれるのです。

 

僕達は自分の才能が分からないとか、

自分には才能がないから人生を変えることはできないとか、

自分の人生なんて所詮はその程度だから無難に生きようとか、

途中で諦めてしまうことがありますが本当はそこからが勝負なのです。

これが自分の中の闇と向き合って、光を見出すことです。

 

 

今の苦しさがやがて道を切り開いていく

本日のまとめ:

  • 才能が見つからないのは感情に関係があった
  • ネガティブ思考の近くにある才能の源泉
  • 自分の中にある闇の先にある光の存在

 

やらなきゃいけないことがたくさんある方が、目の前で苦しいことが一杯ある方が、自分に返ってくるものがたくさんある

GACKT

 

実は先ほどの項目でお伝えしたことは、

ネガティブの究極の状態とも言えるほどです。

このような極限状態はそう簡単には経験することはないでしょう。

となると極限状態を経験できなければ人生を変えられないのか?

と言われるとそういうわけではありません。

 

確かに物事が思い通りにいかず、

追い込まれることで自分の中の闇と正面から向かざるを得なくなり、

そこから光の存在に気付いて人生が変わるのは確かです。

 

絶望や苦しみは、光の存在に気付くための兆候なのです。

 

このような経験などない・・・

そんな人が大切にすべきことはたったひとつです。

 

迷った時は苦しい方の選択をする。

 

これはどういうことかと言うと、

僕達人間は楽を求めるのでどうしても楽な方へと行きます。

誰だって苦しいことなんてしたくはないですよね。

 

だけど人が成長するというのは、

ある意味、今の自分から脱皮しなくてはならないのです。

そしてその脱皮の瞬間というのは大概が苦しかったりします。

なので迷った時は苦しい方の選択をするのです。

こうしてネガティブな側面と向き合っていくことです。

 

だからと言って闇雲に苦しい方を選択しないで下さい。

なぜなら、そういう時期というのは自然とくるものでもあるからです。

僕だって望んで今回お伝えした状況になってわけではありません。

というよりは人生で絶対に味わいたくなことでした。

 

だけど普段の日常で面倒だと感じることにあえて向き合ってみたり、

楽して簡単にやりたいこととは逆のことしてみるなどできることはあります。

スポーツだって自分が苦しい練習を積み重ねるからこそ上達できますね。

シンプルにそういうことなのです。

 

ネガティブ思考を無理に改善しようとせず、

上手く自分の感情と付き合って才能が見つかることを祈っています。

 

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