本当に役立つ資格があるのか分からなくなった人へ
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資格って本当に転職に役立つのでしょうか。
中には簡単に取れるもので人気資格なんてものもあります。
色々と考えると資格を取る意味が分からなくなってきませんか?
僕の友人で公認会計士の資格を取るために、
営業職の正社員を辞めてフリーターに戻った人がいました。
最初はかなり意気込んでいて通信教育で勉強していました。
僕も手元に届いた教材を見せてもらったのですが、
分厚い本が何冊もあって公認会計士の資格を取るということは、
余程の覚悟がなければできないなと意味も分からず思いました。
つまり僕はそれを見ただけで面食らってしまったのです。
更に一冊を手に取り中身をパラパラめくって見てみたら、
同じ日本語なのに書いてある内容の意味が理解できませんでした。
「こんなもんやるんか・・・」
と驚かされてしまたのですが、その友人は1年も経たぬうちに、
机に置かれた教材は放置されてゲームのコントローラを握ってました。
僕もそうですが資格を取ろうと思っているとなぜか上手くいかないのです。
自分にとって本当に役立つ資格って何なのでしょう。
どんな資格を目指せば上手く転職することができるのでしょうか。
(前回は、資格があれば転職に有利?資格やスキルとは違う本当の強みにて、
資格で転職に有利しようとするより本当の強みについてお伝えしました。)
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資格スクールの宣伝文句に踊らされない
僕やその友人が資格を取ることができずに挫折してしまったのは、
友人の場合は超難関な資格に挑戦してしまった理由もあると思いますが、
他にはある共通した理由がありました。
それは自分のビジョンが明確になっていなかったことです。
資格は持っていると立派になれるような錯覚に見舞われたり、
更には広告やパンフレットなどで魅了されるような宣伝文句。
このような外部の情報に完全に踊らされていました。
気を付けないといけないのは外側の情報を頼りにしてしまい、
どれが良いのか一生懸命に考えて考えて答えが出なくなることです。
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やがて絞り出した答えもまた疑問に感じて途中で挫折してしまうのです。
目的が明確でなければ達成は困難になってしまうでしょう。
資格は確かにあるに越したことはない
とは言え、やはり資格はあるに越したことはないと思います。
面接の時に資格があると面接官の顔色が変わります。
「○○の資格をお持ちなんですね」
履歴書の資格記入欄でアピールもできますし、
面接の時でも資格をアピール材料に使うこともできます。
資格は持っていると役立つことは確かだと思います。
ただ希望している仕事にマッチしている資格であることと、
簡単に取れてしまうような資格では説得力がありません。
役立つからと資格のことばかりに意識を向け過ぎてしまうと、
転職に有利になりそうな他の方法を見落としてしまいます。
資格とはあくまで自分の目的を達成するための手段なのです。
大切なのは自分がどうなれば心から納得できるのかを明確にして、
そこから具体的にどのような仕事を選べば理想に近づけるのか、
その理想に近づくためのひとつの手段として資格を活用すべきです。
資格の欠点は経験がなくても取れてしまうこと
資格は実務経験がなくても取ることができます。
中には実務経験を問われるものもあるようですが、
ほとんどの資格を取るのに実務経験を問われることはありません。
ですがこの実務経験がなくても取れてしまうことが落とし穴なのです。
なぜなら企業が転職者に求めているのはまさしく実務経験だからです。
資格というのはあくまでも最低限の知識を有している程度です。
本当に役立つ資格と言うのは実務経験以外の何者でもありません。
それは知識が豊富でも経験がなければ説得力がなく、
言葉は雑でも経験が豊富なら人を納得させられることからも、
それはもはや考えるまでもない事実ではないでしょうか。
資格の欠点をよく頭に入れておくことが大切です。
望みを叶えるのに資格は必要ない
いかがでしょうか。
自分の望みを叶えるために資格という存在は、
そこまで重要なものではないとお分かりいただけたでしょうか。
そこまで重要でないのに、そこに意識が囚われてしまうことによって、
自分が何がしたいのか分からなくなってしまうのです。
それはどうなりたいかの軸がブレてしまっているからです。
それよりも自分が本当はどんな生き方をしたいのかをイメージして、
それを実現するのに最も近いであろう仕事をピックアップして、
その実現の助けとなるのが本当に役立つ資格選びではないでしょうか。
望む生き方ができることを祈っています。
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