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パワハラから逃れて転職先でも繰り返さないための成功の秘訣

 

せっかくパワハラから逃れて転職したのに、

また転職先でもパワハラに合うなんて想像しただけで嫌ですね。

だけど現実は何が起こるか分からない以上は油断はできません。

そのためには、どんなことに気を付けなければいけないのでしょうか。

 

転職先でも同じようにパワハラで悩んでしまう場合、

それは心の問題を乗り越えられていないからかもしれません。

 

たとえば敵をつくりやすい人がいるとします。

そうした人は新しい環境に移っても敵をつくろうとします。

起こった出来事に対して、攻撃されたと思い込んだりするのです。

 

なぜそのような心の問題が起きてしまうのかと言うと、

同じ出来事でも人によって解釈の仕方が異なるからです。

Aさんにとっては、何でもないただの出来事だったとしても、

Bさんにとっては、自分のことを陥れようとしたと思ってしまうのです。

 

このような心のメカニズムが働いてしまうことで、

心の問題を乗り越えられていないと別の環境でも同じ現象が起きてしまいます。

あなたがパワハラで転職を考えているのでしたら、

少しこのことに意識を向けてみることで良い転職ができる可能性を高められます。

 

(前回は、上司のパワハラ対策6つ-平穏な日常を取り戻すためににて、

耐えるだけでなく上司のパワハラ対策の基本的な戦略をお伝えしました。)

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大人のいじめは逃げ場がない

 

パワハラとは役職を持った人間がそのパワーを利用して、

部下である社員に必要以上の圧力を掛けて精神的苦痛を与えることです。

気の弱い人間であっても権力が備われば傲慢にもなりやすいと言えます。

いえ、むしろ気の小さい人間の方が抑圧した気持ちが出てしまうのかもしれません。

 

それは、

役職という権力を自分の力そのものと誤解してしまうからです。

 

大人のいじめは子供のいじめと違い、

逃げるという選択が極端になく、それによって耐え難い苦痛を受けます。

子供のいじめであれば、学校を休んでも生活には響きませんし、

どうしてもダメなら転向という選択もあります。

 

ですが、

大人のいじめとなると生活は掛かっているし、

転職となるといろいろと面倒なことが多いので、

いざ動こうとすると途中で挫折してしまうことも多いのです。

 

大人のいじめとなれば、

転職や休職などしようものなら、

 

「我慢が足りない」

「アイツは逃げている」

 

など周囲から思われてしまうこともあります。

また自分自身でも世間一般のイメージが定着してしまっているのか、

仕事はどんなに辛くても我慢してやり通さなければいけないと、

その思いが心のどこかにあり、なかなか行動を変えることができません。

 

僕自身、我慢することで仕事をこなしている気になっていました。

なぜなら我慢をやめたら自分には価値がないと思い込んでいたからです。

 

  1. 会社には実際に逃げ場がない
  2. 自分自身の思い込みに縛られている

 

この2つの理由から、

パワハラを耐え続けるケースもあるのだと思います。

だけど本当は辛かった逃げてもいいことを知るべきでもあるのです。

 

 

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最初は小さなきっかけに過ぎなかった

 

パワハラはなぜ深刻化していくのでしょうか。

どんなことでも最初は小さなきっかけに過ぎなかったはずです。

 

転職先で同じようにパワハラを繰り返さないようにするためには、

この最初の小さなきっかけを思い出して自分を見つめる必要があります。

 

なぜなら、

パワハラ被害者の方にとって受け入れ難い事実かもしれませんが、

パワハラを受けるのは被害者自身に何らかの理由があるからなのです。

 

これは決してあなたを責めて言っているのではありません。

それに起きてしまったことはどうしようもないことだと思います。

大切なのは、その理由を見つめ直すことで未然に防げるということです。

 

冒頭でも触れたように、

同じ出来事でも人によって解釈の仕方が異なるのからです。

Aさんにとっては、何でもないただの出来事だったとしても、

Bさんにとっては、自分のことを陥れようとしたと思ってしまうのです。

 

最初の起きた出来事をよ~く思い出してみて下さい。

なぜそのとき、あなたはそのように感じたのでしょうか?

 

この最初の小さなきっかけを見つめ直すことが、

転職して成功するための唯一の方法ではないでしょうか。

 

ここのところを見つめ直さずして、

外部の力に頼ろうとしても残念ながら望んだようにはいきません。

それはあなた自身も十分に身に染みて経験しているのではないでしょうか。

僕は社内の相談窓口に相談しても「お前の勘違い」で片付けられました。

結局のところ自分のことは自分でやるしかないのです。

 

 

被害者側の心の問題

 

よくいじめを受けるのは、

いじめられる側に問題があると聞きますね。

それは被害を受けている立場からすると、

 

「ふざけんな!」

 

と言いたいところかもしれませんが確かなことでもあるのです。

加害者は被害者の何かが気に入らないからいじめるのです。

とても理不尽なことかもしれませんが人間関係そのものが理不尽と言えます。

何を言ったかではなく、誰が言ったかで決まることってありますよね?

どんなに正当なことを言っても、言った人で決まってしまうのです。

 

被害者が改めるべきことは、

人間関係なんてものは理不尽なもので正当性は通用しない世界である。

このことを受け入れて人と接していく覚悟を持つことです。

 

決して歪んだ見方をしろと言っているのではありません。

今までの考え方では上手く人付き合いができないのであれば、

 

自分から考え方を変えていくことが実は非常に生きやすい。

 

ということを身を持って知ることが大切だということです。

そのために今まで自分がどんな考え方で人と接していたのか?

そのことに気付いて、そのこだわりを捨てる覚悟が大切です。

そうすることで転職して成功する確率も上がるでしょう。

 

 

加害者側の心の問題

 

一方で加害者側の心の問題と言ったら、

そこにはどんな問題が潜んでいるのでしょうか。

 

ついパワハラをしてしまうというのは、

権力を利用しなければ人を動かすことができないからではないでしょうか。

 

要するに自分という一人の人間としてやっていけないのです。

きっと最初からパワハラをするような性格ではなかったはずです。

仕事を頼んだときの社員の嫌そうな態度や、

裏で陰口を叩かれていて社員に対して信用できなくなったりと、

人を信用できなくなってしまったことも心の問題としてあるのではないでしょうか。

 

それでもある人には普通に接することはできるけど、

ある人にはパワハラをしてしまうというケースが多いと思います。

 

そこには、加害者の過去に負った心の傷に被害者が触れてしまったから。

その理由で人によって態度に違いが出てしまうことになるのです。

社員がとった行動や言葉が、あのときの傷付いた過去と似ている場合、

もう二度と繰り返さないために圧力という方法で解決しようとする。

それがパワハラのひとつの側面ではないでしょうか。

 

 

転職で成功するには自分を見つめること

 

以上のことから、やはり自分を見つめることが大切だと思います。

自分にも問題があるなんて認めるなんて苦しいかもしれませんね。

それは嫌いなヤツを受け入れることと同じくらい耐え難いかもしれません。

 

たとえば苦手な人を思い浮かべて、

その人に向かって「私はあなたを受け入れます」と心の中で行ってみて下さい。

なんて言われても心の中でもの凄い抵抗感が出てくると思います。

 

パワハラをしてきた人間を受け入れる必要はありませんが、

せめて自分の中にある心の問題は見つめ直して受け入れることが大切です。

そうすれば同じことを繰り返さないよう根本的な対策を練ることができます。

 

それどころか、

人生のあらゆる場面であなたにとって大きな力となるでしょう。

 

良い仕事ができることを祈っています。

 

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